今日は、森口さんと金田さんに新版「“商い”デザイン」を説明させていただきました!
11月の月初から続く「“商い”デザイン」の説明ツアー(?)!!
今日も、お二人のスタッフさんに、説明させて頂きました
「“商い”デザイン」とは?
お店や会社の多くには、経営計画や経営戦略ってありますよね
たこ梅では、私がお店を継いだ2001年から10年間、毎年のように経営計画を作っていました
継いだ当初は、正直にいっちゃうと超赤字に店で、1,2年でつぶれる、、、状態でした
それで、お店を再構築するために経営計画を立て、社員さんに理解してもらって手伝っていただくことで、なんとか黒字のお店にできたんです
そして、毎年、経営計画を見直してやっていきました
おかげさまで、売上、利益とも順調に伸びていました
ただ、平成20年9月、サブプライム住宅ローン危機に端を発したいわゆるリーマンショックが起こり、そこから、売上はひたすら下がる一方、、、
もちろん、利益も同様です、、、
その時に気づいたんです!
あたりまえのことなんですが、世の中は、予定通りいかない!!
いくら、たこ梅のスタッフさんや私が一所懸命に努力しようと頑張ろうと、そんなことをとまったく関係なく、とんでもない出来事は発生して、こちらは、迷惑を被る!!って、、、
頭では無く、変な言い方ですが、全身でわかりました
だったら、その瞬間から、可能性を極大化して、数ある選択肢を生み出し、その中から、スタッフさんと私が納得できる方向を選んで進めばいいじゃないか!って思ったんです
それで、経営企画ではなく、経営戦略でもなく、お店の在り方、方向性、基本となる考え方などを網羅した「たこ梅の商売の基本姿勢」ともいうべき「“商い”デザイン」を平成23年6月に作成しました
平たく言うと、計画を立てても、そのとおりならない!
だったら、何が起きても、その瞬間から創っていけばいいじゃないか!
創れるようになろう!!創れるようにしよう!!と思っのがきっかけで、この「“商い”デザイン」をつくりました
全スタッフさんがもっている「たこ梅手帖」にも縮小版が載っていますし、各お店には、1冊ずつ備え付けています
そして、入社時のオリエンテーションでは、この「“商い”デザイン」をつかって、お店のことをオリエンテーションしています
たこ梅 分店の森口さん、金田さんに新版「“商い”デザイン」を説明です
ただ、作成から5年が経過し、多少なりとも、よりシンプルにその本質を伝えられるようになりましたし、5年の間に追加されたツールや知見を網羅して、新版の「“商い”デザイン」を作成しました!!
それで、11月初めから、スタッフさんおひとりおひとりに、旧版との違いや新しいツール、知見を含めて、説明させて頂いています
そして、今日は、新梅田食道街 たこ梅 分店の森口さん、金田さんに新版「“商い”デザイン」を説明です
お二人は、基本は、新梅田食道街 たこ梅 分店の調理場で働いて下さってます
森口さんは、ときどき、ホールのお手伝いもして下さいますが、金田さんは、調理場専任です
厨房で作った料理がホールさんを通じて、お客さまの元へ行く!
そして、旨い!と思って頂けると、また、次に繋がるひとつの要因となります
そればかりではなく、もっと、積極的に、自分が作った料理についてのより美味しい食べ方!を調理人の立場から、POPに書いてお伝えしてくれたりもしています
ちょっと自慢ですが、こんな調理人って、あんまりいないんじゃないでしょうか?(^o^)v
うちの森口さん、金田さん、スゴイでしょ!!(^o^)v
今日、こんなお二人に、じっくり、新版の「“商い”デザイン」を説明させて頂きました
もちろん、この時間は、私が説明する時間、、、ではなく、おふたりに理解をしていただいて、わからないところは質問していただきますし、気づいたことは言っていただく時間です
終わった後で感想を聞いたんですが、「わかりやすい!」「理解できました!!」と力強い返事をいただきました
また、明日からも、残りのスタッフさんに「“商い”デザイン」説明ツアーが続きます!!(^o^)v
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