たこ甘露煮、たいてまーーーす!
公開日:
たこ甘露煮
昨日は、私が、タコたきの当番です
170年以上前、創業からの名物である「たこ甘露煮」は、数人のスタッフさんと私との当番制で、毎日、たいています
たこ甘露煮のたき上げ時間は30秒単位で調整
この日も、大釜で、瀬戸内のタコをたいていました
ただ、タコって、養殖はなくて、すべて天然物です
そのため、同じところでとれたタコでも、微妙に違いがあって、一緒にたいたタコがすべて、同じ時間でたき上がる、、、とは限っていません
この日も、こんな感じでたき上がったのですが、釜からあげて行くとき、一匹一匹、そのやわらかさを確かめます
すると、3匹だけが、ちょっと、まだ、かたい、、、
で、このかたさだと「あと3分半やな、、、」と思って、キッチンタイマーを3分3秒でセット!
そして、
「ぴぴぴぴぃ、、、、」
で、釜の火を止めて、やわらかさを確認すると、「うん、OKや!!」ってことで、この3匹もあげていきます
その最後にあげた1匹が、この写真のタコちゃんです
ちゃーーーんと、美味しく、やわらかーーーーく仕上がってますよ
味はもちろんですが、一匹一匹、その柔らかさを確かめながらたき上げていくのは、確かに手間です
そりゃ、時間はかって、いっぺんに上げる方が楽っちゃー楽ですからね、、、
でも、「このタコいけるかな?」「こいつはどうやろ?」って、タコと話をするようにしながらたいていく!たき上げていく!と不思議なことに、ちゃーーーんと、どのタコも、エエぐあいになってくれるんです
さぁ、今日も、この調子で、美味しくてやわらかーーーくタコたいて、お店に届けないとね!(^o^)
関連記事
-
-
山添村の春~灯台躑躅、カシの新芽、ハイゴケの配偶体、シロツメクサの花~
奈良の山添村にスタッフさんと自然農法の畑をやっています 毎月1回、一緒に畑作業に行くのですが、今は
-
-
170年間、たこ甘露煮たいてます!!生から、たき上げまで公開です!!
170年以上前の創業からの名物に「たこ甘露煮」があります 瀬戸内の真蛸を秘伝のダシでやわらかくたき
-
-
春だけの「飯蛸の甘露煮」も、もうじき終わりますよ!!
弘化元(1844)年からの名物「たこ甘露煮」は、瀬戸内のマダコを秘伝のダシでたいています そして、
-
-
飯蛸(いいだこ)のイボの間の汚れは、ザルで5秒とかからずキレイになります!
今日は、3月3日、お雛祭りですね でもやっぱり、朝から、たこ甘露煮をたきます ただ、今の春だけは
-
-
お絵かきは道具も大事!道具がいいと、ちょっとはマシに描けるようです
4月7日から5月18日まで、新型コロナで、全店舗休業していました その間、それまでとは違う仕事が増
-
-
たこ梅の1月2日の初釜は、大釜でたく「たこ甘露煮」です
1月2日は、書き初めやお茶、お花など、芸事の始まりの日です 日本一古いおでん屋「たこ梅」も、初釜で
-
-
今日の「たこ甘露煮」もやわからくたき上がりましたーーーー!!(^o^)v
今日も、朝から、アレたいてました! そうそう!アレです!! 瀬戸内海から届くやつ、、、 瀬戸内
-
-
170年以上、秘伝の継ぎ足しのタレで日々「たこ甘露煮」をたいてます
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 177年間、継ぎ足し継
-
-
日経新聞に載りました!が、新聞は、もうちょっと楽しいことで載りたいなぁ、、、^^;;;
たび重なる緊急事態宣言、時短営業要請で、創業170年以上で最大の赤字をかかえ崖っぷちの「日本一古いお
-
-
ええタコです!美味しい「たこ甘露煮」になります
毎日、真蛸を大釜でたいて、「たこ甘露煮」をつくっています 昨日も、たいていました ただ、、、
- PREV
- 4月の現場会議~新しいアンケートの項目をつくる~
- NEXT
- 店主の知らない関東煮・おでん「梅焼き」!
















