2月の店長会議~間接部門の存在目的とは?~
この前、2月の店長会議でした
例によって、いくつかの議題を検討しました
その中のひとつが、、、
たこ梅の間接部門
どの会社にも、直接、お金を稼ぐ直接部門とそれ以外の間接部門があります
たこ梅で言うと直接部門は、たこ梅の各店舗、つまり、お客さんがいらっしゃるお店です
間接部門は、総務関係を主として担当する事務所や自家製の関東煮タネをつくる仕込み場になります
事務所や仕込み場は、その仕事から直にお金を得るわけではありません
だから、間接部門なんですけど
間接部門の存在目的とは?
それで、2月の店長会議の時、間接部門である事務所や仕込み場は、何を目指すのか?を明確にしました
それがわかると、単に「作業」として、事務処理をしたり、店に言われたままに関東煮タネを製造するのではなく、自律的に仕事に取り組み活動できるようになります
間接部門の存在目的は?というと、直接部門、店のサポートであったり、事務処理や関東煮タネの製造ということももちろんあります
ただ、一番のコレ!という目的は何か?について話をしました
そこで明確になったのが、事務所・仕込み場は「お店のMQに貢献する」です
※MQとはMQ会計で使う用語で、いわゆる「粗利」です
誤解のないようにいっておくと、この間接部門は「お店のMQに貢献する」というのが「正しい」わけではありません
われわれは、われわれのもつ大目的のために、間接部門の存在目的を「お店のMQに貢献する」と定義するとしたということです
間接部門にこれからできること
利益を上げることがすべてではありません
同時に、利益とはお店を続ける上で必須であり、また、お客さんに選ばれ喜ばれるほど増加する傾向にあります
そして、お店、店舗のスタッフさんは、お客さんに選ばれ喜ばれることをどんどん増やすためには、
・おいしい
・雰囲気がいい
・お客さんとスタッフさんの関係性がいい(を創る)
・来たくなる理由がある(を創る)
・コミュニティがある
などに注力する必要があります
特に、お客さんとの関係性、来店理由がある(動機)、コミュニティは、お客さま創りというプロセスが生み出すものとわれわれは捉えています
ここに力を注ぐには、考える時間、それを具現化する時間が必要です
この時間をお店がつくれるようにすることが、間接部門ができることのひとつです
また、たこ梅は、元来、上燗屋という酒とそのアテ(酒の肴)を出す店で、たこ甘露煮と関東煮(かんとだき/おでん)が酒の肴だったのです
とすると、仕込み場では、単に関東煮(かんとだき/おでん)のタネを製造するだけでなく、酒のアテとなる一品を開発してつくって店に届けることもできます
そうすると、そのアテが酒、ビールにぴったりだと、お客さん、喜ばれますよね
そして、その対価にお金をおいていかれる
これも、お店のMQ(粗利)に貢献します
こんなことを2月の店長会議で、話し合って、共有しました
これを現実化していくのは、これからですが、スタッフさんと一緒にがんばります!!
関連記事
-
雑用係の今回のお仕事は「画伯」!関東煮(かんとだき/おでん)のイラストを制作中
わたし、名刺にも書いていますが、「雑用係」やってます 雑用係のお仕事は多岐にわたりますが、今回は、
-
「ディビッド・ストロー氏に学ぶシステム原型」で頭がウニになっています
現在は、VUCAの時代で、先が見通せない!分からない!といわれる世の中になってきた、、、と言われてい
-
道頓堀 たこ梅本店が、おはようコールABCの「おきトク」コーナーでオンエアです!
先日、朝日放送の早朝のニュース情報番組「おはようコールABC」さんが、道頓堀にある たこ梅 本店に関
-
新しい〆の一品「大和煮汁かけご飯」ができたらしい
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 道頓堀にある たこ梅本
-
「いい会社、社員、上司、経営者、出来事」についてのアンケートを今年もやりました!
4月から8月まで、毎月、1ヶ月に1つ、5種類の社員アンケートを実施するようになって3年目を迎えます
-
モチモチした食感がたまらん!さらにビタミンの宝庫なんだとか、、、「銀杏(ぎんなん)」の関東煮(かんとだき/おでん)始めました!
秋になると出てくるアレ、、、 旨いですよねぇーーーーー もちもちした食感、、、 そして、ビタミ
-
8月の店長会議~分店の上原さんが店長代行に就任!?~
先週、8月の店長会議でした 店長会議前に勉強会です 7月から、まず、午前中に2時間、ワクワク系マ
-
冬の一番人気「聖護院大根」の関東煮(おでん)始まります
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです いよいよ始まります
-
緊急速報!山添村で収穫の「里芋(さといも)」を店で出します!ごく少量だけど、、、
11月の野菜部の活動で、山添村(奈良)の自然農法の畑でいろいろ収穫しました 喰うどぉーーーー
-
2月の現場会議~出来てないことを出来るようになるためには?「意図、構造、行動への埋め込み」を!~
先週は、各お店の若手スタッフさんが集まる「現場会議」でした そこで話し合われたことのひとつは、これ