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大阪は元日は白みそ雑煮、2日は水菜のすまし雑煮の理由

公開日: 大阪のこと

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです

お正月というと、初詣とお雑煮ですね(と、私が思っているだけかも、、、:笑)

ところで、大阪のお雑煮は、元日と二日目が異なります
私も子どものころから不思議に思ってましたが、理由がわかりませんでした
でも、毎年、元日は、白みそのお雑煮で、二日目が水菜のすまし雑煮なのです

元日の白みそ雑煮

元日の白みそ雑煮

うちの奥さんが、桃侍くん(中3)に大阪の文化を教えるために、元日と二日目のお雑煮をかえてつくってくれます

1月2日の水菜のすまし雑煮

1月2日の水菜のすまし雑煮

ところで、お持ちは丸餅が大阪では普通(うちの家でも子どものころ丸餅が入ってました)ですが、角もちがはいってるのは、家でつくったのが角もちだったから(正確には丸餅あったんですが、大晦日に、きづいたら桃侍くんが食べてしまってなくなったからです ^^;;;)

さて、元日が白みそ仕立ての雑煮で、二日目が水菜のすましの雑煮なのが気になってGoogleで調べたことがあります

それによると、、、

一日目と二日目を変えることで「飽きない」、つまり語呂合わせで「商い」に通ずるからという語呂合わせからきているのだとか、、、
また、青物が不足するので、二日目に水菜を入れて食べるという説もありました

いただく方としては、気分もかわってうれしいのですが、作る方は大変だと思います
つくってくれる奥さんに感謝しながら、美味しくお雑煮をいただきました

たこ梅は、二日から仕事始めですが、みなさんもそろそろ仕事始めだろうと思います

今年も、よろしく、お願いします!!

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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