和歌山県産の大粒梅「古城(ごじろ)」で、来年用の梅酒を仕込みました!!
今年も、お店では、自家製梅酒を6月1日からお客さまにご提供しています
たこ梅の自家製梅酒の特徴は、梅をたっぷり使うので美味しくできあがるのはもちろんなんですが、つけた梅がぷっくりふくらんで、これが、また、旨い!ことです
ですから、、、
梅があるかぎり、梅酒のご注文をいただくと、梅の実を入れることにしています
2019年用の梅酒を仕込みました!
今、お出ししている梅酒は、ちょうど昨年の今頃につけた梅酒です
温度変化の少ない梅酒専用の床下収納(といっても1畳ほどもあります)で寝かせたもの
ちなみに、仕込み場をやり直すとき、自家製梅酒をつくることを想定して、梅酒専用の床下収納をつくってもらっています
さて、今年も、いよいよ、梅酒をつける時期が到来しました
で、昨日、つけたんですよね!梅酒を、、、
もちろん、来年用に仕込む梅酒も、和歌山県産の大粒梅「古城(ごじろ)」をつかいました
上の画像は、古城梅をひとつひとつ楊枝でヘタをとり、水洗いして水切りをしているところです
今回の古城梅も、和歌山でも有数の梅の産地である南部(みなべ)、印南(いなみ)地区で栽培された梅です
この古城梅をたっぷりつかって、あとは、ホワイトリカーと氷砂糖だけでつけます
ただ、梅の実がぷっくりふくれるためには、氷砂糖をまず半分量だけ投入
そして、様子を見て2週間後くらいに、残りの半分の氷砂糖をいれます
こうすることで、液の砂糖濃度がゆっくりと上昇するので、梅の実の水分が、浸透圧の関係で一気に吸い出されてシワクチャになることが防げます
ただ、2回に分けて氷砂糖をいれるので、床下収納に入れたり出したりと、手間はかかりますけどね
まぁ、美味しくしようと思ったら、手間はかかるものなのです!(笑)
さぁ、また、半月後くらいに残りの氷砂糖をいれたら、来年の6月に美味しい梅酒になるまで夏でも冷んやりとした床下収納で熟成させることにします
来年の梅酒も楽しみにしててね!!(^o^)v
関連記事
-
-
オバケ、、、といっても化けて出ません!美味しいですよ!(笑)
ヒュー、ドロドロドロォ~~~ ひぇーーー!で、でたーーーーー!! っていうと、オバケですし、
-
-
「牡丹牡蠣」の関東煮(かんとだき/おでん)はじめます
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 冬の人気者といえば、聖
-
-
180周年記念「しぼりたて純米大吟醸『百八十』」がお店で飲めますよ
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 180周年記念「しぼりたて
-
-
忙しくて花見にも行かれへん、、、ですよね!だから「今宵のお花見、ととのえております!」お店で、、、(^o^)v
そろそろ、お花見シーズンですね 桜も、ちらほら、咲き始めているところもあるようです ソメイヨシノ
-
-
お正月の三が日は、ご祝儀です!
お正月くらい、だれしも、ゆっくりしたいもの、、、 でも、来て下さるお客さまがいらっしゃる! お正
-
-
読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」さんに、道頓堀の たこ梅 本店が登場しましたよ!
道頓堀は、昔、ブロードウェイだった!! そんなことをテーマに、読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」さん
-
-
世界でたこ梅でした味わえない夏の超珍味「たこの子 甘露煮」始めます
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 今年は、少し早めに始め
-
-
7月の季節のお酒は「中取り」の 純米酒「透SUKI」!で、中取りっていうのは、、、
日本酒(清酒)って、醸造されたもろみを搾って、お酒と酒粕にわけられ、お酒の部分だけが清酒として出荷さ
-
-
春だけの味わい!「飯蛸(いいだこ)の甘露煮」を始めました!!
170年以上前から、毎日、毎日、瀬戸内のマダコを大釜で甘露煮にたいています 今朝も、もちろん、タコ
-
-
冬の瓜と書く「冬瓜」ですが、夏が旬!関東煮(かんとだき/おでん)はじめます
7月も半ばです 梅雨も、もうじきあけそうですが、いよいよ夏が旬!夏だけの関東煮(かんとだき/おでん