*

来年用に和歌山の古城梅(ごじろうめ)で自家製梅酒つけました!!

公開日: 酒・ビール・飲み物

毎年、6月になると1年間床下熟成した自家製梅酒をお店で出しています

1年床下で寝かした自家製の梅酒です

1年床下で寝かした自家製の梅酒です

この梅酒、おばあちゃんの言葉を守って、梅の実をタップリつかうのでおいしくなります
そして、ちょっとした手間をかけるので、つけ梅の実がぷっくりふくらんで食べても美味しいのです

なので、、、

錫の焼酎コップにいれた自家製梅酒と梅の実

錫の焼酎コップにいれた自家製梅酒と梅の実

つけ梅の実がなくなるまで、梅酒のご注文があると梅の実をいれてお出ししています

2020年用の自家製梅酒をつけます

さて、1年後の6月にお店で梅酒を出せるように、今年も梅酒をつけます

和歌山の古城梅(ごじろうめ)

和歌山の古城梅(ごじろうめ)

大量に届いた和歌山県産の大粒梅の品種「古城梅(ごじろうめ)」をへたを爪楊枝で取り、水洗いして陰干しします
ここでしっかりと水を切っておくことが大事!
水が入ると、梅酒が腐敗してしまうことがありますから、、、

ひと瓶づつ手作業で大切に梅を入れ氷砂糖、ホワイトリカーを注ぎます

ひと瓶づつ手作業で大切に梅を入れ氷砂糖、ホワイトリカーを注ぎます

この古城梅(ごじろうめ)をたっぷり瓶に詰めます
そして、ホワイトリカーと氷砂糖だけでつけます

梅をたっぷり使ってホワイトリカーと氷砂糖だけでつけます

梅をたっぷり使ってホワイトリカーと氷砂糖だけでつけます

このときに、つけ梅の実もぷっくりしあげる一工夫、ひと手間があるのです
それは、氷砂糖を全部いれないこと!!
必要量の半分だけを入れてつけます

ね!画像を見ても氷砂糖少ないでしょ!!
残りの半分は、氷砂糖のとけ具合をみながら、だいたい、2週間後前後に投入します

そうると、砂糖濃度がゆっくりと上昇するため梅の実の水分が、浸透圧の関係で一気に吸い出されてシワクチャになることが防げます
だから、ぷっくりと美味しいつけ梅の実ができあがるのです!

まぁ、そのかわりといってはなんですが、2回に分けて氷砂糖をいれるので、床下収納に入れたり出したりと、手間はかかりますけど、、、
美味しくしようと思ったら、手間はかかるものなのです!(笑)

6月終わり頃に残り半分の氷砂糖をいれたら、来年の6月、美味しい梅酒に仕上がるまで夏でも冷んやりとした床下収納で熟成させておきます
来年の梅酒も楽しみにぃ~!!(^o^)v

関連記事

新米新酒 しぼりたて山田錦 特別純米生酒

月がわりの酒「新米新酒 しぼりたて山田錦 特別純米生酒」

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです たこ梅は元来「上燗屋」

記事を読む

樽酒と檜枡

令和のスタートに、香りだけで飲みたくなるお酒できちゃいました!

今日から、いよいよ令和元年が始まりますね 今から175年前、江戸時代のお酒 たこ梅は、今から17

記事を読む

一斗樽に氷をいれてラムネ、ひやしあめをキンキンに冷やします

キッチンカーで出張おでん屋!夏は、おでん、、だけじゃない!?

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 大阪も梅雨入りしたかと

記事を読む

和歌山から届いた大粒梅

今年も梅酒をつけました!飲めるのは二年後ですね

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 大阪は、例年より1週間

記事を読む

「私の生ビール、完璧!」と嬉しそう

ビール工場見学「B40 たこ梅サミット 2019」開催!前編

この夏で5回目となる たこ梅FUN倶楽部員さんといくアサヒビール吹田工場見学 今年も行ってきました

記事を読む

期間限定!兵庫県産山田錦100%純米酒『灘の生一本』はじめます

期間限定!『灘の生一本』はじめます

今年も、はじめます 毎年、このお酒、2週間くらいでなくなっちゃいます 限定酒「灘の生一本」始めま

記事を読む

わたしも、純米大吟醸「百八十」をお正月用に買いました!

180周年記念 純米大吟醸「百八十」をお正月用に買いました!

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 山田錦の田植え、稲刈りのご

記事を読む

西宮の酒蔵さんの蔵開2019

2月16日西宮「白鹿 蔵開」、たこ梅の関東煮・おでんブースを出店です!

毎年、1月から3月にかけて、西宮の6つの酒蔵さんが蔵開きをやってます 西宮の酒蔵さんの蔵開2

記事を読む

清酒の種類による違いの一覧表

吟醸酒、純米酒、本醸造、、、お酒にどんな違いがあるの?それは、、、

たこ梅は、弘化元(1844)年の創業当時から、170年以上、上等の酒を上々の燗をつけて出す店というい

記事を読む

秋上がりの酒「黒松白鹿 辛口 ひやおろし 純米」

寒造りし、ひと夏、蔵で熟成の秋あがりする酒「黒松白鹿 辛口 ひやおろし 純米」が始めます

清酒(日本酒)は、純米、吟醸、大吟醸、本醸造、、、などなど、いろいろな「つくり」(醸造)があります

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

26人の購読者に加わりましょう
follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑