*

行動探求(Action Inquiry)を起点に人事評価まで、チェンジ・エージェント社の江口さんとミーティング!

東京でNVC(非暴力的コミュニケーション)関連のリーダーシップ研修だったんですが、その合間に、会社として取り組んでいる成人発達理論をベースとした「行動探求」(Action Inquiry / アクションインクワイアリー)に関して、チェンジ・エージェント社の江口さんに相談に乗ってもらってました
実際は、ここを起点に、話は人事評価まで広がっていったんですが、、、

チェンジ・エージェント社の江口さんとミーティング

チェンジ・エージェント社の江口さんとミーティング

ルノアール(喫茶店)で、ミーティングです
ちなみに二人が頼んだのは、アイス黒糖カフェ・オーレ
ちょっと、甘いものを飲むと、元気が出るので、、、

さて、肝心のミーティングですが、、、

発達段階を大きく分けるのは「恐れ」?

行動探求の発達段階の話から始まり、在来型の発達段階と後期在来型を分けるのは、「恐れ」に対する向き合い方、取り扱いが異なるのではないか?という仮説をたてて検討したり、、、

各発達段階の行動論理と特徴、分布

各発達段階の行動論理と特徴、分布
チェンジ・エージェント社さんのサイトと本の掲載データより作成

【在来型の発達段階と後期在来型を分けるのは「恐れ」(仮説)】
・在来型(機会獲得型・外交官型・専門家型・達成者型)は、恐れを避けることが原動力となる
・後期在来型(再定義型・変容者型・アルケミスト型)は、恐れを手放せて、大事にしている所に立って行動している

で、最近話題のティール組織について考えると、レッド、アンバー、オレンジが「恐れ」がエンジンになっているのでビルトルバート博士のいう在来型に当たり、グリーン、ティールが後期在来型に含まれそうだなぁ、、、なんて二人で話したりしてました

あと、学習経路の6グリッドを使って、1次ループ学習と2次ループ学習について話し合ったり、、、

「自分」の範囲によって視座が変わる

ワクワク系マーケティングが、個人から同僚スタッフさん、店、取引業者さん、お客さん、その人達の家族、、、と喜びのECOシステムを創る可能性についても話が広がっていきました

その時、経営者は、例えばそういう風にみえるのに、従業員さんには、なかなかそうはみえない、、
江口さんは、社労士でもあって、多くの中小企業の社長さんのサポートをされてきた中で、そういえば、ほぼ例外なく、経営者さんの視座とそれ以外の従業員さんの視座が違う、、、ことに気づかれてました

江口さんとのミーティングメモ

江口さんとのミーティングメモ

二人で話す中で、それは、能力の違いではなく、役割に付随するものなのではないか?と考えに至りました
自分の仕事にフォーカスしている自分、部署の一員としての自分、会社の一員としての自分、取引先など関係者グループの中の一員としての自分、、、自分の範囲が広がるほど視座が高くなる

ただ、視座が高ければいい!というものでもないと思います
広い範囲の自分(視座が高い)と個人・狭い範囲の自分(視座が低い)をいったりきたりすることが大切なんだろうと思います

「自分の範囲(視座)」という視点からの評価の必要性

そうすることで、高い視座で、仕事における取り組み全体の見え方をとらえ、今する個別の仕事においては、個人の視座で集中する、、、そんな事が可能となるのではなかと考えています
そして、この辺りも含めて、評価の仕組みも考えて行く必要があるんじゃないだろうか?と江口さんから提案をいただきました

半年に一度の正社員さん対象の評価者会議です

半年に一度の正社員さん対象の評価者会議(2017年)です

江口さんとのミーティングを設定したときは、こんな話になると思ってなかったけど、実は、今日が、評価者会議の日!!
今日の評価者会議では、「自分の範囲と視座」のことを心に留めておいて、評価者会議へ臨もう!と思います

きっと、あらたな視点で、評価者会議を眺められ、よりスタッフさんへの成長への貢献ができるシステムに進化していくヒントが得られるように思います(^o^)v

関連記事

評価者会議の資料です

テスト運用中のパートさんの評価システムでの初の評価者会議を開催しました!

たこ梅では、正社員さんは、ひとりひとりの成長のステージと次のステージに必要なスキルや能力がわかる評価

記事を読む

「エクサスケールの衝撃」(齋藤元章 著)

「エクサスケールの衝撃」(齋藤元章 著)とシンギュラリティーのインパクトは、、、

今年の元旦に書いたブログで、4月13日までに12冊の本を読む!と宣言しました 4月13日まで

記事を読む

安藤店長が現場会議にオブザーバー参加

9月の現場会議~目的がわかると視座が変わる?~

昨日、このブログに書いた9月のワクワク勉強会に引き続いて、午後から、たこ梅 若手スタッフさん中心の現

記事を読む

ワクワク系マーケティング実践会の情報誌

「何でたこ梅さんは、ワクワク系マーケティングをやってるんですか?」というお尋ねに対する理由は、、、

小阪裕司先生が提唱されるのが「ワクワク系マーケティング」です この名前を聞くと「ワクワク系?ふざけ

記事を読む

有馬審査委員長とお話ししています

たこ梅の「学習する組織」構築の取り組みとシステム思考の氷山モデルの関係が見えました!

2月20日に、日本能率協会(JMA)さんが主催される KAIKA Awards 2018で、たこ梅は

記事を読む

「世界で一番やさしい 会議の教科書」「世界で一番やさしい 会議の教科書 実践編」(榊巻 亮 著)

「世界で一番やさしい 会議の教科書」(榊巻 亮 著)&実践編を買いました!

毎月、1回、店長会議、現場会議という定例会議をやってます 各店やビール工場見学などのイベントごとで

記事を読む

店長会議で意見交換中

3月の店長会議~コロナ騒動の今だからこそできることもある~

今週、3月の店長会議をやってました コロナウイルス騒動でキタもミナミも、以前より人が少ない 話題

記事を読む

2022年のKAIKAアクション宣言の認定証

2022年KAIKAアクション宣言 認定証が届きました

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです コロナ前の2019年2

記事を読む

SSD480GB、メモリ8GBのノートPC

オンライン学習用にSSD480GB メモリ8GBのノートPCのノートPCを1台追加です!

いま、たこ梅では、NVC(Non Violent Communication / 非暴力的コミュニケ

記事を読む

「奇跡の経営」(リカルド・セムラー 著)

「奇跡の経営」(リカルド・セムラー 著)を買ってしまった、、、

この前の日曜日、「ティール組織の学びを深める2日間 Day2」に行ってきました! 日本人初の

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

25人の購読者に加わりましょう
follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑