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月がわりの酒 第二弾「花さかゆうほ」純米吟醸 無濾過 生原酒 うすにごり

公開日: 酒・ビール・飲み物, 季節・旬

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです

たこ梅は元来「上燗屋」

たこ梅は、江戸時代に数多く生まれ戦前くらいまで多数あった「上等のお酒を上々に燗して出す『上燗屋』」という業態のお店です

それで、今も、お店でお酒は「特別純米山田錦」一手で、これを燗をつけてお出ししています

特別純米山田錦と錫の上燗コップ、たんぽ

特別純米山田錦と錫の上燗コップ、たんぽ

ちなみに、その酒のアテ(肴)として、たこ梅の場合は、たこ甘露煮、関東煮(かんとだき/おでん)があるのです
今では、一般的には「おでん専門店」のように思われていますが、上燗屋に たこ甘露煮、関東煮(かんとだき/おでん)があるというのがホントのところなのです

お酒(日本酒)の色んな楽しみ方を知って欲しい

一方で、お酒(日本酒)は、本当にいろいろあって、それも知って欲しいし、その楽しみ方もさまざまです
いろんなお酒を飲むとか、いろんな飲み方を知る機会があると、それだけ、日本酒の奥深い世界に触れることができます

ただ、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒と違い日本酒は蒸留酒なのでデリケート
お酒の封を切るとそこから酸化など、劣化が始まります
ですから、封をあけたら早く飲みきるのが一番美味しく飲めます

正確には言えませんが、封を開けたお酒を脱気や窒素充填して冷蔵庫保存するのではなく普通においておくのであれば、長くて1週間くらいが美味しい期間ではないでしょうか
それで、たこ梅では、お酒の種類を山田錦の純米酒一手にして、封を開けて酒がすぐに売切れるようにしています
(実際、1日に何本もでるので、その日のうちか翌日にはなくなります)

でも、色んなお酒を知って欲しいので、毎月、季節のお酒、特別なお酒などを月がわりで楽しんでいただくことにしています
これが「月がわりの酒」を始めた理由です

3月の第二弾「花さかゆうほ」純米吟醸 無濾過 生原酒 うすにごり

3月の「月がわりの酒」は、能登(石川県)の「ゆうほのしろ」純米 無濾過 生原酒 おりがらみ でした

遊穂「ゆうほのしろ」純米 無濾過 生原酒 おりがらみ

遊穂「ゆうほのしろ」純米 無濾過 生原酒 おりがらみ

すいません、、、

あっという間に、売切れました

遊穂「花さかゆうほ」純米吟醸 無濾過 生原酒 うすにごり

遊穂「花さかゆうほ」純米吟醸 無濾過 生原酒 うすにごり

で、酒担 安藤店長、またエエのを第二弾として探してきました
「ゆうほのしろ」が評判よかったので、またまた、同じく能登(石川県)の御祖(みおや)酒造さんのお酒です

「花さかゆうほ」純米吟醸 無濾過 生原酒 うすにごり

搾りたての生原酒
さらに、春の霞にみたてた「うすにごり」タイプで、春というとやわらかな季節ですから上品で香り高い「純米吟醸酒」なのです

このお酒、笑顔のあふれる春がやってくるようにとの願いを込めて、枯れ木に花を咲かせる「花咲か爺さん」にちなんで命名されています

関東煮(おでん)、錫の上燗コップとタンポ、たこ甘露煮

関東煮(おでん)、錫の上燗コップとタンポ、たこ甘露煮

たこ梅の関東煮(おでん)、たこ甘露煮ともよくあいますよ

さて、遊穂「花さかゆうほ」純米吟醸 無濾過 生原酒 うすにごり ですが、季節限定酒なので、やっぱり入荷分がなくなったら終わります

極少入荷のため、すぐになくなる恐れがあります

「飲みたい!」と思ったら、今夜にもお店の暖簾をくぐってくださいね

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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