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朝日新聞2月24日朝刊のホワイト企業大賞の記事で、たこ梅が掲載されました!

公開日: 学習する組織, 取材・記事, 働く環境

一昨日(2/24)、フェイスブックのメッセンジャーで、数人の友人からメッセージをもらいました
内容はというと、、、「朝日新聞でみたよ!!」「朝日新聞に載ってるよーーー!」っていうものです

ホワイト企業大賞の特別賞「学習する組織経営賞」を受賞

何かな?と思ったら、なかには、わざわざ記事を写メってくれた友だちもいて、何のことか判明!!

ホワイト企業大賞特別賞「学習する組織経営賞」を受賞です

ホワイト企業大賞特別賞「学習する組織経営賞」を受賞です

1月にホワイト企業大賞の表彰があり、そこで、「学習する組織経営賞」という特別賞をいただいたのです
その時の話は、コチラのブログに書いてるので、よかったらみて下さいね
→ ホワイト企業大賞の特別賞「学習する組織経営賞」をいただきました!

その後、朝日新聞の記者の方から取材を受けてたんです
それが、やっと記事になって掲載されたらしい、、、

朝日新聞の記事に載りました!

うちは、朝日新聞とってないので(^^;;;)、早速、近くのコンビニで、朝日新聞を購入、紙面をめくっていくと、、、

2018年2月24日朝日新聞朝刊のホワイト企業大賞の記事

2018年2月24日朝日新聞朝刊のホワイト企業大賞の記事(クリックすると大きく読みやすくなります)

ホワイト企業大賞に関する記事がみつかりました
たこ梅が、特別賞を受けたことも書いてあります
どんなことが書いてあるか、たこ梅に関する部分を抜粋すると、、、

 創業170年余、江戸時代から続く老舗「たこ梅」は大阪・道頓堀のおでん店。第4回ホワイト企業大賞の特別賞を受賞した。
5代目の岡田哲生社長(51)は先代が亡くなり、大企業のサラリーマンを辞めて継いだ。赤字の店を、会社員時代に培った営業・宣伝戦略で再生させ、てんぐになった。「従業員には『考えるな、言われたとおりにやれ』と命じました」。だが、08年のリーマン・ショック後、売上高は下降に。自信はくじかれた。
悶々とする日々、たまたま店のカウンターに祖父、父、孫の3世代で座るお客を見て「あ、俺はこれをするんやった」と悟った。世代をまたぐ客をつくり100年後も店を続ける。それは先代の教えでもあった。
「使命はわかったが、どうすればできるんかわからん」。従業員の創意工夫が大切と考え直した。それによって従業員と客との関係が変わり、売り上げは復調。岡田さんはいま「たこ梅は学校みたいなもん」と言う。

まぁ、こんな風に書いていただいています

記事で気になったところ ^^;;;

ただ、ちょっと、自分でひっかかったのは、「従業員には『考えるな、言われたとおりにやれ』と命じました」ってところ、、、^^;;;
さすがに、こんな風に言ったことはないので、、、
ただ、私が戦略、戦術を考え、それを話して理解して実行してほしい!って思ってました
実際には、会議で説明して、反対もないし、そう決めても、全部はそうはならない
結局、私が自分で細かいツールまでつくったりして配布して、それをなんとか「やらせよう」としてました

その前提には、「私の考えが正しい」というのがあったんですね
さらには、会社は、売上を上げて、利益を出す!それを毎年増やすように努力する!成果を出す!ものである!!という前提というか疑いもしないメンタルモデルがありましたから、、、

と、書いていて気づいたのは、「従業員には『考えるな、言われたとおりにやれ』と命じました」と実際に言っていたかどうかはたいしたことでなくて、どちらにしても、ハタからは同じように見えるだろうなぁ、、、
当時に、私の「立っている」ところが、そういう前提だから、、、^^;;;

それどころか、そういう私だったのに、よく、お店の人たち、やってくれたと思います
おかげで、当時は、黒字化したし、売上も利益も増えた、、、

百年後を考えたら「学習する組織」にしようと決めた!

朝日新聞の記事にありますが、2008年のリーマン・ショックから売上が下がりはじめ、このままではダメだ、、、と思ったとき、親子連れのお客さんを見て、「そうや、親が子、また、その子を連れてきたくなる、連れてくる店なんや!そんで、百年後も、そうあるようにするんや!」ってわかったんです

学習する組織入門、学習する組織、マンガでやさしくわかる学習する組織

学習する組織入門、学習する組織、マンガでやさしくわかる学習する組織

ただ、どうするかわからんかったときに出会ったのが、ピーター・センゲが提唱する「学習する組織」という考え方
この学習する組織やったら、たこ梅は百年後もある!!って思いました
それで、「よし!たこ梅を学習する組織にする!」って決めたのが、平成22年の4月でした
それから、学習する組織となるべく、ずっと取り組んでいます
もちろん、今も、、、

そして、最近、気づいたのは、「学習する組織」は出来上がらない!ということ ^^;;;
完成なんてないんです
延々、学習する組織であるためのプロセスが続く「道」なんです(ハハハ、、、、と笑うしかない:笑)

主催の天外伺朗さん、一緒に参加した多比羅さんと記念撮影

主催の天外伺朗さん、一緒に参加した多比羅さんと記念撮影

そんな調子でやってたら、第4回ホワイト企業大賞で「学習する組織経営賞」なんていう特別賞をいただいたのです

組織は生きている!

余談ですが、最近、わかってきたのは、学習する組織を目指してるわけですが、その組織は「生きている」ということ
スタッフさんが、自分たちの前提やメンタルモデルに気づき、掘り下げるという学習を通して、モノの見方、捉え方が変わり、そして、思考も変わって、行動も変わっていく!ということをやろうとしていますが、そういう人達の組織は、機能や機構ではなく、生きているものだ!生き物だ!ということです

組織や組織に属している人をなんとかしよう!というのは、とりもなおさず、「直す」ということ
これ、組織を「機械」として見ていると言うことに気づきました
当然、機械なので愛を注ぐこともないし、直し、修理する、故障したら、修理する(直す)か取っ替える(交換)するものだと見なしています

組織の機能不全、不適合がさけばれています、、、
組織が機能不全というリベンジをするのは、「もっと、私(組織)を見てほしい!!」とか「いま、調子が悪いんです!助けて!!」っていうシグナルを送っているんだと思います
それをシグナルと気づかずに、機械を修理するように直そう!とするのではなく、大事な人と同じように、見て、観て、診て、看てあげたら、、、
組織を大切に思って愛して、愛で満たしたら、、、
きっと、組織も、違うシグナルを送ってくれるようになるのではないでしょうか?
組織の不適合や不具合というリベンジではなく、きっと、組織も愛で応えてくれる気がします

、、、なんてことを考えながら、今日も、学習する組織に取り組んで行きます!!(^o^)v

 

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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