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創業弘化元(1844)年からの170年にわたる名物「たこ甘露煮」たいてます!

公開日: たこ甘露煮

今年も、あと1ヶ月足らずですね
たこ梅が創業して174年目の年もあとわずかになってきました
いよいよ、創業175年目が迫ってきています

ところで、たこ梅には、二大名物があります!

鯨の舌「さえずり®」の関東煮(かんとだき/おでん)

ひとつは、ヒゲ鯨の舌の関東煮(かんとだき/おでん)である「さえずり®」です

もうひとつが、マダコをやわらかくたきあげた「たこ甘露煮」です
これです!

創業弘化元年からの名物「たこ甘露煮」

創業弘化元年からの名物「たこ甘露煮」

お酒のアテ(肴/さかな)として人気があるんですが、実は、お子さんにも大人気で、「家の子どもに、、、」って買って帰られるお父さん、お母さんがよくいらっしゃいます
ちなみに、うちの桃侍くん(小学4年生)も、大好物です!

大釜で「たこ甘露煮」をたいています

大釜で「たこ甘露煮」をたいています

大きな釜で、毎日、ぐらぐらとたいているんですよ!
タコって、釜に放り込む前は、くたぁーーーー、、、ってやわらかい
でも、熱を加えるとシャキッ!と身が締まって硬くなります
ぷりぷりっ!って表現もできるかも、、、

とはいえ、硬くなるんです
ところが、調味料を加えてたいていくと、ある瞬間ふわっ!と柔らかくなる
このときを逃さず釜から引き上げると、やわらかい「たこ甘露煮」になります

このタイミングを忘れて放っておくと、やわらかくはなりますが、歯ごたえもないタダやわらかいだけ、、、
味もヌケ気味、、、

結構、このタイミングが難しいっちゃー難しい、、、

それにタコって養殖モノってなくて、全部、天然です
つまり、同じ場所で採れたマダコっていっても一匹一匹で個性が違う

そりゃそうですよね!
同じ日本人!といっても、身長も顔かたちもバラバラでしょ
マダコもおんなじ、、、

っていうことは、同じ時間たいても、釜の中のマダコは、おなじ硬さにならない!ってこと
だから、私、たこ甘露煮をたくときは、様子を見ながら、30秒単位で時間を調整して、一匹ずつ最適のタイミングで引き上げていきます

今日も、おいしいたこ甘露煮をお出しできるようにがんばります!!(^o^)v

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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