*

「最難関のリーダーシップ」(ロナルド・ハイフェッツら著)を購入です!

昨日、梅田のお店に行ったついでに、阪急梅田駅下にある紀伊國屋書店に立ち寄りました
そしたら、、、

出てました!!

うん、ソッコー、買った!!

「最難関のリーダーシップ」を購入しました!

で、買ったというのは、この本です

「最難関のリーダーシップ」(ロナルド・A・ハイフェッツら著)

「最難関のリーダーシップ」(ロナルド・A・ハイフェッツら著)

「最難関のリーダーシップ~変革をやり遂げる意思とスキル~」(ロナルド・A・ハイフェッツ、マーティ・リンスキー、アレクサンダー・グラショウ 著)です

「リーダーシップとは何か?」(ロナルド・A・ハイフェッツ 著)

「リーダーシップとは何か?」(ロナルド・A・ハイフェッツ 著)

私、以前、ロナルド・ハイフェッツの著書「リーダーシップとは何か?(Leadership Without Easy Answers)」を読んで、特に3つの概念に大きく影響を受けました

それは、次の3つです(訳語に関しては、邦訳書籍や邦訳論文等により微妙に異なります)

【技術的問題/技術的な課題】(Technical problem)
・解き方がすでにわかっている
・問題を解決するためにどのような技術を習得すべきかわかっている
・必ずしも簡単な問題とは限らない(が、複雑な数式がそうであるように既にある知識、技術を適切に使用すれば必ず解くことができる)

【適応課題/適応を要する課題】(Adaptive challenge)
・既存の思考様式では解決することが出来ない(難しい)
・個人や組織として思考様式をあらため、それに基づいて行動の修正を繰り返す必要がある

【オーソリティー】(Authority)
・権威、権力
・リーダーシップにおいては信用や信頼などから暗黙に与えられる影響力を発揮する
・受益者の信頼を損ねるとオーソリティーは下がるなど変動するものである
・明確なオーソリティーがあると序列により迅速な決定、行動を促す

実際、リーダーシップを発揮する中で、私が困難であるとおもっていることのひとつに、技術的問題としては捉えられない出来事がどんどん増えてきていることです
動的(ダイナミック)な複雑性、社会的な複雑性、出現する複雑性が入り混じったホントに「どうせーちゅーーーねん!?」っていう複雑な問題が増えていて、一見、正解に見える解決法をとったところで、問題を先送りしているか、別の所に問題を生み出してしまうからです

自分自身が問題の一部となっていて、解決しよう!と行動すること自体が、すでにある問題に影響を与え新たな問題を生み出す、、、
まさに、適応課題に取り囲まれているように思えてなりません

そんな複雑な問題、適応課題に取り囲まれる中、どんなリーダーシップを発揮すればいいのか、、、
きっと、ヒントが隠されてると思い今回の「最難関のリーダーシップ~変革をやり遂げる意思とスキル~」(ロナルド・A・ハイフェッツ、マーティ・リンスキー、アレクサンダー・グラショウ 著)の出版を楽しみにしていました

「最難関のリーダーシップ」(ロナルド・A・ハイフェッツら著)

「最難関のリーダーシップ」(ロナルド・A・ハイフェッツら著)

それが、本屋さんに並んでいたので、速攻、ゲットしたのです!!

とはいえ、今、まだ、こっちの本読んでます

「最難関のリーダーシップ」と「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」

「最難関のリーダーシップ」と「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」

こっちの本!っていうのは、8月から読んでいる「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー 著)です
発達理論をベースとして、個人と組織がどのように進化していくか?どんなシステムがそこに存在するのか?ということが実例を紐解きながら語られています
これ、ちょうど、われわれが行動探求(Action Inquiry)を活用しながら取り組んでいる先の姿を描かれている側面もあり、すごくおもしろい、、、
同時に、現在実践していることに対する示唆に飛んでいるので、おもしろいからどんどん、、、と簡単に読み進められなくなっています
実際にやっていることを考察したり、アイデアを膨らませたりしながら読んでいるので、通常の私の読書速度の数倍の時間をかけて読んでいます

で、やっとこ半分くらい読めたので、あと半分読み終わったら、こちらの「最難関のリーダーシップ~変革をやり遂げる意思とスキル~」(ロナルド・A・ハイフェッツ、マーティ・リンスキー、アレクサンダー・グラショウ 著)にとりかかろうかな?って思ってます
とはいえ、積ん読がたまってるので、スグにいけるかなぁ、、、^^;;;

ただ、今年中には読みたいと思ってます!(^o^)v

 

関連記事

チームの成長についての対話

「これからのリーダーシップ勉強会~チームの成長を促すためには?~」にスタッフさんと行って来ました!

道頓堀にある たこ梅 本店の和田さん、ホワイティうめだ地下街にある たこ梅 東店の岡店長と、毎月、1

記事を読む

つらい仕事が天職に変わる!(肥前利郎 著)を20冊まとめ買い

休業中に「つらい仕事が天職になる!(肥前利郎 著)」を読めるように配りました!

お店として小阪裕司先生が提唱される「ワクワク系マーケティング」に取り組んでいます このワクワク系マ

記事を読む

著書にキーガン教授のサインをいただきました!

ロバート・キーガン教授来日セミナー「VUCA時代に変化を恐れない組織のあり方とは」に行ってきました!

8月に、ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒーの共著「なぜ弱さを見せあえる組織は強いのか」が日

記事を読む

入門 インテグラル理論(鈴木規夫・久保隆司・甲田烈 著)

「入門 インテグラル理論」やっとこさ読み始めます

4年前の3月にビル・トルバート博士の「行動探究(Action Inquiry)」ワークショップに参加

記事を読む

経営リーダーのための社会システム論(宮台真司×野田智義)

「経営リーダーのための社会システム論」の視点は面白い!という読書感想文

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 経営リーダーのための社会シ

記事を読む

「エクサスケールの衝撃」(齋藤元章 著)

「エクサスケールの衝撃」(齋藤元章 著)とシンギュラリティーのインパクトは、、、

今年の元旦に書いたブログで、4月13日までに12冊の本を読む!と宣言しました 4月13日まで

記事を読む

「積ん読」になってる本(一部です)

てっちゃんの「積ん読」一覧です!!これでも、一部ですが、、、^^;;;(自慢にならない、、、)

昨日、ブログで、「サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福」(ユヴァル・ノア・ハラリ 著)を買ったけど

記事を読む

人間関係にあらわれる未知なるもの(アーノルド・ミンデル著)

中間報告~ミンデル本12冊のうち8冊目を読了しました~

昨年、アーノルド・ミンデルの本をまとめて12冊購入! 積ん読だったんですが、2月11日に「5月2日

記事を読む

個人と組織の発達に関する本や資料です

最近のマイブームは、「成人の発達理論」です!これ、仕事に役立つ予感、、、

流行(はやり)、マイブームっていう言葉がありますよね 私にも、ときどき、おとずれるようです!

記事を読む

リーダーが「何もしない」とうまくいく。指示ゼロ経営(米澤晋也 著)

リーダーが「何もしない」とうまくいく。指示ゼロ経営(米澤晋也 著)、買って来ました!

数日前、「指示ゼロ経営」というものを実践して、家業の地方新聞店を建て直し、それ以上に発展させてきた方

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

25人の購読者に加わりましょう
follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑