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CTIコーチングのコースアシスタントに入る理由(わけ)

コーチングファームのCTIさんが開催されるコーチングの応用コースに「フルフィルメントコース」があります
そのコースが、先週末、3日間、大阪でありました
私は、3人いるアシスタントの一人としてお手伝いしてたんです

コーチングとの出会いは、、、

リーマンショック後、順調だった売上が下がるようになり、これまでのマーケティングではうまくいかない、、、
どうしたらいいんだろう?というとき、MITのピーター・センゲ博士が提唱する「学習する組織」という考え方を知り、「これやったら、リーマンショックだろうと、地震だろうと、新型インフルが流行ろうが、百年後も『たこ梅』はある!」って思ったんです

学習する組織(ピーター・M・センゲ 著)

学習する組織(ピーター・M・センゲ 著)

結構、私、根は単純なので、5年前の平成22年3月に、「よし!『学習する組織』を創るぞ!」って勝手に決めました
やり方もつくり方も、わからないのにね、、、(笑)

サーバントリーダーシップ(ロバート・K・グリーンリーフ 著)

サーバントリーダーシップ(ロバート・K・グリーンリーフ 著)

そんな中で試行錯誤しているとき、学習する組織のリーダーが発揮するリーダーシップって、ロバート・K・グリーンリーフがいう「サーバーント・リーダーシップ」が近い気がする!って感じて、また、いろいろ調べてると、なんか、コーチングをやると近づけるんじゃないか、、、って思ったんです
(ある種、てっちゃんって、超単純ですね、、、:笑)

ネットとかで調べると、日本には、大きなコーチングファームが2つあって、コーチエィさんとCTIさんです
当時は、その違いはよくわからなかったのですが、そのコースの受講方法がまったく違うことがわかりました
コーチエィさんは、すべて、電話(又はスカイプ)です
CTIさんは、基礎コース、応用コースとミーティングスペースのような会場に集まって対面で行うということ
私がコーチングしよう!って思ってたのは、たこ梅のスタッフさんなので、電話ですることはあり得ません
必ず、対面です
それで、CTIさんでコーチング学ぶことにしたんです
単純に、コースのやり方の違いで選びました、、、^^;;;
そうして、3年半前の基礎コースに始まり、フルフィルメント、バランス、プロセス、シナジーという4つの応用コースを受講しました

ホントは、ここまでで十分!!と思ってたんですが、コース中に、エライことが判明、、、
実は、コーチングは関係性が高いほど難しい!そう、上司部下なんていうのが、一等むずかしいのです、、、
そんなとき、上級コースに行くと、スーパーバイザーと呼ばれるコーチングのスペシャリストの方が、実際のコーチングの録音を聞きながら、修正やアドバイスをしてくれる!って聞いて、そのまんま上級コースを受講して、CPCC(Certified Professional Co-Active Coach)というプロコーチ資格も取ることになりました
正直な話、ここまで、しっかりやってよかった!って思ってます
いまでも、十分、、、なんて思っていませんが、スタッフさんとコーチングをしていても、応用コースや上級コースのときのコーチングとは、自分ながら、ぜんぜん違うのがわかりますから、、、

コーチングのアシスタントにはいる理由(わけ)

ところで、今回、フルフィルメントコーチング・コースのアシスタントに3日間いったのはどうしてか?
完全にボランティアで、お金がもらえるわけでもなく、3日間という時間も拘束されます

CTIコーチング「フルフィルメント」コース

CTIコーチング「フルフィルメント」コース

それは、コー・アクティブ・コーチングに『生』で、ふれられるから、、、
自分がコース中は、ファカルティーを呼ばれるコーチングを教える専門家に直に教わります
武道で言えば、師範はから正しく教わっている状態です
筆記試験と口頭(実際のコーチング)試験に合格して、CPCC(Certified Professional Co-Active Coach)というコーチング資格を受けると、あとは、特に、CTIさんからコーチングを学ぶ機会は通常なくなります
そう!「あたなは、コーチとしての実力がありますから!」ってことで、CPCCというコーチング資格をもらってるわけですから、、、
とはいえ、自分でコーチングをやっていると、我流が出てきたりするのも事実です
刀も使えば、刃こぼれしますよね
それで、生の正統なコー・アクティブ・コーチングに触れることで、自分のコーチングを鍛え直す意味があって、アシスタント募集があると応募して選ばれたので、今回、フルフィルメントコースに入りました

そして、当たり前ですが、このコースは、CPCC資格保持者の力を鍛えるのが目的ではなく、コーチングを学んでいる方々のためのコースです
ですから、私も、受講生さんの学びと成長が一番!
少しでも貢献できるように、、、という気持ちでアシスタントに入っていました
実は、7月には、基礎コースのアシスタントにも入ったのですが、その時も、今回も、アシスタント前には、同じくコー・アクティブコーチングを学んだ仲間と数回、お互いにコーチングしたり、オブザーブしたりと自分なりに、コーチングの筋力をアップさせて臨んでいます
だって、コーチングを学ぶために頑張っておられる受講生さんには、自分の最高の状態でサポートしたいじゃないですか!!

そう!アシスタントに入ることをきっかけとして、事前に練習して、コーチングの筋力は鍛えられるし、コース中は「生」で「正統」なコー・アクティブコーチングにもふれられます
さらに、3日間のコースでは、受講生さんのコーチング力がアップするのを目の当たりにするのと同時に、そのあり方(Being)が開いていくのが伝わってきます
私は、コーチングの肝(キモ)は、スキル、テクニックよりも、コーチのあり方!だと思います
受講生さんの純粋でひたむき、そして、仲間をおもいやる気持ち、あり方に触れると、私の中の「何か」がゆすぶられ、刺激されます
大げさかもしれませんが、魂がリトリートされる感じです

こんな状態となって、仕事に戻ると、、、
・コーチングのパワーがアップ
・コーチングが刃こぼれも直り、打ち直されている
・自分のあり方(Being)に積もったホコリが取り払われている

結果、たこ梅のスタッフさんに、コーチングや面談、会議をすると、そのかかわり方が、より深くなっています
アシスタントとしてお手伝いすることで、コー・アクティブコーチングを学ぶ方のお役に立てると同時に、たこ梅のスタッフさん、そして、自分自身にもメリットがいっぱいあるんです!
だから、コー・アクティブ・コーチングのコースのアシスタントに入っているのです
また、機会があったら、アシスタントに入ろうと思います
もっとも、CTIさんが、応募したときに「来てねぇーーー!」って言ってくれないとダメなんですけどね!(笑)

そうそう、もし、このブログを読んでコーチングに興味を持ったら、CTIさんのサイトをのぞいてみて下さい
いろいろ、情報が載ってますよ!
CTI公式サイトは、コチラをクリックです

そして、今日も、お二人のスタッフさんとコーチングです!
楽しくがんばりまーーーす!!(^o^)v

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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