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また、店主の知らない関東煮・おでん!獅子唐がダメなら「パプリカ」だ!!

世の中には、知らない世界、、、があるといいます、、、
でも、たこ梅には、五代目店主(てっちゃん)の知らない関東煮(かんとだき/おでん)が存在する、、、らしいです
いや、本当に、存在するんです、、、

店主の知らない関東煮・おでん

たこ梅には、さえずり®、ころ、大根、玉子、蒟蒻などの定番の関東煮(かんとだき/おでん)もあれば、季節季節の旬の食材を使った関東煮(かんとだき/おでん)もあります
たとえば、今だったら、蕗(ふき)や竹の子がそうです
ですから、年間にすると50種類以上にもなります

ただ、市場にいくと、その時みかけた食材で「これ関東煮にしたらええやん!」「これ(の関東煮・おでん)、あのお客さんに食べさせたりたいなぁ~!」っていうのに出会います
店長さんは、その時、「よし!これ、今日、関東煮(かんとだき/おでん)で出そう!」とその場で決めちゃいます
期間限定、、、というほどもなく、その日限り!(長くて)数日!の「店長の気まぐれ関東煮(かんとだき/おでん)」が、誕生するのです!!

ですから、わたし(五代目店主)も、そんな関東煮があることを知りません ^^;;;
どうやって知るか、、、
それは、店にいったとき、「あれ?こんな関東煮あったっけ???」と思ったり、お店のFBページやブログでやってるのを見て、初めて、「あーーー、こんな関東煮、やってるんや!」って知るんです

あきらめない!獅子唐がダメなら、、、

先日、お店のフェイスブックを見てると焼いた獅子唐(シシトウ)が串にささってお皿にのっている
「あーーー、店長の気まぐれ関東煮(かんとだき/おでん)で、シシトウやってるんだ!」
って思いました

獅子唐(シシトウ)です

獅子唐(シシトウ)です

そのあと、お店に行ったときスタッフさんに聞いたら、
「いや、あの獅子唐(シシトウ)は、まかないです
鍋に入れるとシシトウの辛みや臭いが降りすぎて(テスト時点で)断念しました、、、」
とのこと

そうなんです!

関東煮(かんとだき/おでん)って、たいがい、どんなものでも入れられる!んですが、絶対に入れてはいけないものが3つあります

【関東煮鍋にいれてはいけない食材】
・強い味が出て本来の関東煮(かんとだき/おでん)の味をじゃまする食材
・臭いがダシに移る食材
・色が降りる食材

あと、関東煮(かんとだき/おでん)にしても、ほかの具材やダシのじゃまにならないけど、美味しくない食材も、あたりまえですが、「いれてはいけない!」というより「いれてもムダ!」なのでいれません(笑)

もちろん、ニラやニンニクを関東煮(かんとだき/おでん)にいれても美味しいのですが、これらは、強い臭いがダシにうつるので「お店」ではいれてはいけませんが、例えば、ご家庭やダシを別の小鍋にいれて、そこでたく分にはOKです

さて、話を戻しますが、獅子唐(シシトウ)は強い独特の辛みと臭いがダシにうつるので、テスト段階で中止したそうです
それで、買って来たシシトウは、スタッフさんのまかないに、、、ってわけです

まぁ、それで、「獅子唐をお店で出すのはむりやったか、、、」と思ってたら、、、
なんと、、、

獅子唐がダメなら、パプリカがあるじゃないか!

お店のフェイスブックに、こんな写真が!!!

パプリカの関東煮(かんとだき/おでん)が鍋でグツグツたかれてます

パプリカの関東煮(かんとだき/おでん)が鍋でグツグツたかれてます

「え、まさか?パプリカ???」
って思ったら、まさに、パプリカでした

赤と黄色のパプリカ

赤と黄色のパプリカ

獅子唐(ししとう)がダメでも、甘みあって肉厚のパプリカがあるじゃないか!とばかり、パプリカでテストして「これは、いける!」って思ったらしく、店長のきまぐれ関東煮(かんとだき/おでん)にパプリカが登場です

パプリカの関東煮(かんとだき/おでん)

パプリカの関東煮(かんとだき/おでん)

パプリカを串にさすと赤と黄色があざやかでキレイですよね!
それに、これを関東煮鍋でたくと、より甘みが引き出されておいしくなる、、、

いやーーー、この「あきらめない!」根性、うちの店長さん、スタッフさん、ええわぁ~!!

 

とはいうものの、今日、この店長の気まぐれ関東煮(かんとだき/おでん)「パプリカ」がお店にあるのかないのか、、、
店主には、わかりません、、、
なんたって、「店長の気まぐれ」関東煮(かんとだき/おでん)ですから、、、^^;;;

今日、お店に行ってなかったら、「パプリカの関東煮たべたかっのにぃ~!!」って、スタッフさんに言っといていて下さい
口は悪いけど、気の優しい和本店長のことです、、、きっと、そんなお客さまのためなら、また、仕入れてきますよ!(^o^)

店長の気まぐれ関東煮(かんとだき/おでん)は、いつやってるのか?

ところで、お客さまから、「それ、いつやってるか、どうやってわかるの?」って声が聞こえてきそうですが、、、
「てっちゃん(五代目店主)には、わかりません!!」(これもキッパリ!!)

きっと、FBとかお店のブログでお知らせしてくれると思います
あとは、お店に、こういう「店長の気まぐれ関東煮(かんとだき/おでん)」をやるときは、必ず、お知らせの書き物が貼ってあるか、ぶら下がってます
ちなみに、たこ梅 北店と分店のFBページとブログをお知らせしておきますね!

たこ梅 北店のフェイスブックページ
たこ梅 北店の公式ブログ

たこ梅 分店のフェイスブックページ
たこ梅 分店の公式ブログ

店主も知らない関東煮(かんとだき/おでん)の世界!
ぜひ、楽しんで下さいね!!

あ、それから、店主の知らない関東煮(かんとだき/おでん)を見つけたら、ぜひ、メールやメッセージ、コメントで教えて下さぁ~~~い!(^o^)v

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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