店長さんとの面談で、不満をぶつけました!そしたら、、、
目次
毎月、1回、店長さんと1時間の面談をしています
先週は、道頓堀にある たこ梅 本店の和田店長と面談でした
和田店長は、今年の6月1日に店長になった新人店長さんです!
ちょうど、6月、7月、8月と3ヶ月たったところですね
そんな和田店長との店長面談での出来事です
毎月の店長面談で何をするのか?
毎月、月初に店長会議をやっています
そのときに、まず、前月の取り組み報告、そして、当月にやっていくことを発表し、会議のメンバーから質問を受けたり、意見を交わす中で気づきや改良ポイントの発見につながっていきます
その店長会議の前、つまり、前月の月末頃に、店長さんと店長会議での報告について、事前に私と相談して、内容をまとめたりブラッシュアップすることが目的で、店長面談をするようになりました
今でも、店長会議の準備のために話し合います
さらに、店の運営や課題についても、話すようになってきています
店長面談前に不満に思っていたこと
8月の店長面談が近づいてきて、何について話そうか、、、なんて考えてると、ふつふつと怒り、イライラする自分がいました
私は、今や、ブログやFBなどは、お客さま、見込み客の方との非常に重要なコミュニケーションツールであると考えています
スタッフさんにも、再三、伝えてきました
当たり前ですが、店長さんにも、、、
その都度、「わかりました!やります!!」「スタッフがひとり週に1回ずつ書くために、当番の曜日も決めました!」と決意を告げられます
ただ、結局、やってなかったり、知らぬ間に、週1が月1に、、、
「なんで、やるって決めたこと、やらへんねん!!」って思うと、さっきの怒り、イライラがでてきます
それで、店長面談で「これ、言うたらんといかんな!(怒)」と思ったんです
イライラと怒りの中身、そんな自分を観ておきました
ただ、この時、この怒りとイライラは、本当は、何に対してなのか?って思う自分もいます
それは、やると決めた!やると言った!ことは、やることが正しい!という私の価値観があります
やると言ってくれたのでやってくれる!という「私の期待」に反しているという不満があります
そこに気づいた時点で、やる!と言ってやっていない意味は何なのか?ブログやFBを書くことの「その人」の成長にとっての意味は何なのかを考えてみました
そして、店長面談に臨むことにしました
8月の店長面談で、私の不満をぶつけました!
和田店長が、道頓堀にある たこ梅 本店の店長になってから、6月、7月と2回の店長面談をやりました
そして、今回の8月が3回目の店長面談となります
近くの喫茶店に二人で行って、店長面談スタートです!
この日、わたし、ひとしきり、和田店長と、いつものように、9月の店長会議にむけての準備としての店長面談をやって、発表内容の課題を見つけたり、さらに、つっこむポイントについて私の考えを伝えたりしました
それで、通常の店長面談の内容は完了です
それから、私、こんなことを言いました
「和田店長、私が和田店長に対して、不満に思っていることを話していいかなぁ~?」って、、、
めっちゃ、直接的ですよね
不満を抱いている相手に対して、「不満に思ってることをはなしていいかなぁ~」ですからね
話したのはこんなこと、、、
てっちゃん:
「私が不満に思っていることを正直に伝えるね
それは、やろう!って決めて、やります!って(和田店長が)言ったことが、実行されていない
できていない
それも、何度か言っているよね
これを聞いてみて、どう思いますか?」
和田店長:
「そうだと思います
ブログやFBを書くこともそうですし、、、
すみません、、、」
てっちゃん:
「確かに、ブログやFBは、決まったとおり和田さんも、本店のスタッフさんも書けていませんよね
でも、そのことを言いたいんじゃありません
私ね、今話してる声のトーンでわかると思うけど、怒ってるわけでも、責めてるわけでも、追求したいわけでもないんです
和田さんは、とても優秀だと思います
鍋番をしていても、他の人だったら、絶対に気づかないお客さまの様子に気づけたりとか、、、
仕込みもそうですよね
ただ、和田さんのスゴさは、これまでの仕事が、ものすごーーーく出来る!ってとこなんです
ほかのスタッフさんが、普通に自転車をこいでいるとしたら、和田さんは(ツール・ド・フランスの)レーサーのように自転車を走らせることができるってこと、、、
でも、自転車なんです
和田さん、和田店長には、『店長の仕事』をしてほしいんです
本当の『店長の仕事』をね!」
このあとは、ここでも話にでたブログやFBを書けていないということを例にとって、一般のスタッフさんにとっては、「ブログやFBは書かなくてはいけないもの!」で、なんとか書こうと思うけど、なかなか書けない、、、
そこには、いろんな理由を持っていること
ただ、その理由は、その人が、いま、立っている視点で見えているものであることを話しました
相手の視点を高める、成長してもらう関わりをするには、、、
交通渋滞がタイヘンだ!なんとかしよう!!って、道路の交通量をはかって道路を広げるとそのときはいいかもしれない
でも、そこが住宅街だったら、後になって、子どもとの交通事故が増えるという弊害が生じるかもしれない
鳥の目で、全体を見て、「ここは住宅街だから、広い道路は向こうにして、こちらの道路は、できるだけカーブや折曲げてスピードが出せないようにしよう!そうしたら、ドライバーは、自ずと広い道をとおるだろう、、、」っていう交通網としての視点で道路設計もできるかもしれない
店長として、スタッフさんと同じ仕事ができるのは、とっても大事だし、相手の気持ちや苦労もわかるから素晴らしい!
同時に、店長としては、
・自分が単にスタッフさんと同じように動くだけでなく、スタッフさんがお客さま創りができる仕組みを考え創っていってほしい
・スタッフさんが、これまでと異なる視点が持てるようにサポートしていってほしい
ということをもっと意見を交換しながら、和田店長の話を聴く中で伝えていきました
そして、わたしは、和田店長が、そうあれるようにサポートするし、応援することも伝えました
実は、もうひとつ、伝えたことがあります
それは、私が伝えたことをやったとしても、「『私に言われたからやる』『仕事だからやる』のでは上手くいかないよ」!ってことです
とっている行動は同じに見えても、「相手を思う『愛』を持ってっやってね!」て伝えました
そうすると、ぜんぜん、違う結果が生まれる!から、、、
この日、私も、和田店長に、おもいっきりの「愛」を持って伝えました
相手の視点を高める、相手が成長する関わりをするには「愛」が必要なんです
和田店長、仕組み作りの基本として
・「顧客のデザインマップ」の改良と活用
・9月の作割表の作成
を店長会議までにやって持って行きます!って自分から言ってくれました
そのときの声のトーンを聴いていて、私の本当に伝えたかったことが伝わったことがわかりました
3日後の店長会議で感じられた変容
この日の3日後に、9月の店長会議があったんです
そのとき、ほかの参加メンバー2人から、「なんか、雰囲気かわりましたね」「和田店長、感じが違います」と別々に言われていました
私も、和田店長のトーン(雰囲気)が変わっているのはもちろん、その存在感が、これまでと質が異なっていると感じました
和田店長の変容(ある種の成長だと思います)を見て、これからも、和田店長はもちろん、ほかのスタッフさんも、「愛」を持って、その成長に関わりサポートし応援していきます!(^o^)v
※私との面談やコーチングでは、私に守秘義務がありますので、今回のブログを書くに当たっては、和田店長に了解を得て書いています
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