スタッフさんとの行動探求で、最近、よく登場するのがシステム思考の氷山モデルです
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行動探求・メンタルモデル, システム思考, 面談・コーチング
毎月、月の前半は、ほとんど毎日のようにスタッフさんと、スタッフさんが上手く行かなかった相手との会話を材料に行動探求をやってます
先日もやってたんですが、この行動探求の中で、難しい会話のマトリックスという、上手く行かない結果が起こったときに取った行動から、どんな構造がそこに潜んでいるのか、意識・無意識の前提、あるいはメンタルモデルがあるのかを見つけるワークがあります
最近、ここでよくとうじょうするのが、システム思考でおなじみの氷山モデルです
行動の前提やメンタルモデルをみつけたり、あらたな前提を構築するとき、この氷山モデルをつかうとみつけやすい場合が多いので、、、
ホワイティうめだにある たこ梅 東店の多比羅さんと行動探求やってたときも、やっぱり、この氷山モデルをつかいました
絵が下手っぴなので、氷山に見えないかもしれませんが、左下に書かれているのが、氷山モデルです
これを使って、ある人と多比羅さんの上手く行かなかった会話を取り扱ったのですが、そこからでてきたのは、起こった出来事に対する時間的視点の相違です
相手は、起こったことで今困ってて、まず、その気持ちをわかってほしい、、、
一方、多比羅さんは、その起きたことから生じるさまざまな問題にあらかじめ手を打つべきだ!という視点で話をしています
これを(上の画像では殴り書きでよくわからないと思いますが、、、^^;;;)氷山モデルで、出来事/行動パターン/構造/意識・無意識の前提、メンタルモデル の階層だけでなく、相手と多比羅さんに分けて表現してみると、、、
多比羅さんから、「あぁーーー、そういうこと、、、、」って、頭と体感覚でわかったようです
実は、多比羅さん、「こういうこと、ほかでも、よくあります、、、」とのこと
つまり、よくはまりがちな「パターン」なわけです
それで、この氷山モデルを使って一緒に考えて、そのパターンにはまっていることに気づくにはどうしたらいいかをかんがえました
そして、でてきたのが、単純ですが、
起こった出来事に対して相手の言動が不可解なとき
「オレは、その先の起こったら困る問題を気にしてないか?」
と問いかけることです
多比羅さん、「しっくりきます」とのことなので、これ、使えたら、まずは、いつものパターンにはまっていることに気づけて、一歩下がって俯瞰して眺められるようになると思います
まぁ、それでも、うまくいかなかったら、また、行動探求すればいいので、、、
つーことで、氷山モデル、活躍してます!!
さーーーてと、今日も、がんばりまーーーーーーーーす!(^o^)v
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