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たこ梅の「学習する組織」構築の取り組みとシステム思考の氷山モデルの関係が見えました!

2月20日に、日本能率協会(JMA)さんが主催される KAIKA Awards 2018で、たこ梅は「KAIKA賞」をいただきました

KAIKA Awards 2018「KAIKA賞」を授与されました

KAIKA Awards 2018「KAIKA賞」を授与されました

このときの詳しいことは、こちらのブログに書いたのでご覧下さいね
→ KAIKA Awards 2018「KAIKA賞」をいただきました!

KAIKA Awards 2018 のトロフィーと賞状

KAIKA Awards 2018 のトロフィーと賞状

この日は、午前中が授賞式で、午後は懇親のランチパーティー、そして、ごごからは、KAIKA Awarads 2018 併設シンポジウムです

「学習する組織」構築の取り組みとシステム思考の氷山モデルの関係

この昼の懇親ランチパーティーのとき、審査委員長で一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン
代表理事でもある有馬利男さんとお話しする機会がありました

有馬審査委員長とお話ししています

有馬審査委員長とお話ししています

有馬さんとお会いするのは、この日が、二度目です
初めてお目にかかったのは、12月の最終審査会場でした

有馬さんが、この日、われわれが提示した取り組みの3層構造「OS/ベーステクノロジー/アプリケーションテクノロジー」について、実は、自分(有馬さん)も、これまで、組織に関する取り組みをコンピューターになぞらえて「チップ(CPU)」や「OS」「アプリケーション」として捉えて実践してきた背景があって、ちょっと話を聞きたいとおっしゃられました

ところで、3層構造「OS/ベーステクノロジー/アプリケーションテクノロジー」が何なのか、ざくっと次に書いておきますね

3層構造「OS/ベーステクノロジー/アプリケーションテクノロジー」とは

そのときは、委員の方々から、今回のたこ梅のエントリー「スタッフさんの内的・外的の両面の成長をサポートし、組織としても成長する」について色々たずねられて、私の分かる限りのことをおこたえしたんです

売上推移とテクノロジーの関係

その中でわれわれの「学習する組織」構築の取り組みを「OS」「ベーステクノロジー」「アプリケーションテクノロジー」に分けてとらえる考え方を提示していました

学習する組織の構築におけるOS(オペレーティングシステム/基盤)に当たるもの、ベーステクノロジーにあたるもの、アプリケーションテクノロジーにあたるものとして、3種類(3段階)に分けられます
(この分類は、われわれが活用する上で理解しやすいので、便宜的にわけているものです。各々のテクノロジーは、OS的な機能やベース的機能、アプリケーション的機能をさまざまな深さで保有していることをお断りしておきます)

・OS(オペレーティングシステム/基盤)に当たるもの
- 行動探求(Action Inquiry/成人の発達理論)
- NVC(非暴力的コミュニケーション)

・ベーステクノロジーにあたるもの
- 会議ファシリテーション
- 人事評価制度
- コーチング
- MQ会計

・アプリケーションテクノロジーにあたるもの
- 価値を伝えるPOP(コトマーケティング)
- ランチェスター戦略
- ワクワク系マーケティング

3層構造とシステム思考の氷山モデル

有馬さんに尋ねられて、正直に、次のようにお話ししました

これまでの取り組みを「OS」「ベーステクノロジー」「アプリケーションテクノロジー」と3層構造に整理していますが、これは、後付けです
学習する組織を創ろう!と決めたものの、実際、何をどうしていいかわからない、、、
その中で、それっぽい(学習する組織っぽい:笑)と思ったものに取り組み、よさげなのを継続しているだけなのです
そのよさげなものが増えてきて、ふとふりかえったときに、それらを「OS」「ベーステクノロジー」「アプリケーションテクノロジー」の3層構造に整理できることが気づいたんです

、、、と、お話したんです

システム思考の氷山モデル

システム思考の氷山モデル

お話ししながら、この3層構造はシステム思考の氷山モデルに相当するのではないか?と思い、そんなことも浮かんで来るままにお話していました

OSにあたる「行動探求」「NVC」が「内的構造(意識・無意識の前提/メタンルモデル)」を取り扱い、ベーステクノロジー、アプリケーションテクノロジーが、現実的には多分に入り子になっていますが、外的構造の変革を担当しています

売上推移とテクノロジーの関係

そして、それらから起こる「出来事」が、社内での試行錯誤、自律的な活動増加、2次ループ学習の発生という「行動パターン」として認識されているのです

学習する組織構築の取り組みが氷山モデルと重なる理由(わけ)

それに気づいたとき、「これまでの取り組み(3層構造)が、うまいこと氷山モデルと重なるなぁ~」って、不思議に思いました

でも、これ、よく考えたら、、、っていうか、(よく考えなくてもかも:笑)あたりまえですよね!

たこ梅では、2010年4月から学習する組織の構築に取り組み始めました
学習する組織の5つのディシプリン(規律)のひとつは、システム思考です
そのシステム思考の基本的な考え方には、氷山モデルがあります

そして、この氷山モデルは、人が出来事をどう捉えるのか?、出来事を生み出す根底に何があるのか?を端的に表してる図でもあります

また、学習する組織でいう学習は、出来事を見て内省することからの気づきによる2次ループ、3次ループ学習を意味します

つまり、学習する組織を構築するということは、起きている出来事を観察し、自分自身を探求する(氷山モデルの下へ下へと探求する)ことです
それが可能になるためには、そういうことが可能となる人材がそれを育成するシステムや取り組み、ツールが必要となってきます

当然、学習する組織を構築する中で、メンバーは自己を探求し、組織としてその探求が可能となる仕組みをつくりあげ、さらに、そこから行動に結びつけるためのツールや取り組みを模索していきます
そのように構造化されるわけですから、組織の構造も、また、氷山モデルで整理できるのです

ね!学習する組織を目指したら、当然のことが当然のようにおこってるだけでしょ!!(笑)
でも、わたし、このことに、2月20日の KAIKA Awarads 2018 懇親会で有馬さんとお話しするまで、まったく、気づきませんでした

おかげで、なんか、すっきりしました!!
ただ、すみません、、、
今日のブログ、ほとんど、私の気づいたことの覚え書きみたいになってて、、、

まぁ、こういう日もあるということで、、、

さぁ、今日も、楽しくがんばろーーーーーーーーーーーーーーーっと!!

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