11月もスタッフさんと行動探求(Action Inquiry)やってます
公開日:
行動探求・メンタルモデル, 成長・発達, 面談・コーチング
新型コロナで、4月からスタッフさんとの面談やコーチングセッション、会議も中断していました
4月、5月は休業してましたしね
そして、こういったものも、マスク着用でとか距離をとる、換気を増やすなど気をつけながら徐々に再開
行動探求セッションを再開
10月からは、スタッフさんとの面談、行動探求(Action Inquiry)のセッションも再開しました
行動探求(Action Inquiry)は、自分にとって不愉快だったり不都合だった出来事における「相手との会話」(←難しい会話と呼んでいます)を「難しい会話のマトリックス」シートをつかって紐解いていきます
行動探求で「ゆるむ」
不愉快や不都合な出来事といっても、大きな問題や悩みである必要はありません
ちょっとイラッとしたことやあーあ、、、と思ったことでいいのです
もちろん、例えば、仕事上の大きな障害であってもかまいません
いずれにせよそういった出来事における会話から、まず、自分の中にある枠組み(意識・無意識の前提/メンタルモデル)を明らかにしていきます
これだけでも、どうして、自分がそういう行動、反応をしたのかが明確になって、同じようなことが起きたときにも一息おいて対応できるようになります
われわれは、これを「ゆるむ」という表現をつかいます
自分の枠組みをシフトする
そして、次に、新たな枠組みを構築して、そこから、その出来事に向き合っていきます
上手くいかなかった出来事に対して、単に行動を変える(1時ループ学習)のではなく、その行動(反応)を起すことになった枠組み自体を変える、シフトしてしまう(2時ループ学習)のです
すると、その出来事に対する「見え方が」が大きく変わります
当然、同じ出来事に対しても取るべき行動が変わってきます
そして、起こる結果も変わるのです
こういうことをスタッフさんと毎月取り組んでいます
この積み重ねがひとつの「成長」なのだと思います
11月も行動探求やってます
今月も、スタッフさんと行動探求をやっています
昨日も、数人のスタッフさんと行動探求のセッションに取り組みました
以前は、不都合、不愉快な出来事のときの会話だけ持ってきてもらって、話を聞きながら、私が難しい会話のマトリックスを仕上げていました
でも、いまでは、多くのスタッフさんが、自分で、あるいは同僚と行動探求をやって難しい会話のマトリックスシートを作成してセッションにやってきます
昨日も、スタッフさんに難しい会話のマトリックスシートについて話を聞きながら、気になることを問いかけたり、気づいたことをフィードバックしながら、シートをブラッシュアップしていました
この行動探求をスタッフさんと始めて3年半が経過しました
話を聞いていても、以前と比べると、自分を客観的に観ることができるようになってきているのがわかります
新型コロナで、営業的には、お店はとても厳しいですが、この行動探求はスタッフさんの成長のためこれからも続けていこうと思います
さぁ、今日も、がんばります!!
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