8月の野菜部は、ほぼ、ホリデー!!
公開日:
農業科・畑部
毎月、1回、スタッフさんと奈良の山添村で自然農法の畑作業をやっています
今年は、春の新型コロナ騒動、緊急事態宣言などの影響もあって、今の時季、収穫や栽培している野菜が少なくなっています
8月は、ちょっと、草刈するくらいなので、野菜部はお休みにして、わたしがちょこちょこっと行って草刈りだけしてこようと思っていました
そのことを話したら、お休みのスタッフさんが、何人か気分転換、気晴らしに土いじりをしたい!(やるの、主に雑草刈りなんだけど、、、^^;;;)というので、今回は、お休みで仕事ないけど行きたいスタッフさんに来てもらうことにしました
ですので、彼らは、純然たるボランティア?遊び?気晴らしですね
まぁ、そういうのもいいでしょう、、、
雑草はあいかわらず生えています
今年の8月は、山添村は、夕立もほとんどなく畑は水不足気味です
(天候の状況については、村の方に教えてもらいました)
里芋、ゴボウ、ミョウガは元気にしていましたが、それ以外の畝は、特に何も栽培していないのですが、雑草がかなり茂っています
それでも、昨年の夏に比べたら段違いに雑草の量が少ない
昨年の画像と比べてもらうとよくわかります
昨年は、里芋が雑草で隠れるくらいまで、ジャングル状態でしたが、今年は、それに比べるとさほどでもありません
今年は、エノコログサが多いのが特徴でした
乾燥のせいで、荒れ地に多い
つまり水分が少なくても強いエノコログサが優勢なのかもしれません
エノコログサも含めて、これらの雑草を刈り取っていきます
すっかりきれいになりました
ただ、このままだと土壌の乾燥が激しくなります
井戸水があるので、これを野菜の地上部に極力かからないように土壌だけにタップリ散水します
自然農法では、水やりもしませんが、夏場、2週間を目安に雨がないときは土壌に潅水します
さて、そのあと、刈り取った雑草で覆う「雑草マルチ」を施して乾燥から守ります
雑草の量が今年少ない理由
さて、どうして、今年は昨年より雑草が少ないのか?
その理由は、雑草の刈り取り方を昨年の今、8月から変えたからですそれは、、、
自然農法の教科書にもしている「三浦伸章 ガッテン農法」という本に書かれていた方法で、雑草を刈り取るようにしたのです
植物は、茎と根の境目に「成長点」があって、ここから主として細胞分裂し延びていきます
これがなければ、延びてこない!
この成長点は、地面より少ししたの根っことの境にあるので、鎌を土に滑り込ませて、茎の白い部分(この中に成長点がある)の下の根の部分で切り取るのです
こうすると、もう、再生してきません
昨年の8月の野菜部から、この成長点下の根の部分で刈るやり方で草刈りを続けています
このおかげで、雑草が少なくなりつつあるのです
先人の知恵は、ありがたいです
畑の後は、、、水遊び!?
さて、いつもの野菜部だと畑のあとは、古民家でお昼ご飯を食べて、ミーティングや会議です
でも、今回は、みなさん、ボランティア参加!
土いじりを楽しんで、気晴らし、気分転換できています
で、畑の後は、これ!?(;゚Д゚)
子どもプールに水をはって、水遊び!?
って、大の大人が3人も、、、
実は、ことあと、4人目で、和田店長も子どもプールに突撃していました
動画も撮ってるので、リクエストがあったら「たこ梅ちゃんねる」に動画をあげようかな?(笑)
ということで、今回の野菜部は、ほぼ、ホリデーでございました
コロナでいろいろ息苦しい世の中、こういう子供にかえるような楽しさもだいじですよね!!
また、今日から、がんばります!!
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