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来年用に、今年も梅酒をつけました!今回は和歌山県産の南高梅をつかいます

公開日: 酒・ビール・飲み物, 季節・旬

6月に入って、昨年つけて、一年間床下で寝かせた自家製の梅酒をお店でだしています

1年床下で寝かした自家製の梅酒です

1年床下で寝かした自家製の梅酒です

梅酒をおいしくつけるコツ

うちの梅酒の特徴というか美味しくつけるコツは
・大粒の梅をつかう
・梅はたっぷりつかう
・つけた梅の実もおいしい
の3つです

最初の2つは、梅酒をおいしくするためです
大粒の梅は果肉が多いので果汁も多いので、梅のエキスが梅酒にたっぷりしみ出すから
というのと、割合的に梅を多くするとこれも梅エキスがいっぱいでて美味しくなるから

最後のひとつは、梅のみが大きいことと、つけるときに使う氷砂糖を手間はかかっても、半量ずつ2週間空けて投入します
いっぺんに氷砂糖をいれると浸透圧の関係で梅の水分が一気に吸い出されて、梅のみがしわくちゃになるのです
これを半量ずつ氷砂糖を投入すると、浸透圧の変化がゆるやかで、梅の実はぷっくりとしあがるのです

今年も梅酒をつけます

さて、今年も、来年用の梅酒をつけます

今年用意したのは、大粒品種で和歌山県産の「南高梅(なんこうめ)」です

梅酒に仕込む南高梅

梅酒に仕込む南高梅

たっぷり梅のみをつかうので、がっさり用意しました(笑)

これらの梅をしっかり洗って、ヘタなどをひとつひとつ手作業で取り除いていきます
そのときに、傷ものはカビなどの原因になるのでハネます

大粒の南高梅

大粒の南高梅

そして、ホワイトリカーと氷砂糖と一緒に瓶に詰めていきます
もちろん、氷砂糖はこの日は規定量の半分だけです

残りのは分は2週間から1ヵ月後くらいに投入します

そして、来年まで、床下の梅酒専用倉庫で寝かせるのです

来年も美味しい梅酒に仕上がりますように、、、

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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