*

生のヒゲ鯨の舌から「さえずり®」造ってます!!

公開日: 関東煮・おでん, 鯨料理

月に数回、さえずり®を造ります
さえずり®っていうのは、ヒゲ鯨の舌のことなんですが、生の鯨の舌を何日も、いろんな工程をへて関東煮(かんとだき/おでん)につかえる「さえずり®」に仕上げていきます

鯨の舌「さえずり®」の関東煮(かんとだき/おでん)

たこ梅の名物で、初代 岡田梅次郎が、お客さんが、こいつをくっちゃくっちゃと食べているさまを見て、「小鳥が囀るようや、、、」と『さえずり®』と名付けたんです

さえずり®って、独特の味わいがあるのと同時に、チューインガムみたいになかなか噛み切れない、、、
そういうもので、ついつい「クッチャクッチャ」となるのですが、これを小鳥の囀りって言ったのは、一種の洒落(シャレ)だったんでしょうね(^o^)

赤身を切り取りゆであがった「さえずり®」

赤身を切り取りゆであがった「さえずり®」

これが、今週、仕込み始めた「さえずり®」ですが、白身の部分がしっかりとしている上物でした
さえずり®の元は、鯨の舌!
舌は当然動くので筋肉があります
この筋肉の部分が真っ赤で旨そうな赤身なんですが、食べてみるとアメゴムのように噛み切れないという、とんでもないシロモノ、、、_| ̄|○

その赤身の部分を取り除き、塩をして寝かせてからゆであげたのが、この画像の「さえずり®」です
この状態で刺身にしても旨い!んですよね

関東煮(かんとだき/おでん)の「さえずり®」にするには、まだ、いくつかのナイショの工程があります
で、生の鯨の舌から、関東煮(かんとだき/おでん)の「さえずり®」となるまでは、10日から2週間程度かかっちゃいます

まぁ、ゆっくり時間と手間をかけると、それだけ美味しくなるので、毎回、じっくり取り組んでます
さて、今日も、さえずり®の次の工程をがんばろーーーーーーっと!(^o^)v

関連記事

「アボカド」の関東煮(かんとだき/おでん)

店主の知らない関東煮・おでん「アボカド」

世の中には、知らない世界、、、があるといいます、、、 でも、たこ梅には、五代目店主(てっちゃん)の

記事を読む

牡丹かき、これを注文をきいてから鍋でたきます

「牡丹かき」の関東煮(かんとだき/おでん)はじめます

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです いよいよ、1ヶ月くらい

記事を読む

「竹の子」の関東煮(かんとだき/おでん)です

今日からスタート!堀りたて「竹の子」の関東煮(かんとだき/おでん)です

今年は、ちょっと遅めかも、、、 ホント、おそくなっちゃって、ごめんなさーーーーーい!! いやーー

記事を読む

「椎茸(しいたけ)」の関東煮(かんとだき/おでん)です

「椎茸(しいたけ)」の関東煮(かんとだき/おでん)始まっちょります!

10月も半ばを過ぎて、朝夕、肌寒いですね 私も、この前から、長袖のシャツを来ています こうな

記事を読む

鯨の舌から赤身の部分を取り除いていきます

鯨の生の舌から、さえずり®を仕込んでいきます!

たこ梅が創業したのが、私の4代前の曾々祖父 岡田梅次郎です 弘化元年、1844年ですので、いまから

記事を読む

ネギと鮪の刺し合わせ「ねぎま」の関東煮(かんとだき/おでん)が始まりました!

9月に入ると、聞かれるんです! 常連さんに、「そろそろ、ちゃうん?」「まだか?」って、、、

記事を読む

文藝春秋2018年3月号です

文藝春秋「目耳口」に、たこ梅の関東煮・おでんのお取り寄せ(通販)を載っけて下さいました!

先週、文藝春秋さんから、郵便が届きました 「うん?なんだろう、、、、」とおもいつつ、開封してみ

記事を読む

「勇魚(いさな)」木札キーホルダー

「勇魚(いさな)」木札キーホルダーできました!!

鯨って、ホンマに旨い!! 鯨料理って、日本の食文化、、、 その鯨料理の旨さを知って欲しい!!

記事を読む

ローストビーフならぬローストクジラ

これは旨すぎ!?鯨ユッケ と ローストクジラ (@ ̄□ ̄@;)!!

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃん(岡田哲生)です 鯨の舌「

記事を読む

山添村の万願寺唐辛子と玉葱

緊急速報!山添村の万願寺唐辛子、玉葱がお店に登場です

奈良の山添村でスタッフさんと自然農法の小さな畑をやってます 毎月、1回、野菜部のメンバーと一緒にい

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

24人の購読者に加わりましょう
follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑