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行動探求する中で、和本店長の「使命」が見えてきました!

学習する組織の構築を加速するテクノロジーのひとつに「行動探求(Action Inquiry)」があります

「行動探求(Action Inquiry)」(ビル・トルバート著)

「行動探求(Action Inquiry)」(ビル・トルバート著)

平成20年のリーマンショック後、順調だった売上、どんどん下がり始めました、、、
その時、「これまでのマーケティング理論では、通用しない世の中になったのかも!」と思い、新たな理論、考え方を探し始めたんです
その中で出会ったのが、「学習する組織」という考え方です

学習する組織を構築するのに有効な「行動探求(Action Inquiry)」

それ以来、たこ梅が100年後もあるために、学習する組織を創ろう!と決めて取り組んできました
そして、昨年、学習する組織を構築するために、非常に有効なツール、テクノロジーに発達理論、行動論理をベースとした「行動探求(Action Inquiry)」があることを知りました

「なんであんなことに、、、」となった行動を行動論理を使って自分で紐解きます

「なんであんなことに、、、」となった行動を行動論理を使って自分で紐解きます

今年の3月、まず、正社員さんを対象として、行動探求入門セミナーを開催し、受講していただきました

行動探求入門セミナーのようすはこちらのブログを見てね!
行動探求入門セミナー 前編
行動探求入門セミナー 後編

行動探求とは?

そうそう、ところで、行動探求って何?って思いますよね
ザクッというと、何か目的があったり課題にぶつかると、人は行動を起こします
その時、自分は、どんな行動をとっているのか?ということと、その行動を起こす枠組み(構造、意識・無意識の前提、メンタルモデル、意図、注意、目的など)は何か?を同時にとらえ、自らフィードバックし、新たな枠組みを構築し理想的な結果を生み出す行動を創造することだと私は理解しています

ただ、実際に、行動と探求を同時にするのは、ホントむずかしい!っていうか、ほとんどの人にとって(もちろん私にとっても)ムリ!です

「会話のふりかえりシート」と「難しい会話のマトリックス」シート

「会話のふりかえりシート」と「難しい会話のマトリックス」シート

それで、実際に起きた出来事でなされた相手との会話を「会話のふりかえりシート」に記入し、そこから、「難しい会話のマトリックスシート」を作成し、行動と探求を行っていきます

難しい会話のマトリックスと1次ループ、2次ループの学習

難しい会話のマトリックスと1次ループ、2次ループの学習

それを繰り返すことで、1次ループの学習、2次ループの学習が進みます
(3次ループの学習もありますが、なかなか、そこまで到達しませんので、ここでは割愛)

各発達段階の行動論理と特徴、分布

各発達段階の行動論理と特徴、分布
チェンジ・エージェント社さんのサイトと本の掲載データより作成

そして、各々の人が行動するときには、成人の発達段階に応じた行動論理を使用しています
行動探求を繰り返す中で、その人の発達段階も上がっていきます
その当たりの、発達段階、行動論理、1次・2次・3次ループの学習については、チェンジ・エージェント社さんのサイトにくわしいのでそちらを参照してね!
チェンジ・エージェント社さんの行動探求のサイト

月1回、必ず、行動探求することにしました!

ただ、セミナーや研修って、受けるだけでは、「うん、ええこと聞いた!」と思っても、現場で活用されなかったり、定着しないものです

たこ梅 分店の峯松さんと行動探求です(5月)

たこ梅 分店の峯松さんと行動探求です(5月)

それで、毎月、スタッフさんと私のコーチングの時間(そういう時間がもともとあったんです)を各自の事例をもってきて、一緒に行動探求することにしました
4月、5月と行動探求入門セミナー後、今月が、2回目の各スタッフさんにとっての行動探求となります

和本店長との行動探求です

そして、先日、新梅田食道街 たこ梅分店の和本店長と行動探求をやったんです
あるスタッフさんとの出来事をもってきてくれました

和本店長の会話のふりかえりシート

和本店長の会話のふりかえりシート

他の店からの依頼を受けたスタッフさんが、そのことを自分(和本店長)に伝え忘れていた、、、ときの出来事です
この「会話のふりかえりシート」をもとに、一緒に「難しい会話のマトリックスシート」をつくっていきます

和本店長の難しい会話のマトリックス

和本店長の難しい会話のマトリックス

このシートの特徴は、まず、望ましい結果(右下)を考えてから、実際の結果、実際の行動、実際の枠組みを記入していきます
そして、こんどは、望ましい(理想的な)枠組みを考え、そこからの望ましい(理想的な)行動を経て、望ましい(理想的な)結果にいたるようになっています

難しい会話のマトリックスと1次ループ、2次ループの学習

難しい会話のマトリックスと1次ループ、2次ループの学習

このとき、実際の結果→実際の行動→望ましい行動→望ましい結果 というルートで考えると、これは1次ループの学習で、いわゆる単純な改善行動と言えます
ただ、この1次ループの学習(=改善行動)も、とってもいいことです
ふだん、こんなこと考えて行動してないでしょ?
そうなんです!ひとは、圧倒的に学習せずに行動しているので、1次ループの学習を始めることがとっても大切です
それに、多くのことは、これで、とりあえず解決しますから、、、

和本店長の時も、まず、この1次ループでの解決策を考えました
そうすると、
・電話で依頼が来たら、メモを取るか、その場で伝えるように指導する
・金曜の夜は「本店から注文なかった?」と自分(和本店長)から尋ねる
という解決策が見つかりました
確かに、これで、伝え忘れはなくなると思います

では、さらに、一緒に実際にはどんな枠組みがあったのか?どんな望ましい枠組みがあり、そこからどんな行動がうまれるのか?を探求していきます

【見つかった実際の枠組み1】
・言付けを頼まれたら、必ず、メモを取るべきだ
・受けた言付けは、必ず、伝えなければならない
・ついでにできることはやってあげよう
・ついでにできることをしないのは冷たい

今回の出来事~本店からの依頼の言づてが和本店長に伝わらなかった~のバックグラウンドして、和本店長はが、通勤経路で、ちょっとした食材をついでに本店の土日のぶんも購入してあげていました
それで、金曜日の夜に、本店から、和本店長に買って来てほしいものの言づての電話がかかってきていました

そして、さらに、こんな枠組みも見つかりました

【見つかった実際の枠組み2】
・「節約」しなければならない

さて、いざ、望ましい枠組みを考えるとなると、これが、結構むずかしい

既存の枠組みをひっくりかえしたりして、「メモはとらなくても大丈夫」「ついでにできてもやらないことが成長を促す」とかいろいろ一緒に考えてました
それなりに、まぁ、ええんですけど、和本店長の表情や雰囲気を観察していると、そこそこであって、しっくり来てない

そんなとき、ふと、「節約」しなければならない!という実際(既存)の枠組みが気になりました
それで、
・「節約」の意味って?
・それは、どんな種類の「節約」なの?
と和本店長にとっての「節約」について、掘り下げていくことになったんです

和本店長は、いわゆるモノを大切にする始末をする人ですし、もったいないので、いろんなものの端っこや小さくなっても、なんらか活用するように考える人です
一緒に、それをつきつめていったら、あるところに至りました!

それは、、、

どんな節約をしてるかというと、自分(和本店長)がしてるすべての節約は、
「時間の節約」をしてるんだ!
ってことに気づいたんです

そして、出てきたのが、
「時間の節約」をできるように指導するのが自分の「使命」だ
ということでした、、、

これまで、和本店長が、若い人たち、口酸っぱくいってきたこと、自分がやってきたことが、「時間を節約」するということに集約されました

行動探求していると、何が自分を突き動かしているのか?っていうことも見つかったりするんですね
正直、この「難しい会話のマトリックスシート」でそんなことまで出てくるとは思ってなかったので、びっくりです

やっぱり、実践のなかで行動探求(Action Inquiry)を研究されてきたビル・トルバート博士が開発された「難しい会話のマトリックスシート」は半端なくスゴイ!って思った瞬間でした

これからも、スタッフさんと一緒に、行動探求やっていきます!!

※今日は、和本店長の事例を紹介していますが、事前に、和本店長の了解を得てこのブログに記載しています

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業170年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』五代目 てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、家では、ヤドカリ、カブトムシやクワガタのお世話をする「生きもの係」やってます

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?











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