*

「たこ甘露煮」は、170年以上使い続ける秘伝の出汁で、毎日、たいてます!

公開日: たこ甘露煮

たこ梅の名物っていうと、鯨の舌「さえずり®」の関東煮(かんとだき/おでん)とアレです!

鯨の舌「さえずり®」の関東煮(かんとだき/おでん)

鯨の舌「さえずり®」の関東煮(かんとだき/おでん)

そのアレ、もちろん、毎日、大きな釜でたいています!

名物「たこ甘露煮」は、170年続く、秘伝の出汁でたきます!

たこ梅の「たこ甘露煮」使うマダコは、瀬戸内産です
瀬戸内海といっても広いので、ほとんどは、明石から淡路、讃岐(香川)でとれるマダコを使っています

秘伝の出汁の中、大釜でたかれるマダコ

秘伝の出汁の中、大釜でたかれるマダコ

そのマダコを創業から、毎日、毎日、継ぎ足しながら使い続ける秘伝の出汁でたいていきます
タコをたくと、出汁の中に、タコのエキスというか旨みというかが出てきます
それが濃厚に煮詰められた出汁で、また、翌日たく!
そして、新たなタコの旨みが加わる
そんなことを170年以上、繰り返してきます
だから、今も、最初の出汁が、何万分の一か、何十万分の一かわかりませんが、はいっているんでしょうね

タコはすべて、天然ものです!!

ところで、たこ梅の「たこ甘露煮」につかうタコは、すべて、『天然もの』です!!
って、実は、ぜんぜん、すごくありません(笑)
私の知る限り、タコって養殖はされてなくて、すべて、天然なんです

だから、使うタコの大きさは、ある程度そろえていますが、一匹一匹、個性が違う
人間も、ひとりひとり、性格も、手足の長さ、太り方も、さまざまでしょ?
タコも、おんなじなんです

たきあがった丸っぽの「たこ甘露煮」です

たきあがった丸っぽの「たこ甘露煮」です

そんなタコを大釜に放り込んでたきあげるんですが、当然、全部のタコが同じ時間ピッタリ!でたきあがる!!ってことはありません
それで、だいたい、目安となるたき上がる時間となると、一匹ずつ、様子を見て、たき上がったタコから取り出して冷ましていきます

これが、じつは、結構、手間なんです
ただ、この手間をかけないと、お客さまが「旨い!」「やわらかいなぁ~!どうやって、たいてるんや?」って言われる たこ梅の「たこ甘露煮」にはなりません
まぁ、手間をかけた分だけ、それだけ、美味しくなるんだと思います(^o^)

こうしてたき上がった丸っぽ一匹の「たこ甘露煮」は、お店で、丁寧に削ぎ身にされて串を打たれます
それで、普段、お客さまが見かけられる「たこ甘露煮」となって登場するわけです

創業弘化元年からの名物「たこ甘露煮」

創業弘化元年からの名物「たこ甘露煮」

そうそう、この「たこ甘露煮」ですが、辛子がメチャメチャきくので、控えめにつけて下さいね!!
そして、お酒やビールと楽しんでください!!(^o^)v

関連記事

桃侍くんが、タコたきのお手伝いに来てくれました

迎春用「たこ甘露煮」たきました!今年は桃侍くんがお手伝いに Σ(・ω・ノ)ノ!

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 迎春用のたこ甘露煮 12

記事を読む

錫の上燗コップ(左は錫の二合タンポ)

「父の日」は、ねぎらい、感謝の気持ちを伝える日。だと思います

2週間後、6月の第三日曜日である6月21日(日)は、『父の日』です 今年は、新型コロナでみんな

記事を読む

「まっぷる」さんの取材です

まっぷるさんが、ホワイティうめだの「たこ梅 東店」へ大阪のガイドブック掲載の取材に来てくれました!

旅のガイドブックをいろいろ発行されている「まっぷる」さん! ホワイティうめだ(地下街)にある たこ

記事を読む

週刊朝日2021年1月1-8日合併号

週刊朝日「コロナ禍で行ったつもり 47都道府県の逸品」で、たこ梅のお取り寄せ「5670おでんセット」を取り上げていただきました

ただいま、11月27日より「時短営業 46日耐久レース」真っ只中の日本一古いおでん屋 たこ梅です

記事を読む

たきあがった「たこ甘露煮」

たこ甘露煮、今日もたいています!!

弘化元年(1844年)に、たこ梅は、関東煮(かんとだき/おでん)と、たこ甘露煮の上燗屋として創業しま

記事を読む

大釜に真蛸をいれ、170年以上継ぎ足し使い続ける秘伝のタレでたき上げます

一年最後の仕事、迎春用「たこ甘露煮」を徹夜でたきあげる!

日本一古いおでん屋「たこ梅」の12月30日は、毎年、私の一年最後の仕事が待っています それは、

記事を読む

やわらかくたけたタコを釜からあげていきます

170年間、たこ甘露煮たいてます!!生から、たき上げまで公開です!!

170年以上前の創業からの名物に「たこ甘露煮」があります 瀬戸内の真蛸を秘伝のダシでやわらかくたき

記事を読む

お客さま、スタッフさんの命と健康を守るために1ヶ月間休業します!

たこ梅の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんこと岡田哲生です コロナウイルス感染防止のため休業しま

記事を読む

Vensimの画面

ループ図を書くのにVensimというソフトを初めて使ってみました

コロナで世間も、たこ梅も大変な状況です 店は、4月7日から全店休業しているのに、人件費や家賃、固定

記事を読む

産経新聞2018年9月13日朝刊「語り場 もず唱平さん」の記事

産経新聞「語り場 もず唱平さん」に道頓堀 たこ梅本店が載ってます!

昨日、2018年9月13日の産経新聞朝刊、「語り場」というコーナーで作詞家の もず唱平さんが取り上げ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

26人の購読者に加わりましょう
follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑