たこ梅本店も載っている「味なメニュー」(平松洋子 著)が出版されました
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取材・記事
ちょうど、4年前の11月1日、エッセイストで作家の平松洋子さんが、たこ梅に取材にお見えになりました
いろんな飲食店のメニューから見え隠れする文化をジンジャーエールという文芸誌に、エッセイを書かれているそうだ、、、
それが、この11月、一冊の本「味なメニュー」(平松洋子 著)として刊行され、一部、たこ梅も頂戴しました
4年前の取材の様子
平松洋子さんは、相当にまじめで、熱心な方のように感じた
まず、資料がそろっているということで、道頓堀の たこ梅 本店ではなく、事務所の方にお見えになった
そこで、たこ梅に関する資料や関東煮(かんとだき/おでん)、たこ甘露煮の文献などをつぶさにご覧になっていた
私も、代々聞かされていることなど、いろいろお話ししたことを覚えています
そうそう、平松さんは、興味が湧くと前のめりに突っ込まれるような姿勢になって、どんどん質問されます
だから、すごく熱心で、真摯に「メニュー」というものに向き合っておられるんだ!って感じたんですね
そうして、事務所での取材が終わると、今度は、道頓堀の本店に移動です
そこでは、もちろん、お店のメニュー、そして、商品や店内、店外風景の撮影も、、、
そうする中で、10数ページにわたる たこ梅 のメニューについての原稿のネタが収集されていきました
そして、冒頭の写真にある「GINGER L。(ジンジャーエール)」の平松洋子さんのエッセイ「メニューは文学である。守る伝統、変わる品書き。一八四四年創業、大阪『たこ梅』」になりました
「味なメニュー」として出版
あれから4年、「GINGER L。(ジンジャーエール)」の出版元である幻冬舎さんから1本の電話
「以前、取材に協力いただたい平松洋子先生のエッセイが一冊の本になります。いいですか?」
もちろん、大歓迎!!
今、本屋さんに、平松洋子さんの「味なメニュー」が並んでいます
その22ページを開くと、、、
「道頓堀の品書き」というタイトルで始まる4年前に取材いただいたときの文章が目に飛び込んできます
そして、35ページまで、品書きに端を発して、関東煮(かんとだき/おでん)、たこ甘露煮、上燗の酒などに話は続きます
それだけでなく、100年以上続く間で、品書きがどう変わったのか、その中で、守るものと変えるものがあり、そこを分けるものは何か、、、
たこ梅の「軸」や「文化」にまで、迫っていきます
書店で、この「味なメニュー」を見かけたら、ぜひ、手にとって22ページを開いてみて下さい
そして、面白そう!なんて感じたら、そのまま、レジへ、、、どうぞ!(^o^)
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