*

色白の聖護院大根が、だんだん、美味しく飴色に染まっていきます

公開日: 関東煮・おでん, 季節・旬

12月から2月下旬くらいまで、煮(た)くとメッチャうまい大根があります
いま、たこ梅の関東煮鍋にも浮かんでいるアノ大根です

初めは真っ白、色白な聖護院大根

人の頭ほどもある大きな京都の丸大根が「聖護院大根」です
キメがとってもこまかくてツルッとした食感にたきあがります
この聖護院大根、たこ梅のお皿にのっかてる時は、ダシが染みたあめ色してますが、初めはというと、、、

茹で上がった聖護院大根を流水でさらしています

茹で上がった聖護院大根を流水でさらしています

これは、一人前ずつに切り分けて水から茹でたところ
それを流水でさらしていますが、見ての通り、真っ白!チョー色白でしょ!!

だんだん、旨いダシの色にあめ色に染まっていきます

これをダシでまず下炊きします
この段階では、だんだんと色づいてくる
そして、下炊きのダシにつけたまま冷まします
そうすることで、冷める時にグッとダシが聖護院大根にしみていきます

出番待ちの聖護院大根の関東煮(かんとだき/おでん)です

出番待ちの聖護院大根の関東煮(かんとだき/おでん)です

これをバットに上げておきます
関東煮鍋に入る出番待ち状態です
ダシは染みていますが、まだまだ、これではお客さまに出せるじょうたいではありません!
そして、次に、関東煮鍋で本だきです
ここでしばらくたくことで、ホンマのたこ梅のダシが染み渡ります

聖護院大根の関東煮(かんとだき/おでん)

聖護院大根の関東煮(かんとだき/おでん)

こんな風に深ぁ~い飴色(あめいろ)に仕上がっていきます
こうなって初めて、お客さまからの「大根ちょーだい!」の声に応えられるわけです

常連さまがひと口たべたとき、
「大根たべてるいうより、ダシそのものを喰うてるみたいや!」
と、このトロける聖護院大根を表現されてました
いや、確かにそのとおりです!

今日も、ダシそのもを喰うてるような聖護院大根、ていねいに仕込んでいきますよ!!(^o^)v

関連記事

関東煮(かんとだき/おでん)用に仕込まれる松茸(まつたけ)

毎日、松茸の関東煮(かんとだき/おでん)を仕込んでいます!

今週から始まった秋の味覚の王者! そう、アレの関東煮(かんとだき/おでん)が始まったんです

記事を読む

「母の日」で関東煮(おでん)のお取り寄せを出荷です

「母の日」のおでん、無事、発送が完了しました!

ずーーーーっと休業中の日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 「母

記事を読む

毎日新聞2023年10月29日 味わう物語 開高健の小説『新しい天体』

10月29日の毎日新聞の記事に掲載されました

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 毎日新聞さんの取材 先月

記事を読む

初鰹のタタキ

「初鰹(初ガツオ)」のタタキ始まりました!

ゴールデンウィークを目前に控えて、昨日から、初夏を思わせる陽気の大阪です 初夏の季節というと、江戸

記事を読む

1年床下で寝かした自家製の梅酒です

今年も、床下で1年寝かせた自家製梅酒はじめます

今年も始めますよ だって、6月ですもの、、、 床下で1年間寝かせた自家製梅酒はじめます おばあ

記事を読む

牡丹牡蠣(ぼたんかき)の関東煮(かんとだき/おでん)

「牡丹牡蠣」の関東煮(かんとだき/おでん)はじめます

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 冬の人気者といえば、聖

記事を読む

キノコ満載!?店長の気まぐれ関東煮(かんとだき/おでん)が登場!!

すっかり、朝、夕も涼しく、、、というより、肌寒い感じですね 秋も、深まってきたようです そんな秋

記事を読む

ホワイティうめだ たこ梅東実の関東煮定食

仕事始めのお昼ご飯はこれ!関東煮(かんとだき/おでん)定食です

今年も、たこ梅の仕事始めは、1月2日です この日は、年末年始のご祝儀(手当)をお店に配りに行くこと

記事を読む

Meets Regional 2021年2月号(12月28日発売)

Meets 2021年2月号に、5670おでんセット、たこ甘露煮を取り上げていただきました

メッセンジャーの黒田さんというと、最近、「煮込み」のYouTube動画で人気です メッセンジ

記事を読む

瞬冷を飲むジョニーデップと福山雅治のシーン(スーパードライ瞬冷の30秒CMより)

ジョニーデップ!福山雅治!のスーパードライ瞬冷辛口、期間限定です!

アサヒスーパードライってロングセラーのビールですよね そう、ドライブームを巻き起こした、、、 ド

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

25人の購読者に加わりましょう
follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑