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組織の発達とリーダーの影響力

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです

組織をupdateする対話会

今朝、zoomで「組織をupdateする対話会」というFBグループに参加していました

「組織をupdateする対話会」(公開FBグループですが、プライバシー保護の観点で私の方でモザイクをかけています)

「組織をupdateする対話会」(公開FBグループですが、プライバシー保護の観点で私の方でモザイクをかけています)

そこでは、組織に関するざっくばらんな話が1時間かわされます
その後は解散ですが、時間のある人は「放課後」と称して30分くらい、その続きであったり、単なる雑談であったり話すこともできます

ティール組織

その放課後の時間に、組織の発達とリーダー(トップ)の影響力の話になったのです

「ティール組織」(フレデリック・ラルー 著)

「ティール組織」(フレデリック・ラルー 著)

数年前に発売になった「ティール組織」という本がきっかけで、ティール組織や成人の発達段階がブーム的にもなっています

そこでは、人と同じように組織にも発達段階があって、ティール段階の組織となると、自律分散的な組織で生態系のように機能する組織になるそうです

コロナを始め、先行きが不透明な世の中にあっては、自分の属する組織がティール組織であったら、とんでもないことが起きても、なんとか生き残れそうだし、クリエイティビティーにあふれ新たな商品やサービスを世の中に出して行けそうですよね

とても、魅力的な組織に見えます

組織の発達とリーダーの影響力

ただ、本当に組織に発達段階があるのか?
あるいはあったとしても、それは、(主として)トップ経営者(リーダー)の影響があって初めて成り立っていて、そのリーダーがぬけたら、簡単に崩壊するのではないか?
そんな疑問や懸念が、私の中にあります

リーダーの影響力と組織の関係

リーダーの影響力と組織の関係

そして、今朝の組織をupdateする対話会の放課後タイムで、この話も話題になりました

そのときの話をケン・ウィルバーが提唱する4象限に、まとめてみたのがこの図です

私の懸念である「リーダーの想い」が、組織(集団)の文化に大きな影響力を与える(赤矢印)のは、それはそうだと思います
カリスマ経営者が、その典型だと思います

ティール組織も、リーダー(トップ)は、見守るとか長老的とかで、「ソース(源)」や「リードリンク」(ホラクラシー導入の場合)として組織に存在して、その組織文化に多大な影響を与えているようです
ですので、そのリーダー(トップ)が抜けると、その組織は大きく変わる可能性が高い
実際、そういう事例はあるようです

単に、毛色が変わる(例えて言うとスーツばかり着てた人がアロハシャツに替わるみたないもの)というのではなく、(見かけだけじゃなくて)中身そのものが変わってしまうということです
ティール段階の組織が、効率を優先するオレンジ段階の組織になるようなことを言います

もしそうならないのだとしたら、そこには、その「文化」の本質を支える仕組みが存在するのではないか?

あるとしたら、例えば、個人の「意図」をくみ上げ、会社(組織)の意図との共通部分を見つけられる「仕組み」です

これがあるならば、リーダーは、文化の根底にながれるものを共有できる「仕組み」としてそれを創ることができるし、メンバーは、その「仕組み」を通じて自分の意図と会社(組織)の意図を知り、そこで共にやっていくものを見出せる可能性が生まれます

まぁ、今朝の話を自分なりにまとめておこうと思って書いていますので、とりあえず、このあたりです、、、

では、よい一日を!!

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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