雑草堆肥づくりの強い味方「フォーク」もやってきました!
公開日:
農業科・畑部
2019年3月にスタートした山添村(奈良)での自然農法の畑
スタッフさんと野菜部を結成し、月1回、大阪から車で1時間半かけて通っています
今月も、野菜部のスタッフさんたちと行ってきました
刈り取った雑草を雑草堆肥に
自然農法なので、農薬や除草剤は使いません
ですから、野菜部活動の始まりは、毎回、草刈りから、、、です
ただ、今回は、8月の野菜部のときに刈り方をかえたので、雑草は少なめでした
どうやったのか?
それは、こちらのブログに詳しいので見てね!
→ 9月の山添村 野菜部~雑草の成長点下の根を切る草刈りは有効だった!~
それでも、刈り取るとそれなりに雑草は出ます
7月の野菜部の時から、その雑草で「雑草堆肥」づくりにチャレンジしています
簡単に言うと、刈り取った雑草を畳1畳くらいの穴に少量の米糠、油かすと放り込みます
雑草が分解されて堆肥になるとき、微生物がタンパク質を必要とするので、そのスターターとして、米糠、油かすを混ぜるのです
9月の雑草堆肥作り作業
もちろん、今月も、刈り取った雑草を雑草堆肥にしていきます
今回、力強い助っ人を用意しました
それは、「フォーク」です
よくテレビなんかで干し草を移動するときに使ってるのをご覧になった方もいらっしゃる思いますが、食事のときに使うフォークのばかでかいようなやつです
これを雑草に突き刺して持ち上げたり、移動することが簡単にできるようになりました
さて、雑草堆肥のおおいをはらってみると、上部はいい感じに枯れていますが、底の方を見てみると、かすかにドブ臭さがあります
これは、酸素不足で嫌気性の微生物が増殖していると言うことを示します
ですから、上部と下部を入れ換えて、全体にまんべんなく空気(酸素)が行き渡るように「切り返し」ます
こうすることで、好気性微生物の増殖を促します
そして、切り返す古い雑草堆肥の間、間に、この日刈り取った新しい雑草を混ぜ込んでいきます
この切り返しの時も、フォークがあると作業がはかどります
フォーク、すげーーーーーーー!!!
最後は、雨が入らないように覆いをかけて完了!!
来年の春くらいには、しっかり熟成した雑草堆肥になっててほしいものです
毎月、様子をみながら、自然農法の畑同様、雑草堆肥もかわいがっていきます
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