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ロバート・キーガン教授来日セミナー「VUCA時代に変化を恐れない組織のあり方とは」に行ってきました!

8月に、ロバート・キーガン、リサラスコウ・レイヒーの共著「なぜ弱さを見せあえる組織は強いのか」が日本で出版されました

「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー 著)

「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー 著)

この本の中で、DDO(発達指向型組織)という考え方が提唱されています

この本を読んだ時、たこ梅の組織構築において、このDDO(発達指向型組織)という考え方が非常に参考になり、実際、今、取り組んでいること、これから取り組もうとしていることが明確になりました
その当たりのことは、先日、超長いブログに書いたので、よかったら見てね!
「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー 著)から気づいたことと決めたこと

ロバート・キーガン教授来日セミナー「VUCA時代に変化を恐れない組織のあり方とは」

先日、著者のひとりで、発達理論の大家であるハーバード大学教育学大学院のロバート・キーガン教授の来日公演「VUCA時代に変化を恐れない組織のあり方とは」があったので行ってきました!

ロバート・キーガン教授来日セミナー「VUCA時代に変化を恐れない組織のあり方とは」

ロバート・キーガン教授来日セミナー「VUCA時代に変化を恐れない組織のあり方とは」

今回の講演は、この「なぜ弱さを見せあえる組織は強いのか」の出版記念講演でもあり、前半は、キーガン教授の講演、後半は、こういった発達指向型組織に取り組む経営者、コンサルタントの方を交えたパネルディスカッションです

ロバート・キーガン教授来日セミナー「VUCA時代に変化を恐れない組織のあり方とは」に行ってきました

ロバート・キーガン教授来日セミナー「VUCA時代に変化を恐れない組織のあり方とは」に行ってきました

パネラーはキーガン教授と古河電気工業の小林敬一社長、サイボウズの青野慶久社長、エゴンゼンダーの丸山泰史パートナーで、監訳者であるオーセンティックワークスの中土井社長がファシリテーターでした

講演を聞いて気になった2つのこと

講演の前半、ロバート・キーガン教授のパートは、「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」という著書に沿った内容で、本で読んだことを思い出しながら聞いていました

後半のパネルディスカッションやその後の質疑応答なかで、キーガン教授が話された2つのことが頭から離れません

DDO(発達指向型組織)は「孤独」をなくす

そのひとつ、それは、直接、本には書かれていません
DDOについて、キーガン教授が話された中で言われたひとことです

それは、DDO(発達指向型組織)は「孤独」をなくす!ということ

組織やグループでは、たくさんの人が集まっています
そう、集まっているからこそ、組織であったり、グループであったりします

それなのに、そこに集まった人は、どうすれば自分がよくみられるか?弱い(と自分が思う)部分はどうやって隠そうか?そんなことにエネルギーを注いでいます

言い換えると、弱さを隠さなければ、隠す必要がなければ、人はもっと人と繋がりあえる
弱さを隠すためのエネルギーを能力を発揮するため、貢献するために使うことが出来る

そんな組織になっていけば行くほど、「孤独」はなくなっていく、、、

私は、そんな組織であるDDO(発達指向型組織)に近づけば近づくほど、ポジティブシンキングではない、それこそ、あるがままに弱さを隠すことなく、もてる力を発揮できる組織になっていくように思いました

正直、DDO(発達指向型組織)は、孤独をなくす!というのは私には響いたんです

たこ梅の実践の場でも、このことについて取り組むし、考えて行こうと思います

徹底的な透明性(Radical transparency )

もうひとつは、「徹底的な透明性(Radical transparency )」です

嘘はいわない!
ホントのことを言う!
情報を完全に開示する!
正直に言う!

とかってことですよね、、、

私、それこそ、正直に言うと、透明性(transparency )って怖いんです

「ホント(に思ってる)のこと言って、怒られたら、嫌な顔をされたらどうしよう、、、」
「全部、情報を開示して、つけこまれたらどうしよう、、、」

こんなことを思って、怖いんです

怖さを越えて、、、って思ったんですが、そうではなく、「徹底的な透明性(Radical transparency )」が私のもたらす恐怖は、何で、どこから来ているのか?を探求しようと思います

そうする中で、「徹底的な透明性(Radical transparency )」を実現していこうと、今は、思います

そして、それは、きっとできる!って知ってる自分もいるから、やらないわけないはいかない、、、んです(笑)

ムリせず、片意地はらず、怖いときは「怖い」とか「助けて」って言いながらがんばります(^o^)v

講演の後に、、、

4時間の講演のあと、会場の外で、、、

著書にキーガン教授のサインをいただきました!

著書にキーガン教授のサインをいただきました!

持って行っていた「なぜ弱さを見せあえる組織は強いのか」に、キーガン教授のサインをいただきましたよ

ロバート・キーガン教授来日セミナー「VUCA時代に変化を恐れない組織のあり方とは」のファシグラ

ロバート・キーガン教授来日セミナー「VUCA時代に変化を恐れない組織のあり方とは」のファシグラ

そして、講演内容はファシグラされていて、そのボードがおいてあります

しばらく、そのファシグラを眺めながら、この日の講演のふりかえり、、、

そのあとは、会場で出会った友人たちと飲みにいって、そこで、また、ともにふりかえり、、、

久しぶりに楽しい講演でした!!
この講演で発見したことをお店で生かしていきます!!(^o^)v

 

 

 

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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