*

発達理論の関係の本を最近よく読む理由(わけ)

うちの店「たこ梅」は、飲食店です
で、五代目店主の私ですが、最近、よく読むのが発達理論関係の本です

スタートは「学習する組織」です

平成20年9月のリーマンショックを経験して、いくらお店の人たちががんばっても、自分ががんばっても、いきなり、自分たちのセイじゃないのに、とんでもないことが起こって、迷惑だけは被る、、、ってことが実感としてわかりました

地震だってそう、新型インフルエンザの流行だってそうです
べつに、うちの店の人のセイでもなけりゃ、わたしのセイでもないけど、お客さまが減ったり、、、というか街全体から人が減って、売上は下がります(あ!でも、家賃も水道光熱費も下がりません:笑)

「学習する組織」(ピーター・M・センゲ著)

「学習する組織」(ピーター・M・センゲ著)

それで、リーマンショックのあとMITのピーター・センゲ博士が提唱する「学習する組織」という考え方を知り、「これやったら、リーマンショックがあっても、地震があっても、百年後に『たこ梅』あるわ!!」って思いました
いろんなことは起こります
それでも、それに向き合って、メンバーさんたちと一緒に、今、この瞬間から未来を創っていく考え方
そのためには、認知の限界を超えるためにシステム思考が必要だったり、共有ビジョンを持っていたりと、基本として必要になるって、その「学習する組織」の考え方で語られています

この学習する組織を構築するために有効なメソッドとして、「学習する組織」の翻訳者でもあるチェンジ・エージェント社の小田理一郎さんが、ビル・トルバート博士の「行動探求(Action Inquiry)」を紹介されました

「行動探求(Action Inquiry)」(ビル・トルバート著)

「行動探求(Action Inquiry)」(ビル・トルバート著)

もちろん、この本も読みましたし、ビル・トルバート博士が来日された3日間のワークショップにも参加しました

ビル・トルバート氏とツーショットで記念撮影です

ビル・トルバート氏とツーショットで記念撮影です

ワークショップの時の話はこちらのブログをご覧下さいね!
→ ビル・トルバート博士の行動探求(Action Inquiry)ワークショップに行って来ました!

先日も、たこ梅で、行動探求(Action Inquiry)を活用するためチェンジ・エージェント社の小田理一郎さんをたずね相談にも行ってきました

チェンジエージェントさんのオフィスに来ました

チェンジエージェントさんのオフィスに来ました
左から、てっちゃん、江口潤さん、小田理一郎さん

このときの話はこちらのブログで!!
→ 行動探求の現場での活用についてチェンジエージェントの小田理一郎さんに相談に行ってきました!

発達理論関係の本を最近よく読む理由(わけ)

このビル・トルバート博士の「行動探求(ACTION INQUIRY)」を読む中で、成人の発達理論というものを知りました
「行動探求(ACTION INQUIRY)」も、成人の発達理論というのがベースのひとつになっています

学習する組織を構築する中で、スタッフさんとコーチングや会議ファシリテーションなども活用しながら、いろいろたくさん関わってきています
その中で、関わりが上手くいくときと、ほどほどのとき、そうでもない時やまったく上手くいかないことがあるのには気づいていました

「行動探求(ACTION INQUIRY)」を読んだこと、ビル・トルバート博士のワークショップに参加したことがきっかけで、「ひょっとしたら、お互いの発達段階がちがってて、それをお互い知らんまんまでかかわってるから、上手くいかへんのとちゃうやろか?」って思ったんです
別に、これが、すべての要因とは思いません
ただ、この視点をもって、そして、発達段階や発達論理を理解してお互いがかかわれたら、もっと違う未来が創造されるんじゃないだろうか?って思うんです

っていうのも思ったのと同時に、正直、私の「直観」が、「発達理論勉強して、つこうてみーや!」って言うんです(笑)
で、ちょっと、発達理論勉強してみようと思いました

ネットで、成人の発達理論をググると「ロバート・キーガン、オットー・ラスキー、カート・フィッシャー、ケン・ウィルバーとかとか名前が出てきます
日本人だと、加藤洋平さんの名前も出てきました

とりあえず何冊か買って読み始めました

発達理論の本

発達理論の本
ロバート・キーガンら、加藤洋平、カート・フィッシャーら

ビル・トルバート博士の名前もでてきましたが、まずは、行動探求(ACTION INQUIRY)を読んだので、次に、ロバート・キーガン博士の「なぜ人と組織は変われないのか」と加藤洋平さんの「なぜ部下とうまくいかないのか」を買って読みました

ちなみに、今は、ちょっと違う方向で、エドガー・シャイン博士の「組織文化とリーダーシップ」なんていう本を読んでいます ^^;;;

さて、先日、カート・フィッシャー博士らの「成人の知的発達のダイナミクス」っていう私が読んで理解できるのかどうか怪しい本も届きました、、、

わかるわからないはおいといて、まず、いっかい、このあたりの発達理論関係の本を読んでみます
そして、どう、仕事の中で、学習する組織構築のなかで使っていくかを考えて、できるとっから実践していこうと思います
今日も、がんばるよーーーーーー!!!(^o^)v

関連記事

「真経営学読本」(福島正伸 著)

「真経営学読本」(福島正伸 著)は、人生が豊かになる本の一冊であると思います

先代社長が亡くなり、突然、10年以上つとめた会社員を退職、たこ梅を継いで17年目になります そ

記事を読む

店長会議で意見交換中

3月の店長会議~コロナ騒動の今だからこそできることもある~

今週、3月の店長会議をやってました コロナウイルス騒動でキタもミナミも、以前より人が少ない 話題

記事を読む

なぜ部下とうまくいかないのか(加藤洋平 著) なぜ人と部下は変われないのか(ロバート・キーガン著)

成人の発達理論を知りたい!「なぜ部下とうまくいかないのか」(加藤洋平 著)を読みました!

やっと、ロバート・キーガン、リサ・ラスコー・レイヒー 著の「なぜ人と組織は変われないのか」を読み終え

記事を読む

本をならべるのは、てっちゃんのお仕事です

たこ梅文庫の書架を増設して整理完了!スタッフさんへの貸し出しもスムーズになります!!

たこ梅では、スタッフさんに本の貸し出しをやっています また、スタッフさんは、本を読むのも仕事なんで

記事を読む

3人で、勉強会後の「ふりかえり」です

12月の「これからのリーダーシップ勉強会」にスタッフさんと行ってきました!

たこ梅は、「関東煮(かんとだき/おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋®です 170年以上前から、、

記事を読む

たこ梅 北店の北川さんと現場面談です

そうだ!現場面談やろう!!3月から始まりましたぁ~

毎月やってるいわゆる定例の会議っていうのが、たこ梅には2つあります ひとつは店長会議で、もうひとつ

記事を読む

英治出版の田中さんが、事務所まで、「学習する組織」入門を持ってきて下さったんです!

「学習する組織」入門を英治出版の田中さんが、事務所へ持ってきてくれはりました!(*゜д゜*)

いやー、びっくりしました、、、 数日前になりますが、朝、メールが届きました ところで、昨年、

記事を読む

4枚組のCDで実践する「マインドフルネス瞑想ガイド」(J.カバットジン著)

4枚組のCDで実践する「マインドフルネス瞑想ガイド」(J.カバットジン著)を買ってみました!

昨年の10月31日、11月1日と2日間にわたって、グーグルなどで実践されているマインドフルネス瞑想の

記事を読む

まんがでわかる「99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」(河野英太郎 著)

「まんがでわかる 99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」(河野英太郎 著)をたこ梅文庫に追加です!

たこ梅には、「たこ梅文庫」と呼んでる書架があります 日本の古典、禅語、マーケティング、歴史書、心理

記事を読む

プロジェクト・デザイン・パターン、パターン・ランゲージ、複雑系入門(井庭崇ら 著)とプロジェクト・デザイン・パターンカード

「プロジェクト・デザイン・パターンカード」買っちゃいました!社長のアカデミー賞2017グランプリホルダーがスゴイ!っていうもんだから、、、

この前、フェイスブックを見てたら、ある記事が目にとまりました たこ梅では、小阪裕司先生が提唱される

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

25人の購読者に加わりましょう
follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑