9月の現場会議~その2・行動探求をもっと現場で使うためには?~
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行動探求・メンタルモデル, 成長・発達, 学習・研修&セミナー, 会議・ミーティング, 学習する組織
おはようございます
昨日は、9月の現場会議で話された「研修が継続的でもっと使うためには?」どうしていったらいいのか、、、
っていうのをご紹介しました
昨日のブログ記事はこちらをクリックしてご覧下さい
→ 9月の現場会議~その1・研修が継続的でもっと使うためには?~
今日は、その後の議題として話された「行動探求をもっと現場で使うためには?」についてご紹介させて下さい
行動探求とは?
ところで、行動探求(Action Inquri)」なんですが、これ、上手くいかなかった出来事での会話をとりあげて、そこから、自分にどんな枠組み(前提やメンタルモデル)があったかを探求し、望ましい枠組みを新たに設定、望ましい結果に向かうにはどんな行動をとるのか、、、を見つけて、実際に行動してみる取組です
これ成人の発達理論をベースとした自己探求や内省と行動を組み合わせて扱うテクノロジーなんです
って、ちょっと、難しいですよね、、、
ただ、たこ梅の正社員さんたち、全員、この入門編の研修を今年の3月に受けました
そのときの様子は、コチラをみていただけるといいと思います
→ 行動探求入門講座(前編)
→ 行動探求入門講座(後編)
その後も、毎月1回、スタッフさんは、行動探求やってます
上手くいかなかった会話を書き出し、それを元に「難しい会話のマトリックス」というシートをわたしと一緒に創っていく中で、自分の中にある枠組み(前提やメンタルモデル)を見つけていきます
「行動探求」を営業中・仕込み中に使って行くには?
毎月1回、スタッフさんは行動探求していますが、普段の仕事の現場で使えているか、、、というと、結構、個人差があります
お店やスタッフさんによっては、行動探求入門講座で学んだ発達段階をつかって、「あの行動は、専門家型やったなぁ、、、」っていう会話が起こることもあるようですし、「あーーー、こうやったら、(システム思考の氷山モデルで言う)構造がかわって、2次ループの学習ちゃうん!!」とかって話すこともあるようです
さらに、普段使い(ってヘンな言い方かもしれませんが、、、)していってもらうためにどうすればいいか?を現場会議の中で、話し合いました
そこで、話す中ででてきたのが、「怒ってる」「イライラ」「ふさぎこんでる」「えっ?と思ってる」ときなど、つまり、感情が動いたときには、そこに何か、自分の価値観や基準、前提に反すること、抵触することが起こっています
それは、本人よりも、態度や表情を見ている相手がよくわかることが多い!!
それで、相手から、「今、○○な前提あるんとちゃう?」ってフィードバックしたら、、、って話になりました
ただ、これされると、結構、「(心に)痛い!」ことが多く、つい、反発したりいいわけしたり、ヘタするとケンカみたいになる恐れがあるんとちゃう?という懸念もでてきました
「うーーーん、、、」とうなる中で、こうしたら?ってでてきたのが、そういいう時に、直接、フィードバックというか指摘するのではなく、、、
「今、そんな風にしてるのは、どんな『前提』があるの?」
って、単純に問いかけてみる!というやつです
これ、確かに、ダイレクトに指摘されるより痛くなさそう、、、
メンバーさんの表情が「うん、うん!!」といっていて、一回、これでやってみることにしました!
まぁ、やってみて、なんか不都合でてきたら変えればいいわけで、、、
ただ、話は、ちょっとかわりますが、こういう枠組みとか、前提とかメンタルモデル、、、に関することを会議で扱うようになるとはなぁ、、、っていうのが、わたしの正直な感想というか驚きというか、、、
まぁ、嬉しいんですどね!!
さぁーーーて、スタッフさんと、一緒に、行動探求、さらに取り組みまぁーーーーーーーーす!!
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