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最近、「クリーン・ランゲージ入門」という本を読み始めました

公開日: 面談・コーチング, 気になる本

以前に買ったけど読んでない本、、、
結構、あります、、、
そんな本の1冊をふと読み始めました

「クリーン・ランゲージ入門」を読み始めました

積ん読で永らく放置プレイだった本の1冊にがあります

「クリーンランゲージ入門」(ウェンディ・サリヴァン、ジュディ・リース著)

「クリーンランゲージ入門」
(ウェンディ・サリヴァン、ジュディ・リース著)

言葉というのは、基本は、考えたり誰かに話しかける時に使います
その言葉、ほとんど、何らかの前提がかかっていたり広い意味で比喩がつかわれていて、すでに「そのもの」以外の意味づけがなされています
つまり、普段の言葉は、話し手も意識していない前提や喩えが入っている
もし、それが、一切入っていないクリーンな言葉で、相手に問いかけたら何が起こるのか?
そういった、前提や比喩を一切廃した「クリーン」な言葉で相手に問いかけを行おうというコーチングスキルです

普段の言葉は、気づきませんが、ほとんど前提や比喩が使われています

普段の言葉、意識していないので気づくこともありませんが、ほんと、前提や比喩が、ありとあらえるところに使用されています

ちょっと、例をあげてみますね
ライブホール「Zeppなんば大阪」の最寄り駅のひとつである地下鉄大国町の駅には、コンサートの日には、こんな看板がでます

地下鉄大国町駅のお断り書き

地下鉄大国町駅のお断り書き

Zepp Nambaへ起こしのお客さまへ
当駅は券売機が2台しかないため、お帰りの際は大変混雑いたします。
先にお帰りの切符をお買い求めいただきますようお願いします。

コンサートの終わった後は、一斉に帰る人が来て、切符を買うだけで並んでお待たせしてしまう
だから、着いた時に帰りの切符も買っておいて下さいという駅員さんの親切な気持ちから、これが、貼り出してあるのだろうと思います

ただ、、、
「当駅は券売機が2台しかないため」ってありますよね
ここには、ある前提がかかっています
お気づきかもしれませんが、「2台しか」っていうことは、混雑するんだから、4台、5台あるいはもっとたくさん券売機があるべき、あるいは、あるとよかったんですけど、、、という前提がかかっています

前提をかけなければ、単に事実として「当駅は券売機が2台です」という表記になります
そして、

Zepp Nambaへ起こしのお客さまへ
当駅は券売機が2台です
お帰りの際は大変混雑しております。
混雑緩和のため、先にお帰りの切符をお買い求めください。
ご協力のほど、よろしく、お願い申し上げます。

くらいの表現になるかもしれません

比喩や前提をなくして問いかけるとどうなるのか?

比喩や前提をなくして問いかけるとどうなるのか?
本を読んでる途中なので、私なりの理解でお伝えします
ですので、「クリーン・ランゲージ」的には、ひょっとしたら、ちょっと違うとか、、、あるかもしれません
そのときは、ごめんなさい <(_ _)>

ですが、勇気をもって書いてみると、、、
この「クリーン・ランゲージ入門」という本を読んだ私の理解からすると、自分が物事を意識したり考えたりする時は、ひとは知らず知らずメタファー(隠喩)を使っています
そのメタファーを明らかにしていくことで、自分がどうやって考えているのかという「構造」を明らかにできます
また、そのメタファーが望む姿に向けて変わっていくと、現実の行動様式にも変容という影響をあたえることができる
そして、そのためには、話しかける側の前提や意図、意志、比喩で「汚染」されていなクリーンな言葉での質問を投げかけることが必要になります

今、3分の2くらい読んでいますが、なんとか、明後日までに読み終えよう!なんて思ってます
その理由なんですが、、、
このクリーンランゲージがスタッフさんとのコーチングや面談に使えそうな気がしています
そして、週末に「クリーン・ランゲージ入門セミナー」が大阪で開かれます
そう!その「クリーン・ランゲージ入門セミナー」の予習で、ちょっと、読んでおこう!って思ったんです

ってことで、あと3分の1、頑張って読みますね!!(^o^)v

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