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ハラボーよ、永遠なれ!!新梅田食道街 たこ梅 分店の葛原さんが卒業!自分の店を持ちます!

公開日: スタッフさん, たこ梅 分店

昨日、10月31日、新梅田食道街 たこ梅 分店のハラボーこと葛原さんにとっての、たこ梅での最後の日でした

葛原さん、10月31日にたこ梅を卒業!!

葛原さん、10月31日にたこ梅を卒業!!

開業までの時間の過ごし方についての面談

ハラボー(葛原さん)は、12月に自分の店を開業することを目指して、11月1日より、その準備に入ります

自分の店をもつ!ということで、
・たこ梅で学んだランチェスター戦略をもとにした佐藤元相先生のNo.1戦略
・この5年間、毎年研修をやっていただいている松野先生のコトマーケティング
・人にフォーカスする視点でお客さまにかかわる小阪裕司先生のワクワク系マーケティング
など、たこ梅で学び実践してきたことがちゃんといかされているか、開業までに、何をやるかについて、1時間あまり面談の時間を持ちました

開業までに考えてやるべき基本的なこと

で、私が、初めに尋ねたのは
・どんな店をするのか?
・客層は?商圏は?商品カテゴリーは?
・開業までに、お客を創る仕組みと取り組みは?
・開業後に、顧客リストをあつめる仕組みは?
・開業後に、お客さまを集客し、進化(見込み客→新規客→リピーター→ファン→サポーター)してもらう仕組みは?
などのごく基本的なことです

葛原さんは、たこ梅でのラストデイである10月31日まで、ずっと店に出続けてくれました
そのせいもあって、上記の私の問いには、まだ、キチンと答えられない状態、、、

ただ、美味しい物、喜ばれる接客などで、顧客満足を高めることは大事だし必須ですが、それだけでは、飲食店は生き残りません
実際、開業から2年で50%の飲食店が廃業、、、
3年以内となると70%で、10年後に生き残っているのは10%以下いうのが現状です

美味しいとか、きちんとした接客は必須ですがそれ以上に、お客さまに、喜ばれ、選ばれ、思い出してもらう仕組み作りとその実践、さらに、それらがブラッシュアップされていく仕組みすら埋め込んでおくことが重要であると私は考えています

いい方を変えると、10年以内に廃業する90%お店は、お客さまに美味しいものを食べて喜んでもらおう!ときっと取り組まれていると思いますが、「お客さまに、喜ばれ、選ばれ、思い出してもらう仕組み作り」という視点が欠けているのではないかと思うのです
考え方を変えれば、美味しいものを出して、満足いただける接客をして、そして、喜ばれ、選ばれ、思い出してもらうことに取り組んで行けば、10年後も存続している10%に入れるのではないでしょうか?

それで、その当たりのことも含めて、葛原さんに自身のやりたいお店のことを聞きながら、私で及ぶ限りのことをお話しさせて頂きました

開業してからも必ず必要なことはお店の休みをつくる

開業してからのことを聞くと、しばらくは、休みなく働く!がんばる!とのことでした
ただ、私は、週1日は、お店を休む方がいいという話をしました

体を休めるのもありますが、別に、お店を休んで寝ていていい!といったわけではありません
たこ梅であれば、営業日であっても、あるスタッフさんは、仕込みをやっていて、その隣で別のスタッフさんは、お客さまイベントを考えたりPOPをかくこともできるし、別のスタッフさんは感謝ハガキなどを書いたりもできます

でも、これからは、葛原さんは、当面、ひとりで、すべてやっていくことになります
そうすると、なかなか、日々の仕込みや営業をしながらやるのは難しい
だからこそ、週に1日のお店の休み(←葛原さんの休みじゃないんです)の日に、しっかり、お客さま創りのことを考えたり行動するのです

また、何時間かは、仕事を離れて、ゆっくり散歩したりお茶飲んだり、映画をみたり、、、
営業をしてる日常を少し離れて、アタマをリフレッシュする!営業の日々と違うものと接する!ことで、創造力を刺激したり蓄えることも大切ですから

それに、当面、葛原さんはひとりでお店をやっていくので、キチンと体を休めてメンテナンスすることも大切!
病気にならないよう、なりにくいようにする為にも、週1回のお休みは必要と私は思います

お花と辞書(?)をプレゼント

その日、一日をいかにお客さまに喜んでいただくかは大切です
同時に、数ヶ月、数年をみわたして、お客さまに喜ばれ、選ばれ、リピートされつづけるためにどうするか?という視点で取り組んで行って欲しいとおもっています

ラストデー!に葛原さんと記念撮影

ラストデー!に葛原さんと記念撮影

そして、花束と共に、そんなこと、そんなときに役立つであろう辞書ともなる書籍を数冊プレゼントしました

たこ梅には、何人か、お店を卒業したけど、舞い戻って来た人もいらっしゃいます
ですから、葛原さんが、また、戻ってきてくれたら正直嬉しい、、、
でも、私としては、葛原さんが、たこ梅で学んだことを最大限活用して、必ずや、自分の店を繁盛店にして成功して欲しいと思います

ずっと、応援してるから、おもいっきりがんばってね!!
お客さまに喜んでもらって、選ばれて、リピートされて、お店が繁盛して、成功している姿を見られる日を楽しみにしています!!(^o^)v

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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