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ミンク鯨の舌から、さえずり®に出来る部分だけを切り出しています!

公開日: 関東煮・おでん, 鯨料理

いまから170年以上前、江戸時代の終盤、弘化元年(1844年)に、道頓堀にかかる日本橋(にっぽんばし)の袂で、たこ梅は創業しました

当時から今も続く、2大名物があります

大釜でマダコをたこ甘露煮にたきあげていきます

大釜でマダコをたこ甘露煮にたきあげていきます

ひとつは、マダコを秘伝のたれでやわかくたいた「たこ甘露煮」

創業弘化元年からの名物「たこ甘露煮」

創業弘化元年からの名物「たこ甘露煮」

そして、もうひとつが、関東煮(かんとだき/おでん)のたねで、ひげ鯨の舌からつくられる「さえずり®」です

鯨の舌「さえずり®」の関東煮(かんとだき/おでん)

このさえずり®ですが、たこ梅で、生のクジラの舌から1週間ほどかけて仕込んでいます

先週も、ミンク鯨の舌がとどきました!
牛タンは牛の舌ですが、牛と違ってくじらなので、デカイ舌です

1枚、50~80kgくらいあります
1枚で届くわけじゃなくて、1枚を10kg位ずつに切り分けて、4-6箱くらいにいれらて届くんです

鯨の舌の白い部分だけが「さえずり®」となります

鯨の舌の白い部分だけが「さえずり®」となります

鯨の舌は、赤身の部分と白い部分があります
さえずり®となるのは、この白い部分だけ、、、

さえずり®となる鯨の舌の白い部分だけを切り出していきます

さえずり®となる鯨の舌の白い部分だけを切り出していきます

ですので、白い部分だけを丁寧に切り出していきます

この日届いた鯨の舌は、比較的白い部分が多くてラッキー!!
正直、ひどいときは、40%くらい赤身のときもあって、歩留まり悪くてタイヘンなんです
この赤身、見た目は真っ赤でおいしそうですが、、、ものすごーーーく、普通は、堅くて到底食べられないのです

だから、今回のように白い部分が多いのが来ると嬉しくなっちゃいます!

さえずり®となるミンク鯨の舌

さえずり®となるミンク鯨の舌

切り取られたミンク鯨の舌の白い部分だけが、この後、だんだんと「さえずり®」とになっていきます
まだまだ、美味しい関東煮(かんとだき/おでん)のさえずり®となるには、たくさんの仕込み行程が待っています

がんばりまーーーーーーーーーす!!(^o^)v

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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