スタッフさんと、2018年、最初の行動探求(Action Inquiry)です!
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行動探求・メンタルモデル, 成長・発達, 面談・コーチング
1月4日は、2018年最初のスタッフさんとの行動探求(Action Inquiry)でした
2018年最初の行動探求です
この日、早速、4人のスタッフさんとコーチングです
トップバッターは、新梅田食道街 たこ梅 分店の森口さん
お正月の家族での出来事をテーマに持ってきてくれました
その次は、同じく、たこ梅分店の上原さんです
仕事がからなんだ、家での出来事をテーマに持ってきてくれました
行動探求は本人の成長を促します
このスタッフさんとの行動探求を始めた頃は、上手く行かなかった相手との会話を書いてきます
そして、私と一緒に、難しい会話のマトリックスというシートに埋めていく中で、自分の無意識の前提やメンタルモデルを明らかにし、そこから、どんな新しい枠組みにたって取り組めば望ましい結果に迎えるかを考えて行きます
でも、この取り組みを初めて半年たった昨年の10月くらいからは、スタッフさんどうしてサポートしながら、難しい会話のマトリックスまで作成し、それを私とのコーチング時間に持ってきてもらって、深めていくようにしています
今回も、「会話のふりかえりシート」と「難しい会話のマトリックス」を眺めながら話をするうちに、拾えていなかった行動や新たな前提やメンタルモデルが見つかります
また、「望ましい結果」として設定していたものが、本当に望んでいる結果がわかって書き換わることもおきます
このコーチング時間の中で、自分の無意識の前提やメンタルモデルに気づき、自分と向き合っていくことで、少しずつですが、本人さんの成長が促されます
行動探求のサポート力をアップするために
ところで、昨年10月から、まず、スタッフさん同士で、難しい会話のマトリックスを作成してもらっているのは、私がいなくても、お互いにしっかりサポートして、前提やメンタルモデルを見つけていけるためです
10月、11月、12月とやって気づいたのは、行動探求をやっている本人(コーチング時間に来てくれるスタッフさん)は、前提やメンタルモデルと向き合うことで少しずつですが成長していきます
一方、難しい会話のマトリックス作成をサポートするスタッフさんも、サポート力が上がっていくのですが、今月から、より、サポート力がアップするような工夫をとりいれました
私とのコーチング時間で、作成してきた難しい会話のマトリックスに、見つかっていなかった前提やメンタルモデルが付け加わったり、見落としていた行動を拾ったりします
また、望ましい結果も、より本当に望んでいる結果が見つかる!なんてこともおこります
一緒にコーチングを受けたスタッフさんは、「そっかーーー!」「それだーーーー!!」って深まっていいのですが、本人で終わってしまうことが多いことに気づきました
どういうことかというと、スタッフさん同士で行動探求をしたときのサポート役のスタッフさんには、必ずしも、私とのコーチング時間に見つかったことがシェアされていなかったのです
もし、シェアされると、サポート役のスタッフさんも、「こういう視点があったのか!」とか「こういう味方をしていけばいいんだな、、、」って、次回、サポートするときの参考になりスキルアップにつながります
ですので、コーチングに来たスタッフさんに、必ず、サポート役のスタッフさんとシェアするようにお願いしました
これを続けると、よりサポート力、サポートスキルが早くアップしていくと思います
そのあたりも、今後、着目しながら行動探求をスタッフさんと取り組んで行きます!!
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