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ノルウェーから商業捕鯨の鯨の舌を買うだけでなく、鯨食文化を伝え、広めていきます!ところで、鯨戎さまって知ってる?

昨年の12月26日、日本政府は、国際捕鯨委員会(IWC)を脱退して商業捕鯨を開始することを決定しましたよね
結構、ニュースにもなってます

鯨の舌から赤身の部分を取り除いていきます

鯨の舌から赤身の部分を取り除いていきます

これまで長い間商業捕鯨が禁止されてますから、たこ梅では、調査捕鯨の鯨の舌を購入して、お店で出している「さえずり®」を作ってきました

ノルウェーの鯨の舌も使います

もちろん、今でも、調査捕鯨の鯨の舌を買っていますが、昨年から、ノルウェーの鯨の舌も使うようになりました
ノルウェーは捕鯨国で、商業捕鯨をやっていて、その鯨の肉が日本に入ってくるようになったからです

たこ梅が買っているのはノルウェーの捕鯨会社であるミクロブスト社からです

ノルウェーの捕鯨会社の志水さんと打ち合わせ

ノルウェーの捕鯨会社の志水さんと打ち合わせ

新物の鯨肉が間もなく通関するので、どの鯨の舌を購入するかについて、ミクロブスト社の志水さんと打ち合わせです

めっちゃ、鯨マニア(?)な方で、志水さんと会うと、必ず、鯨に関する超マイナーな話で盛り上がります
今回も、捕った後、浮く鯨と沈む鯨があって、そんな話で二人で盛り上がってました
まぁ、一般の方からすると何の話かわからないし、わかってもおそらく面白くもなんともないような気はしますが、、、^^;;;

鯨の食文化を伝え、広めていく!

商業捕鯨が禁止されて、長い年月がたつため、その間に、伝統の鯨食文化は、相当に下火になっています
ミクロブスト社の志水さんは、この伝統の食文化を伝え、広めていかなくてはならない!と強い使命感を持っておられて、実は、日本の会社から、商業捕鯨をやっているノルウェーのミクロブスト社に転職されたのも、これが大きな要因

今では、長らく商業捕鯨が禁止されていたことから、鯨を食べたことのある世代も高齢化して少数派です
鯨を食べたことのない世代の方が多くなっているのが現状
そうなると、どうやって鯨の肉、それも部位事に扱えばいいのか知らない人の方が多い!
だから、処理の仕方、食べ方、レシピなんかをまとめて、ネットで公開し、だれでも見られるようにしようと考えておられます

さえずり®となる鯨の舌の白い部分だけを切り出していきます

さえずり®となる鯨の舌の白い部分だけを切り出していきます

今回、そんなお話もいただいて、われわれも、鯨の舌から「さえずり®」をつくるやり方を公開することでご協力することにしました

今後、いろんな展開がありそうで楽しみです

漁業と商売繁盛の「鯨戎」

戎さんというと商売繁盛の神様ですが、鯛をもっていられるように海と縁が深い神様でもあります
また、「えびす」とは、外からやってきたものという意味があります

そして、昔は鯨が来ると豊漁になる、鯨が魚群を追い込んでくれるので大漁になると鯨は漁業の神ともされていました

これらが相まって、「鯨戎(鯨えびす)」信仰という土着信仰が生まれました

鯨戎さま

鯨戎さま

そんな漁業の神であり商売繁盛の神である「鯨戎」をあらわしたかわいらしい和人形「鯨戎」をミクロブスト社の志水さんから頂きました
たこ梅の各店分いただきましたので、お店のなかで、ちょこっと、この鯨戎さまが座っているかも、、、
どこにいらっしゃるか見つけてね!!

この鯨戎さまに見守られながら、鯨の食文化を伝え、広めていくこともつとめていこうと思います!!(^o^)

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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