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丑の刻参り!じゃなくて、丑の刻にタコたいてました!!(笑)

公開日: たこ甘露煮, おみやげ, 季節・旬

午前2時、丑の刻参り、、、ではなく、タコをたいていました!!
というのは、、、

年末恒例の夜通しタコたきです

今日、12月30日は、たこ梅の最終営業日です
(ホワイティうめだの たこ梅 東店は、数年前から、「全体に大晦日まで店をあけるように!」って、大家さんである大阪地下株式会社さんから厳しくいわれて、数年前から、12月31日までやってますが、、、)

この日は、迎春用などに、お客さまが、たこ梅の名物である「たこ甘露煮」を取りに見えたり、田舎や知人の方に送ったりされるのが一年で、一番多い日です
そう、「たこ甘露煮」(姿煮)が、一番、売れる日です!
ものすごーーーい数のご予約をいただいてるので、毎年、昨日の夕方くらいから、タコの目や烏とんび(口)、内臓などをキレイに取りのぞいたり、スジ切りをしてやわらかくなりやすくしたり、、、仕込みを始めます

たかれるのを待つタコちゃん(一部)

たかれるのを待つタコちゃん(一部)

準備が出来て、たくだけになったタコちゃんは、子供プールで出番を待ちます!!
ふだんは、大きな桶をつかっていますが、この日は、桶では入りきらないので、この日のために夏に勝っておいた子供プールが登場するんです

そうして、日付が変わると、いよいよ、大釜に火をいれて、タコちゃんたちをたいていきます
大釜に、タコちゃんを放り込んではたき、放り込んではたき、、、を何回も何回も繰り返します

タコちゃんを大釜でたいています

タコちゃんを大釜でたいています

丑の刻、タコたいてます

丑の刻、タコたいてます!

夜明けまで、ずっと、ひたすら何度もタコちゃんをたいていきます
もちろん、丑の刻も、タコたいてました、、、(笑)

たきあがった「たこ甘露煮」

たきあがった「たこ甘露煮」

今回も、ご予約いただいたたくさんのタコちゃんたち、やわらかーーーく、そして、赤銅色にたき上がりました!
この「たこ甘露煮」は、間もなく、お店に届けられ、一匹ずつ木箱に入れて包装されていきます
そして、お客さまが受け取りに来られるのを待つんですね!!

さて、てっちゃん、すいませんが、今日は、そろそろ寝ます
毎年、12月30日は徹夜でタコをたいて、朝から、昼過ぎまでひと眠り、、、して、今日の次の仕事にとりかかるもんで!
世間は、おはようございます!ですが、今日だけは、「おやすみなさい」です(^o^)/

 

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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