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日本能率協会(JMA)さんからKAIKA Awardsエントリーのフィードバックいただきました

昨年の夏前頃、日本能率協会(JMA)さんから、1通のお手紙というか封筒が届きました

KAIKA Awardsにエントリーした理由(わけ)

KAIKA Awards(チャレンジの“花開く”組織の取り組みを称え応援する表彰制度)にエントリーしませんか?という案内をいただきました
内容をみてると、正直、よくわかりませんでした、、、^^;;;

ただ、これにエントリーすることで、たこ梅でやって来たことをレポートしなければならないので、「まとめられる」し、その後、「フィードバックがある」というのを知って、やってみようかな?と思いました

というのも、なかなか、いろいろ取り組んでも、しっかりまとめてふりかえるのってやらない、、、
エントリーすることで、強制的(?)にふりかえり、まとめることができるからです

また、フィードバックがあるというのが魅力的で、自分たちがやっているのは、当然、よかれ!と思ってやっています
ただ、それが、外側から、客観的に眺めると、どう見えるのか?というのが、とっても大事だとおもっていて、そのフィードバックが得られるのです

ついでにいうと、、、エントリーは「タダ」なのです!
で、この KAIKA Awards にエントリーすることにしたんです

KAIKA Awards のフィードバック

その後、まず、書類を提出しました
そして、秋頃に、KAIKA Awardsの委員さんが、私とうちの社員にヒアリングにいらっしゃいました
ちなみに、うちにいらっしゃったのは、大学の先生方でした

日本能率協会(JMA)本部

日本能率協会(JMA)本部

その後、日本能率協会の本部で審査があるので来てチョーダイ!と言われ、昨年、12月に行ってきました

「日本能率協会(JMA)本部」前の てっちゃん

「日本能率協会(JMA)本部」前の てっちゃん

そして、今週、わざわざ、日本能率協会(JMA)さんの方が、フィードバックのために大阪に来て下さいました

せっかくなので、うちの店長さんたちといっしょにフィードバックを聞かせていただきました

KAIKA Awards へのエントリー骨子

うちがエントリーしたテーマは「スタッフさんの内的・外的の両面の成長をサポートし、組織としても成長する」です
ひらたくいうと当たり前のこと書いてます(笑)
スタッフさんの内的成長、いいかえると主として垂直方向の成長である発達を促すことで、組織としての発達もしていく
これは、相互に影響し合いながら起こることなので、そんなことに取り組んでいます!というエントリーなのです

「学習する組織」(ピーター・M・センゲ著)

「学習する組織」(ピーター・M・センゲ著)

学習する組織を構築することを平成22年4月に決めてから、これに取り組んでいますが、学習する組織を目指すと言うことを別の側面から見ると、組織の発達と捉えられます(と私は理解しています)

「行動探求(Action Inquiry)」(ビル・トルバート著)

「行動探求(Action Inquiry)」(ビル・トルバート著)

よって、学習する組織を促進するには、成人発達理論からのアプローチ、手法も取り入れることがとっても有効

ビル・トルバート氏とツーショットで記念撮影です

ビル・トルバート氏とツーショットで記念撮影です

たこ梅では、成人発達理論の大家ビル・トルバート博士の開発された「行動探求(Action Inquiry)」を取り入れています

売上推移とテクノロジーの関係

実際には、行動探求だけではなく、いくつものテクノロジーを組み合わせてつかっていて、そのあたりのこともエントリーでは詳しく書かせていただきました

どんなテクノロジーをつかっているかというと、、、
たこ梅では、学習する組織を構築する、、、それも、現場の実践を通じて創ることを大切にしています
それで、コトマーケティング、ワクワク系マーケティング、ランチェスター戦略、会議ファシリテーション、人事評価制度、コーチング、MQ会計、行動探求、NVCなどを組み合わせて活用しいるのです

これらは、学習する組織の構築におけるOS(オペレーティングシステム/基盤)に当たるもの、ベーステクノロジーにあたるもの、アプリケーションテクノロジーにあたるものとして、3種類(3段階)に分けられます
(この分類は、われわれが活用する上で理解しやすいので、便宜的にわけているものです。各々のテクノロジーは、OS的な機能やベース的機能、アプリケーション的機能をさまざまな深さで保有していることをお断りしておきます)

・OS(オペレーティングシステム/基盤)に当たるもの
- 行動探求(Action Inquiry/成人の発達理論)
- NVC(非暴力的コミュニケーション)

・ベーステクノロジーにあたるもの
- 会議ファシリテーション
- 人事評価制度
- コーチング
- MQ会計

・アプリケーションテクノロジーにあたるもの
- 価値を伝えるPOP(コトマーケティング)
- ランチェスター戦略
- ワクワク系マーケティング

KAIKA Awards からのフィードバック要旨

まぁ、こんなテクノロジー関係のことと実際のとりくみを含めたエントリーに対して、スタッフさんと私へのヒアリングなども交え、フィードバックをいただきました

その要旨として、次のようにフィードバックいただいています

【フィードバックの要旨】

「(商品・サービスや顧客との関係性における)伝統を守るために創造的である」ということを目指しているように思われた。経営管理上の種々の着想を現実のものとするため、社長を中心とした綿密な対話の文化が構築されている。

言語化しにくい領域を、実践をベースに「自社のもの」にしている点は大変素晴らしい。まさに学習する組織であろう。

実際のフィードバックは、これだけじゃなく、A4用紙2枚にびっちりかかえていて、さらに、JMAからおいでの方が補足してフィードバックいただきました

KAIKA Awards のフィードバック

KAIKA Awards のフィードバック

まだ、全部は咀嚼し切れていないのですが、フィードバックシートを読んでいて一番嬉しかったのが、どうもスタッフさんへのヒアリングのときのことでかかれていた一文です

これね!

他業界と比べていわゆるブラック職場と思われがちな飲食業界において、少なくともたこ梅の従業員たちが、「毎日出勤するのが楽しみでしょうがない」と語っていたことが印象に残った。(フィードバックシートから引用)

スタッフさんと私へのヒアリングが秋頃にあったのですが、先に私のヒアリングが終わったとき、一緒にスタッフさんのヒアリングに同席してもよかったんですが、私がいることで、言いたいことが言えなかったらアカンなぁ~と思って、席を外しました
もちろん、その後、「どんなこと話したの?」とも聞きませんでした
この辺りは、ふだん、スタッフさんとの面談、コーチングなどでも守秘義務は徹底しているので、ヒアリングに出席したスタッフさんたちも、「いつものことだ」と受け入れて、自分として話せることは可能な限り忌憚なく話してくれたようです

ですので、「毎日出勤するのが楽しみでしょうがない」と話しているなんて、私が知るわけもなく、このシートをよんで始めて知って、正直、嬉しかったです(^o^)

そうそう、来月、このKAIKA Awardsの表彰式があって、エントリーした企業は、表彰式だけでなく、その後に開催される「KAIKA Awards 2018 表彰式併設シンポジウム」(有料で25000~29000円ですが、受賞するかどうかに関係無くエントリー組織は)にも無料で参加できるのです
ということで、うちのスタッフさんと一緒に、見学に行ってこようと思います(^o^)v

どんな企業さんが受賞して、どんなことに取り組んでおられるのかスタッフさんと一緒に学んできますね!

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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