「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版」(マーシャル・B・ローゼンバーグ 著)を多比羅店長に!!
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NVC, 行動探求・メンタルモデル, 成長・発達, 学習・研修&セミナー
「○○しといて!」っていわれ「いま、△△してるのに、見てわからんか?何いうてんねん!!」とか腹が立つ、あるいは、何かいわれて、悲しくなったりどまどったり、、、
仕事をしているとき、家族や友達とでも、ありがちなこと
人と接していると、怒り、悲しみ、とまどいなど、程度の差はあれ、しょっちゅうなにか起こります
そして、私もそうなんですが、たいていは、「(こんな風に思うのは)相手ののせいだ!!」って思います
相手や出来事のせい、、、責任だと思っています
怒る、悲しむ、戸惑うなどは、本当は、相手のせいではない!
ホントに、相手や出来事のせいなのか?
例えば、交通事故の場面に遭遇したときのことを考えてみると、、、
その場に居合わせた、ひとりは驚いて悲しむ、、、いまひとり、なんてこと!って怒る
もし、そんな風に思うのが出来事(あるいは相手)のせいだったら、同じ出来事に遭遇すれば、同じ反応、つまり同じ感情が生じるはずですよね?
でも、実際はそうならない、、、
それは、出来事や相手の言動は、自分の感情、思いが起きるきっかけに過ぎず、その出来事、相手の言動に対して、自分の中の価値観、基準や意識・無意識の前提、メンタルモデルが反応するからだ!と考えたら、なんとなくかもしれないけど納得できるでしょ
とはいっても、「そうか!自分のメンタルモデルが、原因なんだ!!」と頭でわかったとしても、何かに遭遇すると、やっぱり相手や出来事のせいにしちゃいます
私も、そうです、、、^^;;;
頭で理解するのと、それが実際に出来ているのとは違う、、、実際にやるのは、すごく、難しいです、、、
少なくとも、私にとっては、難しいです
相手や出来事向き合うための「行動探求(アクションインクワイアリー)」と「NVC(非暴力的コミュニケーション)」
もし、何かイライラする!怒る!悲しむ!ような出来事、相手の言動に出くわしても、それはきっかけで、そんな風に感じる、思うのは、自分の中に原因があるとわかって生きていけたら、、、
自分のこととして、出来事や相手との関係に向き合えると思います
たこ梅では、成人の発達理論をベースとした行動探求(アクションインクワイアリー)をとりいれて、習経路の6グリッドという通称「難しい会話のマトリックス」などをつかって、自分の前提を見つけたりしています
毎月1回、正社員さん、ホールのパートスタッフさんと、この行動探求(アクションインクワイアリー)の時間をとっています
また、自分の感情と相手の関係性を取り扱うのに、この行動探求(アクションインクワイアリー)と、相性のよいNVC(非暴力的コミュニケーション)も取り入れています
NVC(非暴力的コミュニケーション)の基礎をオンライン講座で受講
それで、昨年から、スタッフさんにNVC基礎講座をオンラインで受講していただいています
この1年あまりで、10人のスタッフさんがオンライン講座を受講してくれました
そして、この5月から、北店の島田さんと東店の多比羅店長も、NVC(非暴力的コミュニケーション)のオンライン基礎講座を受講してくれることになっています
受講いただくスタッフさんには、毎回、「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」(マーシャル・B・ローゼンバーグ 著)を差し上げています
先日も、北店の島田さんに「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」(マーシャル・B・ローゼンバーグ 著)をお渡ししました
島田さんに差し上げた分で、お店で買ってあった本の在庫がなくなったので、新たに数冊注文したんです
そしたら、この本、新版に変わっていて、届いたのが、、、
黄色から青い帯にかわった「NVC 人と人との関係にいのちをふきこむ法 新版」(マーシャル・B・ローゼンバーグ 著)です
内容は、基本的に同じ、、、
相手との関係を取り扱う中で、「紛争を解決する」という新たな章が追加されています
とてもいい内容のようですが、NVCの初め、基礎を学ぶ中では、旧版、新版のいずれでも問題ないようで、私的には安心しています
で、、、
この「NVC 人と人との関係にいのちをふきこむ法 新版」(マーシャル・B・ローゼンバーグ 著)を たこ梅 東店の多比羅店長にもお渡ししてきましたよ!!
この本を読んで、オンライン基礎講座を受けたからといって、スグに、NVC(非暴力的コミュニケーション)が使いこなせて人間関係がよくなって、毎日が快適、、、なんてことは起きません(笑)
本で、泳ぎ方を読んで理解したとしても、いわゆる金槌の人が、いきなり泳げるようにはならないでしょ?
何度も、失敗して、時には、痛い目も見る中で、ある日、泳げる!!
さらに練習する中で、クロールに平泳ぎ、背泳ぎで泳げる
そして、その泳ぎ方も、初めの頃とはまったくちがって、自然とスムーズで速く泳げる
NVC(非暴力的コミュニケーション)も、同じです
私も、NVC(非暴力的コミュニケーション)に取り組んでいますが、なかなか、、、
これからも、スタッフさんと一緒に、行動探求(Action Inquiry)、NVC(非暴力的コミュニケーション)に取り組んで行き、ともに、働きやすい職場、働きがいのあるお店を創っていこうと思います!!(^o^)v
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