行動探究(アクション・インワクワイアリー)で起こる「ある事」とは?
公開日:
行動探求・メンタルモデル, 成長・発達
もう3年になりますが、スタッフさんと毎月1回、行動探求(Action Inquiry)に取り組んでいます
行動探求(アクション・インクワイアリー)とは?
今、そして、起こっていることに意識を向け、いま、感じていること、思っていることが自分のどういう枠組みから解釈しているのか?自分の中のどこを起点として意識を向けているのか?に気付き、瞬間瞬間で出現しようとしているものを取り出せる行動をしてくことが可能になるものだと、現在の私は、行動探求(アクション・インクワイアリー)を理解しています
また、行動探求(アクション・インクワイアリー)のトレーニングを続けることで、自分の枠組み(意識・無意識の前提/メンタルモデル)に気づくようになったり、2次ループ学習、3次ループ学習が可能なる様にもなるでしょうし、視野が広がる、発達段階が上がることにもつながっていきます
くわしいことは、行動探求(ビル・トルバート著)を読まれるか、この本の翻訳者である小田理一郎さんのチェンジ・エージェント社のサイトに詳しいのでこちらをご覧下さい
→ チェンジ・エージェント社の行動探求のページ
2月も行動探求やってます
ホールのパートスタッフさん、正社員さんを対象にしているので、毎月、20人以上のスタッフさんと行動探求セッションを行うことになります
2月も、スタッフさんの見え方、捉え方が広がり変化するために行っています
この行動探求をやっていると、自分の枠組み、前提に気づきます
そして、それが、無意識(あることを知らない)で、深い枠組みや前提のばあい、ちょくちょく、あることが起きます
行動探求で起こる「ある事」
分店の山台さんと、彼にとって、ある不都合な出来事を取り扱っていました
まぁ、その出来事自体は、よくあるような日常のことです
それを「会話のふりかえりシート」と「難しい会話のマトリックスシート」をつかって紐解いていきます
そして、彼の中のある枠組み、前提が、目の前に現れました
その枠組み、前提は、今回の出来事だけでなく、彼の人生の行動様式を規定していたものだったのです
そのとき、山台さん、笑い出しました!
そう、自分の深い枠組みや前提に気づくと、多くの人は、静かに沈黙するか、突然、笑い出します
今回の山台さんは後者で、喫茶店で、笑い出しました
まぁ、幸い、お客さんは、遠くに1組だったので、さほど、注目されることはなかったのでよかった、、、
枠組み・前提がわかっても直るわけではない
ところで、この深い枠組み、前提に気づいたからと言って、それが「直る」わけでも「なくなる」わけでもありません
ただ、また、同じような行動を繰り返したとき、「あぁ、あれ(あの枠組み・前提)が働いてるんだ!」と気づけるようになります
それだけでも、緩みます
癇癪を起こしたり嘆いていたことが「緩む」のです
そして、最初のころは、また、やってから、ふと、「あぁ、、、あの枠組みが、、、」とふりかえります
そのうち、だんだん、気づくのが早くなります
そして、起こっているその瞬間に、同時に、気づけるようになります
そうすると、勝手に、行動が変わっていきます
まぁ、内面が変容するので、それが行動に現われるわけですから、、、
こんなことを目指して、行動探求に取り組んでいます
時間はかかりますけどね!
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