*

月がわりの酒「熟成古酒」について小川杜氏が語ります

公開日: 酒・ビール・飲み物, 季節・旬

清酒を10年もの間、長期熟成した「熟成古酒」
搾りたてのころとは異なるまろやかでふくらみがあり、すーっとキレのよい上品な甘みも感じられるようになります

そんな熟成古酒は、毎年、3回以上、その品質と熟成度合いをタンクを開いて利き酒をします
そして、10年目の今年、味、風合い、バランスがこの上なくまとまり、ずっと面倒を見てきた小川杜氏が、世に送り出したお酒です

山田錦で醸した酒を10年寝かせた「熟成古酒」

山田錦で醸した酒を10年寝かせた「熟成古酒」

「熟成古酒」という清酒なのに琥珀色に染まる珍しいお酒

おそらく、こういう清酒があること自体ご存じない方も多いと思います
私も、知識で走っていましたが、口にしたのは今回が初めて

ほんとうに希少なお酒なのです

熟成古酒の魅力を教えてもらう

それゆえ、熟成古酒の魅力や美味しい飲み方を詳しい方に教えてもらうことにしました

それで、この10年熟成古酒を造った小川杜氏にお店においでいただき、お話をうかがったのです

熟成古酒の杜氏 小川さんと たこ梅北店の安藤店長

熟成古酒の杜氏 小川さんと たこ梅北店の安藤店長

新梅田食道街 たこ梅北店の安藤店長は、毎月の月がわりの酒を探して決める「酒担当」でもあります
それで、安藤店長がお店で小川杜氏にインタビューしながら、いろいろとお話をうかがいました

杜氏おすすめ「熟成古酒」の美味しい飲み方

小川杜氏によると、この熟成古酒は、その温度、そのまま、あるいは、冷やしたり温めたりすることで、その味わいが変化し、楽しめるお酒でもあるとのこと

【小川杜氏おすすめの「熟成古酒」の美味しい飲み方】
その美味しい飲み方としては、
・まずは、「ひや」でその素の味を楽しみ
・次に「ロック」で上品な甘さを味わう
・最後に「ぬる燗」でぶわっと広がるその味わいの深みを堪能
してもらうのが、この熟成古酒をあますことなく楽しめる飲み方だそうです

熟成古酒は1杯売りとボトル売りがあります

熟成古酒は1杯売りとボトル売りがあります

お店では、1杯売りとボトル売りがあります
1杯売りは「ひや」のみですが、ボトル売りの方は、1本で量もありますから「ひや」「ロック」「ぬる燗」でのご提供を承っております

そして、この熟成古酒、2020年燗酒コンテストの ぬる燗部門で最高金賞も受賞しているんですよ

小川杜氏の熟成古酒の話はYouTube動画で!

美味しい飲み方だけでなく、熟成古酒の魅力や開発秘話、また、美味しい大人のデザートにもなるという面白いお話もうかがっています

そのお話は、動画で撮影していてYouTubeの「たこ梅チャンネル」に投稿しています

たこ梅チャンネル Vo.4)熟成古酒の魅力を小川杜氏に、きいてみました」と

たこ梅チャンネル Vo.5)熟成古酒の美味しい飲み方、楽しみ方」の2本を投稿していますので、ぜひ、ご覧下さいね

動画を見たら、熟成古酒をお店で味わってね!

The following two tabs change content below.
たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

関連記事

竈門炭治郎くんが見守る「ねぎま」の関東煮(かんとだき/おでん)

「ねぎま」の関東煮(かんとだき/おでん)が始めました!

例年ですが、9月も半ばを過ぎると常連さんに「そろそろ、ちゃうん?」「まだか?」って言われる関東煮(か

記事を読む

「帆立貝(ホタテ貝)」の関東煮(かんとだき/おでん)

「帆立貝(ホタテ貝)」の関東煮(かんとだき/おでん)始まります

今年も、いよいよ始まります 北の冷たい海で、ゆっくり大きく育つ美味しい二枚貝 そう、ホタテ貝

記事を読む

「鯨ハリハリ袋」の関東煮(かんとだき/おでん)

毎年も1ヶ月たらずで売切れ!「鯨ハリハリ袋」の関東煮(かんとだき/おでん)始めました!

今年も、いよいよ始まりました!! 毎年、1ヶ月たらずで売り切れてしまうアレが、、、 さえずり®、

記事を読む

オバケ?尾羽毛?

暑いに日には、生ビールと身も心も涼しくなる「おばけ」が一番!?

6月も後半ですね 大阪の街には、半袖姿の人の方が多いくらいになってきました で、こんな暑い日

記事を読む

たきあがった「たこの子甘露煮」です

夏だけの超珍味「たこの子 甘露煮」、始めました!

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 今年も、いよいよ、、、

記事を読む

ビールも春!「桜」が満開です

ビールにも「桜」です!春ですね!!

大阪では、そろそろ、桜が満開のようです 難波の公園の桜です[/caption] 場所や

記事を読む

店主の知らない関東煮(かんとだき/おでん)「ミニトマト」

店主の知らない関東煮・おでん!「ミニトマト」編!

世の中には、知らない世界、、、があるといいます、、、 でも、たこ梅には、五代目店主(てっちゃん)の

記事を読む

岐阜の酒「三千盛(みちさかり)」と「杜氏の持ち帰り酒」

岐阜の遊学旅行で見つけた旨い酒、お店でメッチャ数量限定ですがお出しするようです!

先週、岐阜の長良川温泉へスタッフさんと1泊2日の遊学旅行に行った話をブログに書きました 楽し

記事を読む

10月の限定酒「灘の生一本」です

期間限定!兵庫県産山田錦100%の純米酒「灘の生一本」始まりました!たぶん、1-2週間くらいです、、、

関東煮(かんとだき/おでん)、たこ甘露煮に合うお酒は、これや!! って、飲み比べ、一本(1種類)の

記事を読む

淡竹を関東煮鍋でたいています

春だけの淡竹(はちく)の関東煮・おでんのお取り寄せ、あと5人前で終了です

日本一古いおでん屋「たこ梅」の雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 淡竹(はちく)の注文は明日ま

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑