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2月の店長会議~会議での役割が変わってきたようです~

先週、2月の店長会議がありました
その中で感じたのは、私の役割が変わってきたことです

店長会議でのメンバーの役割

店長会議をするとき、会議のメンバーは、明示的に、あるいは、暗黙に役割を取ることになります
明示的な役割には、たこ梅の会議のばあい、進行役と書記役があります
進行役は、タイムキーパーも兼務して、会議を進めます
書記役は、発言や決定事項をイーゼルパッドに「会議メモ」として記録していきます
会議後は、この会議メモをデジカメで撮影して、そのまま、議事録として全スタッフさんと共有します

2月の店長会議で、作割表を示す和田店長

2月の店長会議で、作割表を示す和田店長

この画像は、作割表(作業割り当て表)を示しながら、取り組みへの時間の使い方について和田店長が話しているところです
こんな場面でも、発言が少ないメンバーさんがいると、気づいたメンバーが、「○○さんは、どう思う?」とかって「うながし役」をとって発言をうながします

他にも場面場面で、いろんな暗黙の役割を各メンバーさんがとっていきます
こうやって、会議はすすんでいきます

私(てっちゃん)の役割

これまでの会議では、進行さん、書記さん、その他のメンバーさんが、会議をどんどんすすめてくれるので、わたしも、一(いち)メンバーとして、素で質問したり発言したりさせてもらっていました

特に、この1月と2月の会議で顕著に気がついたことがあります
もちろん、これまでどおり、普通に発言や質問することもありますが、ときどき、「いま、ここで何がおきているのか?」を会議を止めて、私に「見えていること」を話すことがあります
昨年の夏頃から、ときどきはあったのですが、この直近2回の会議では、「あー、いま、これをするんだ!」と明確に意識してやるようになってきました

システム思考の氷山モデル

システム思考の氷山モデル
(チェンジ・エージェント社より拝借)

最近では、システム思考の氷山モデルを使って、今話されている課題や話が、いったい、どこにあたるのか?出来事なのか、パターンなのか、構造なのか、、、なんてことを説明するように話しています

また、店長さんがあるスタッフさんが、なぜ、そうできないのか?不思議に思っているときには、左側のセリフというツールをつかって、そのスタッフさんの意識段階がどのだんかいで何が起きているのかを一緒に明らかにしていきました

今回の会議で、氷山モデルや左側のセリフを使って話す中で気づいたのですが、なぜ、こんな説明をしているのか?
それは、スタッフさんの成長をサポートするためです

見えている出来事、課題に対して、同じ出来事レベルで対応しているのか?構造レベルに降りていって考え、対応しているのか?
こういうことを一緒に見るようにすると、そのうち、自分で見えるようになる瞬間が来ます
その瞬間が、一刻でも早く来るようにサポートしている自分がいることに気づきました

最近の会議での役割は、会議の中でその瞬間を捕まえて、何が起きているかをつまびらかにすることで、スタッフさんの成長をサポートする役割をとっているようです

オヤツ係も大切な役割です

会議では、各々のメンバーさんが、いろんな役割をやってくれますが、大切な役割がもうひとつあります
それは、、、

会議のオヤツは「とうふドーナツ」

会議のオヤツは「とうふドーナツ」

「オヤツ」係です!!
脳みそをいっぱい使うので、糖質補給は必須!
この日は、とうふドーナツを買ってきました

ちょっと、塩分も必要なので、おかきや煎餅なんかも用意します

ちなみに、おやつ係は、だいたい、わたし(てっちゃん)です
また、楽しいオヤツ用意しておかないとね!!(^o^)

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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