*

場や会議が劇的に変わる!結果を出すファシリテーターの6つの「流儀」に行ってきました

月1回、店長さんが集まる店長会議、若手スタッフさんの現場会議をやってます
たこ梅の会議では、参加メンバーは、必ず、事前に会議ファシリテーションの基本研修を受けることになっています
もう6年前になりますが、私も、お店のスタッフさんとチーム経営さんという会社の方においでいただいて、一緒に研修を受けました
新メンバーも、チーム経営さんが開催される会議ファシリテーションの研修を受けています

基本は、仕事のひとつである会議で使うのが目的なので、普段、ファシリテーションについて、それ以上、つっこんで深く勉強することはありません
それでも、たまに、本を読んだりファシリテーションの研修をうけたりします

石橋先生のファシリテーショングラフィックのデモンストレーションです

石橋先生のファシリテーショングラフィックのデモンストレーションです

昨年も、たこ梅 本店の安藤さん、東店の多比羅さんが、ファシリテーショングラフィックスの研修に行ってくれていました
そのときのブログはコチラです!
→ ファシリテーショングラフィック講座をスタッフさんと一緒に受けてきました!

プロフェッショナルファシリテーター(ラリー・ドレスラー著)を3年前に読みました

そんなこともあって、3年前に、「プロフェッショナル・ファシリテーター ~どんな修羅場も切り抜ける6つの流儀~」(ラリー・ドレスラー著)が出版されたときは、スグに買って読みました

「プロフェッショナル・ファシリテーター」(ラリー・ドレスラー 著)

「プロフェッショナル・ファシリテーター」(ラリー・ドレスラー 著)

この本、ファシリテーションのスキルやノウハウの本ではありません
いろんなスキルをいっぱい持ってるファシリテーターでも、その時のメンバー、雰囲気、状況、テーマや議題によっては、会議が炎上、あるいは、全く話が進まず大失敗、、、なんてことに見舞われます

その一番の原因は、そこに立つファシリテーターの「あり方(Being)」にあるというのです
どういう、「あり方(Being)」が必要なのか?を6つの流儀としてまとめられています

【修羅場を切り抜ける6つの流儀】
流儀1)自分の状態変化に敏感になる
流儀2)「いま、ここ」に集中する
流儀3)オープンマインドを保つ
流儀4)自分の役割を明確に意識する
流儀5)意外性を楽しむ
流儀6)共感力を養う

各々の流儀の詳しい内容は、実際に本を手に取ってみて下さいね
詳しく書かれていますから

さらに、その「あり方(Being)」の鍛え方もかかれていますし、「なるほどなぁ、、、」と思ったのは、6つの流儀と鍛え方が語られた後の最終章に、「振り返りと休息」があったことです

ファシリテーションが終わった後に、ふりかえり、学ぶ、、、
そして、洗い流して、次ぎに向かって進めるようにする

いわれてみて、本当に大切だと思うし、このブログでも何回かふれていますが、リーマンショック後、お店を「学習する組織にしよう!」と思って学んでいるとき、スゴイ!って思う人がちがやっている3つの共通のことに気づきました
それは、
・瞑想
・ヨガ、太極拳、合気道など
・リトリート
です

ファシリテーションが終わった後にも、大きい、小さいは別にして「リトリート」が必要なんだなぁ、、、って思ったんです

場や会議が劇的に変わる!結果を出すファシリテーターの6つの『流儀』

ところで、なんで、3年前に読んだ、「プロフェッショナル・ファシリテーター」(ラリー・ドレスラー 著)のことを書いてるかというと、ほんの数日前、あらためて読み直したから!
というのは、昨日(4/1)、この「プロフェッショナル・ファシリテーター」(ラリー・ドレスラー 著)の翻訳者でもあり、ラリー・ドレスラー氏のBlue Wing社認定Standingin the Fireファシリテーターの佐々木薫さんによる、「場や会議が劇的に変わる!結果を出すファシリテーターの6つの『流儀』」があって、参加することにしたからです

STANDING IN THE FIRE テキスト と「プロフェッショナル・ファシリテーター」(ラリー・ドレスラー 著)

STANDING IN THE FIRE テキスト と「プロフェッショナル・ファシリテーター」(ラリー・ドレスラー 著)

講座の流れとしては、
(1)オープニング
(2)「炎」がつくメカニズム
(3)流儀1:自分の状態変化に敏感になる
(4)流儀2:「いま、ここ」に集中する
(5)流儀3:オープンマインドを保つ
(6)流儀4:自分の役割を明確に意識する
(7)流儀5:意外性を楽しむ
(8)流儀6:共感力を養う
(9)クロージング
と、6つの流儀にしたがっています

講座では、この流れに沿いながら、実際にファシリテーター(参加者)が使えるワークや経験談を惜しみなく紹介されながら、実践で使える!を主眼にすすめられていました

その中でも、一番、今回の講座で記憶に残っているのは、本の中にも書かれているのですが、ファシリテーションをしていて「炎」がつくのはどういうときか?どうやってつくのか?が、折に触れて、佐々木さんは語られていたことです
「炎」がついて炎上するとはいいますが、その炎は、どこでもない、ファシリテーター自身がつけてしまうものだからです
ファシリテーターの「大丈夫かな?」「なんか、まずいぞ、、、」「うまくいってない、、、」などの不安や心配などが、「炎」を燃え広がらせてしまうのです

燃え広がらせないため、そもそも、そうならないためには、「あり方(Being)」にかかるということなのです
その「あり方(Being)」にかかわる6つの流儀ですから、きっと、何度も、何度も「炎」がつくことについてふれておられたのだと思います
この「炎」がつくことに関しても、詳しくは本に書かれていますから、興味のある方は、ぜひ、ご覧下さいね

今回の講座を受講して、ファシリテーションだけでなく、「人とかかわる」というのは、その人の「あり方(Being)」によるところが大きい!とあらためて感じました
直接、かかわるだけでなく、文章をかいたり、ただ、そこにいる!だけでもそうです

私も、少しずつですが、日々、「あり方(Being)」を鍛えるように努力していこうと思います
実は、2つほど、宿題もでましたしね、、、(^o^)v

さぁ、今日も、がんばります!!

 

 

 

関連記事

松野先生、阪田さんと研修の打合せ

POPで楽しく価値を伝える研修♪2019 Day1の打ち合わせやってます

今年で7年目を迎える「POPで楽しく価値を伝える研修♪2019 Day 1」の打ち合わせをコトマーケ

記事を読む

安藤店長が現場会議にオブザーバー参加

9月の現場会議~目的がわかると視座が変わる?~

昨日、このブログに書いた9月のワクワク勉強会に引き続いて、午後から、たこ梅 若手スタッフさん中心の現

記事を読む

dancyu「続・日本酒。」「本格焼酎。」

参考図書「続・日本酒。」「本格焼酎。」をたこ梅文庫に収蔵!!

本屋をぶらぶら覗くと、面白そうな本が、、、 ダンチュー(danchu)のお酒と焼酎の特集をまとめた

記事を読む

4月から、たこ梅北店の店長となる安藤さんを交えた店舗面談

新梅田食道街 たこ梅 北店の店舗面談やってます!

毎月、月末近くに、各店の店長さんたちと店舗面談をやってます その月のお店の状況や来月の取り組み、気

記事を読む

プロセス・コンサルテーション 援助関係を築くこと(E.H.シャイン 著)

「プロセス・コンサルテーション」読もうかな、、、読みます

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです この前のブログで書きま

記事を読む

宴会での人馬一体(?)ゲーム

1泊2日の「遊学旅行」、暑かった!おもろかった!楽しかった!!

先週、2日間、全店、お休みをいただいて、スタッフさんと1泊2日の「遊学旅行」に行ってきました! 研

記事を読む

1月の店長会議

2018年1月の店長会議~学習する組織への取り組みから効果が見えるまでには年単位のタイムラグ!~

今年最初の会議は、2018年1月の店長会議です 毎度、いろんなことが議題にあがります 過去10年

記事を読む

CTIコーチング「フルフィルメント」コース

CTIコーチングのコースアシスタントに入る理由(わけ)

コーチングファームのCTIさんが開催されるコーチングの応用コースに「フルフィルメントコース」がありま

記事を読む

顧客の旅をストック&フローで説明する紙芝居

顧客の旅をストック&フローでスタッフさんに説明する紙芝居を作成しました!

お客さまの進化っていうのか、見込み客さんが、新規客さんに、そして、常連さんに、、、ってありますよね

記事を読む

「学習する組織」入門(小田理一郎 著)

「学習する組織」入門(小田理一郎 著)は、現場の人に手厚い本だと思います

このブログを読んで下さってる方は、ご存じかもしれませんが、平成20年のリーマンショックを期に、お店の

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

25人の購読者に加わりましょう
follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑