9月の山添村 野菜部~雑草の成長点下の根を切る草刈りは有効だった!~
公開日:
農業科・畑部
今年の3月から、たこ梅のスタッフさんと「野菜部」を結成し、山添村(奈良)で自然農法の畑に取り組んでいます
雑草の草刈りは心が折れる
自然農法なので、除草剤などの農薬は一切使いません
となると、雑草が伸び放題となり、行く度に草刈りをします
これが結構重労働菜だけでなく、、、
7月の野菜部の時に、雑草ぼうぼうだったのをきれいに刈りました
↓ ↓ ↓
1ヶ月後の8月に行くと、、、
1ヶ月で、元の木阿弥です、、、
雑草を刈るのがたいへんというより、「毎回、これか、、、_| ̄|○ 」とまた繰り返すのを想像して心が折れそうになります
8月の野菜部では成長点下の根を切る草刈り
そこで、教科書のひとつ「三浦伸章 ガッテン農法」を調べると、ちゃんと、草刈りのコツが書かれていました
どういう風に刈ると、生えてこないかが書かれています
その草刈りの方法は、、、
鎌を土に滑り込ませて、茎の白い部分(この中に成長点がある)の下の根の部分で切り取るのです
こうすると、もう、再生してきません
8月の野菜部のときは、この成長点下の根の部分で刈るやり方でチャレンジしました
ただ、雨の少ない夏場は、地面の日よけ(水分がうしなわれにくくするため)とするために、草を真ん中当たりで刈って残すといいそうです
さて、今回は、この刈り方にチャレンジ!!
といっても、草ボーボーで時間の関係もあるので、草刈りの後、キャベツを植えることにしている2畝とサツマイモの苗が植わっているはず(草の下で未確認)の畝は、この方法で刈ります
残りの畝は、極力、この方法を使用しますが、時間がなかったら、根元当たりで鎌で刈ることにしました
9月に行ったときの雑草の様子
あれから、3週間たって9月の野菜部で山添村に行きました
自然農法畑の雑草はどうか?
確かに雑草は生えています
しかし、8月のときのようにボーボーではありません
畑の地面もちゃんと見えています(8月のときはジャングルで地面は見えなかった、、、)
前回の野菜部のときからは、途中で、何度も雨も降っているし、夏なので気温も高い
雑草が生えるには好条件です
でも、ボーボーには生えていません
雑草の地際、成長点下の根を切るやり方は有効だったようです
9月野菜部の草刈りはイネ科雑草に注意
雑草でも特にヒドイのがイネ科の雑草です
そして、秋は、イネ科の雑草が穂をつけその種をバラまく時期です
ですから、今回は、来年の草刈りが楽になるようとりわけイネ科の雑草に注意しながら草刈りを行いました
すっかり、キレイになりました!
そこで、いよいよ、新しい野菜の種蒔きや植え付けに取りかかります
つづく、、、
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