*

武井塾「ティール型組織運営:実践編」第2講へ行ってきました!

不動産テック企業にダイアモンドメディア社があります
この会社、かわってます
社長を投票で決めるとか、給与は全員に公開で決めるとか、、、それで、メディアにもたびたび取り上げられますし、2017年の「第3回 ホワイト企業大賞」も受賞されています

ダイアモンドメディア代表取締役社長 武井浩三さんと記念撮影

ダイアモンドメディア代表取締役社長 武井浩三さんと記念撮影

そこの代表をやっているのが、この人、武井浩三さんです

武井塾「ティール型組織運営:実践編」に通ってます

この武井浩三さんの 武井塾「ティール型組織運営:実践編」というのが、7月、8月、9月と3回の連続講座であって、この前、第2講に行ってきました

昨日のブログ「ティール組織を地で行く ダイアモンドメディア 武井浩三さんの講座に通ってます」に書いていますが、予習のつもりで、武井浩三さんが書かれた著書2冊を読んでいきました

「会社からルールをなくして社長も投票で決める会社をやってみた。」「管理なしで組織を育てる」武井浩三 著

「会社からルールをなくして社長も投票で決める会社をやってみた。」「管理なしで組織を育てる」武井浩三 著

この本に書かれていることも、講座の中で事例として出てきますし、本には書かれていないよりディープな話もでてきます

変わった経営でティール組織を地で行く企業にダイアモンドメディア社があります

このダイアモンドメディア社の代表取締役である武井浩三さんの3回連続講座が7月からあって、この前、その2回目の講座に行ってきました

武井塾「ティール型組織運営:実践編」第2講

武井塾「ティール型組織運営:実践編」第2講

私も、ダイアモンドメディア社のことは、社長を投票で決める!とか、給与は公開で社員が決める!などの刺激的な見出しのメディア記事で知っていました
著書の中にも、それらのことは書かれています

「ティール組織」は目指すものではない

実際に武井浩三さんの話を聞いていくと、社長を投票で決めるとか、給与は公開で社員が決めるというのをやれば、ダイアモンドメディアのようないわゆるティール組織になるのではなく、ダイアモンドメディア社が自分たちの姿を探しながら進んでいったら、こんなことをやるようになって、それが、組織の発達段階という尺度で見ると「ティール組織」といわれるステージにいたというのが起きたことのようです

「ティール組織」(フレデリック・ラルー 著)

「ティール組織」(フレデリック・ラルー 著)

「ティール組織」(フレデリック・ラルー 著)という書籍がビジネス書としては異例のベストセラーとなったのが昨年のことで、それから、ブームのように「わが社をティール組織にしなくては!」「ティール組織をめざす!」という声があちこちから聞こえてきました

なんかその声に違和感を覚え「ティール組織って目指すもんなんかいな?」って思っていたものの、具体的にじゃあどうなの?といわれると困るような状態でした

それが、今回、武井浩三さんのお話を聞く中で、どの発達段階(レッド/アンバー/オレンジ/グリーン/ティール)であったとしても、その会社、組織にとってしっくりきていて、そこのメンバーが幸せだったらいいんじゃないか?ということがひとつ

今ひとつは、ティール組織はめざすものではなく、自分たちが本当にめざすものに向かう中で、ひょっとしたら、その組織の段階がティール段階に達しているということが起こるということ
自分たちの組織が目指す姿になったとき、それがオレンジ段階であれば、それはそれでOKなんだと思います

目指す組織への進化するために「構造」を調える

第1講、第2講と武井浩三さんの話をきいていて、社長を投票で決めるとか、給与は社員が決めるとか言うのは、「構造」を調えるためにやっているということがわかってきました

例えば「情報の透明性」ということを大事にされています
その構造を調えるひとつが、給与を公開することだったようです
そして給与を公開すると、紆余曲折はあったようですが、お互いが納得できる給与の決め方に最終的にはおちつきます
その給与は、仕事の負荷だけでなく、立場や状況など、いろいろなことが加味されていきます
それらを一緒に給与を決める社員さんが考えることになるのです
一般の会社だったら、経営者しか考えないようなことをどの社員さんもが考えることになります
これが、ティール組織の3つの特徴(要件?)のひとつである「自主経営」にあたるのだろうと思います

武井塾「ティール型組織運営:実践編」第2講のメモ

武井塾「ティール型組織運営:実践編」第2講のメモ

私が、なるほど!と思ったのは、目指す組織(の状態)へ進化するために「構造」を調えると、そこの人たち(社員さんやメンバー)は、目指す状態に向かうために自律的に考え自律的に行動をとるようになるのだということです

武井浩三さんは、ティール組織への進化のためには
・透明性
・流動性
・開放性
が重要と言われています

これを鑑みながら、自社に必要な「構造」を調えていけばいいのではないだろうか?と思うのです

さて、課題はここから!
たこ梅の場合、どういう「構造」が必要なのか?ということ

これについて、まず、次回、9月下旬の第3講までに考えて行こうと思っています

関連記事

7月のワクワク勉強会

7月のワクワク勉強会~勉強と実践がつながる~

毎月、定例会議の前に2時間、ワクワク勉強会というのをやっています 小阪裕司先生が提唱されるワクワク

記事を読む

生きる勇気(パウル・ティリッヒ 著)

「生きる勇気」(パウル・ティリッヒ 著)をちょっとずつ読んでいます

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 「はじめてのスピノザ 自由

記事を読む

お金のいらない国(長島龍人 著)

お金のいらない国(長島龍人 著)という本を買いました

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 共感資本社会の実現を

記事を読む

自分を感じて、初めて他者と本当にパートナーになれる!?「センサリーアウェアネス」を体験しました

先日のマインドフルネス瞑想を初めから学ぼうと2日間の「SIYコアプログラム」に参加してきました そ

記事を読む

行動探求セッション(Action Inquiry)

2021年も「行動探求」セッションを始めます

行動探求(Action Inquiry)とは 日本一古いおでん屋「たこ梅」では、お店として、201

記事を読む

松本さんがワクワク勉強会でリレー・プレゼン中

1月も現場会議前にワクワク勉強会やってます!

昨年の5月から、会議の前に2時間、ワクワク勉強会をやっています 小阪裕司先生の提唱されるワクワク系

記事を読む

たこ梅文庫に「お客さまを呼ぶ!スゴい仕掛け(佐藤元相 著)」が並びました!

「お客さまを呼ぶ!スゴい仕掛け」(佐藤元相 著)が、たこ梅文庫の書架に追加されました!!

2012年から、毎年、2~4人の社員さんが、半年ほど通う研修にいっていて、もう、10人以上になります

記事を読む

「情報があり過ぎる時代に、選んでもらうためのエクスマ・SNS活用セミナー」に行って来ました!

モノを売るな!体験を売れ! 昨日は、「モノを売るな!体験を売れ!」というエクスペリエンスマーケティ

記事を読む

建物の防水・塗装の株式会社マツミ 宮脇専務が来社されました

業績急上昇!建物の防水・塗装の専門会社マツミ 宮脇専務が、学習する組織のことでおいで下さいました!

建物の防水・塗装工事を専門とされ、業績が近年急上昇!うなぎ登りに絶好調の株式会社マツミの宮脇専務が、

記事を読む

9月の行動探求(アクション・インクワイアリー)

行動探求(アクション・インクワイアリー)とNVCが融合しつつあります

もう、2年半続けているスタッフさんとの行動探求(アクション・インクワイアリー)セッション また

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

23人の購読者に加わりましょう
follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑