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スピノザの入門編を読もうと思います

公開日: 気になる本

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです

先月、知り合った人と話す中で、話に関連してスピノザがでてきました
私の中では、昔の哲学者の一人だったっけ???くらいの人で、詳しいことは全く知りません
相手が、スピノザの主張(考え)は、神と人との関係においてとても面白い、(私にはそのときは全く理解できていませんでしたが)神を別に置かない、二元論ではない、、、などのことを言ってきたのです

はじめてのスピノザ 自由へのエチカ(國分功一郎 著)

はじめてのスピノザ 自由へのエチカ(國分功一郎 著)

正直、スピノザってなんとなく、それもうろ覚え程度に名前を聞いたことがあるくらいの人だったのですけど、神を別に置かないとか、二元論ではないとかいう部分に惹かれました

その後、すっかり忘れていたのですが、昨日、なぜだか急に思い出して気になってきてつい検索

気づいたら、Kindleをポチり、、、

代表作(?)である「エチカ」は難しそうだったので、手始めとして入門編として「はじめてのスピノザ 自由へのエチカ(國分功一郎 著)」を読むことにしました

「はじめてのスピノザ 自由へのエチカ」をKindleで読んでいます

「はじめてのスピノザ 自由へのエチカ」をKindleで読んでいます

まだ読み始めたばかりですが、著者の國分さんが「はじめに」で、スピノザの哲学を理解するためには、いろいろな哲学をアプリとすると、スピノザのそれはアプリではなくOSそのものが違う、スピノザの考えがメジャーであったとしたら「ありえたかもしれない、もう一つの近代」が出現していたかもしれないというくらい「異端」であったと書かれています

「ありえたかもしれない、もう一つの近代」を出現させるくらいOSそのものが違うというのは、別の構造に基づく世界を示していると言うことなのだろうか?なんて考えながら、非常に、そそられます

普通の常識に縛られた今の私の頭が理解できるかどうかわかりませんが、、、^^;;;

もし、理解できたら、別のOSも作動させる準備にはいりつつあるということだと思います

いやーーー、面白そうです

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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Comment

  1. 長尾文雄 より:

    岡田さん、チーム経営の長尾文雄です。貴兄は色々と勉強されますね。いつも感心しております。今回は、スピノザに挑戦をしておられる様子。私も國分功一等さんの著書には。関心があります。彼の中動態と言う考え方に惹かれています。私もKindledあれば、読みやすいので、「はじめてのスピノザ 自由へのエチカ」を購入します。

    • 長尾先生
      こんにちは
      スピノザは知り合いがすすめてくれたというか、その話が興味深かったのでついKindleでポチりました。
      個人的には紙の本が好きですが、KindleはKindleで、(私はiPadで読みますが)iPadがあればどこでも読めて便利ですね。
      わたしも、自分のペースで読み進めます。

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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