ドリーム・ワークプレイス(Dream Workplace)での覚え書き~「売上」と「利益」~
いま、読んでる本があります
まだ、読んでる最中なんですが、昨日、気づいたことがあったので、ほとんど自分の覚え書きのためですが、少し、ブログに書いておくことにします
ドリーム・ワークプレイス(Dream Workplace)
読んでいるのは、
「ドリーム・ワークプレイス(ロブ・ゴーフィー ガレス・ジョーンズ 著)
~ だれもが「最高の自分」になれる組織をつくる ~
です
帯には、
「選ばれる職場づくり」こそ、最大の経営課題。
とあります
この本を読み始めたのは、今、日本、特に飲食業界は人手不足と言われます
募集してもなかなか人が集まらない、、、
実際、私もそのことは実感しています
これまでの、単に給与や時給などの待遇だけでは、人は集まらないんですね
正確にいうと、それなりに、他のお店よりいい待遇を出すと人は来るかもしれませんが、そのうち大半の方は、「お金」に惹かれた方で、お店のあり方へのコミットはほとんどありません
それが、悪いのではありませんが、うちの店では、お店の考え方や姿勢も含めて応募いただきたいし、そういう方と一緒に働きたいと思っているのです
その上で、どういう募集をするといいのかなぁ、、、と思っているときに、たこ梅文庫の書架に並んでいたこの「ドリーム・ワークプレイス(Dream Workplace)」を見て、読んでみることにしたんです
ちなみに、この本は、昨年、英治出版の編集者の方が、たこ梅の事務所においで下さったときに頂いたものなのです
それで、たこ梅文庫の書架にならんでいたというわけです
その時の様子は、こちらのブログ記事をご覧下さいね!
→ 英治出版さんが、一読者をわざわざインタビューに来てくれはりました!ビックリ、、、(*゚д゚*)
それにしても、ちゃんと私が読みたくなるような本を選んでいただいているあたり、やっぱり、編集者の方ってセンスいいんですねーーーー!って思ったりしています(^o^)
覚え書き~「売上」と「利益」~
今、ちょうど、この本の中盤を読んでいます
その171ページに、こういう記述があります
「すなわち、利益は、他のもっと意義のある目標を追求した結果の産物である(あるいは産物であるべき)ということだ。」
これを目にしたとき、これまで、「売上」ってなんだろうか?と考えてきた経緯があったものの、その中で、「利益」ってなにんだろうか?とは、さほど自分に問うたことがないことに気づきました
そこで、あらためて「利益」とは?「売上」とは?と考えていて、「こういうことでは、、、」と思った事があるので、覚え書きで書いておこうと思います
ところで、たこ梅では、社内的には「売上」とは呼ばずに「買上」といっていますが、このブログでは、一般的な「売上」という言葉を使用します(← これは、主に、このブログを読んでくれている たこ梅のスタッフさんに向けてです)
【売上とは?】
お客さまに、どれだけ「選ばれた」かの主要な指標
売上のひとつの見方として 絶対顧客数×(平均)来店頻度 ×(平均)客単価 があり、中でも、最も重要なのが、絶対顧客数(のべ来店客数ではない)で、基本は、この絶対顧客数を増やすための働きかけをお客さま(見込み客含む)に行い、その影響が届いて反応があった場合、お客さまは、意思決定をし、選択行動により、お店で飲食(購買)する
そこで、支払われたお金が売上と呼ばれる
【利益とは?】
売上が、お店や会社からみて、(お客さまという)外的にもたらされるのに対して、粗利は、内的な創造活動の原資であり、営業利益(場合によっては経常利益)は、凝縮した創造活動の結果、生み出された投資の原資となる
一方、利益は、創造活動と投資の原資という性質をもつと同時に、これが枯渇するとその店(会社)の活動は停止する
その側面から見ると、お店(会社)の存在意義の上に立って、売上の状況、創造活動の状況を一歩下がって客観的に眺めた時に、その創造活動のペースを時間軸で調整する指標となる
・・・なんてことを先の一文を読んだときに思ったわけです
忘れそうなので、ちょっと、覚え書きに書いておきます
あ、もちろん、私の書いた「売上とは?」「利益とは?」が正しいわけではありません
今、現在の私が、そういう見方があるし、私はそう思っているというだけのことです
売上、利益には、実際、もっと、いろんな意味があると思います(^o^)
最新記事 by たこ梅 五代目店主 てっちゃん (全て見る)
- 春の味わい「ふき」「竹の子」の関東煮(おでん)始まりました - 2024年4月10日
- 奄美大島で一番小さな黒糖焼酎蔵「富田酒造場」さんに行ってきました - 2024年4月4日
- 酒蔵見学2024、FUN倶楽部員さんと楽しく開催できました!! - 2024年3月14日
関連記事
-
裏庭に鶏さんの小屋をつくります!
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 昨日は、私はお休みでし
-
「教えないから人が育つ」横田英毅のリーダー学(天外伺朗 著)を読みましたが、、、参りました!こんな人、いるんや、、、
先日、読み始めた「教えないから人が育つ」横田英毅のリーダー学(天外伺朗 著)を読み終えました この
-
GoToイート待ちで、GoToトラベル地域共通クーポン券も、まだ、つかえません、、、ごめんね、、、
先日、GoToイートとGoToトラベル『地域共通クーポン券』の申し込みをしました GoToト
-
サピエンス全史 上巻を読んで~慣れ親しんだ視点と異なる視点からの展開~
1年半ほど「積ん読」になっていた「サピエンス全史 上巻・下巻」(ユヴァル・ノア・ハラリ著)を昨年末か
-
春、うちのイモリちゃんも産卵の季節到来です
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです うちの家には、いろんな
-
夜の昆虫採集、、、に同行です
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 夜の昆虫採集 うちの桃侍
-
桃侍くんの池、水をすべてかい出しました!
昨年の12月に、桃侍くん(ももじ/中学1年生/暫定六代目)が、家の庭に粘土をはって池をつくりました
-
「実務でつかむ!ティール組織」を読んで気づいたこと、そして、問い
一昨日のブログで「ディヤン・スートラ 瞑想の道」と並行して「読み始めました!」と言っていた「実務でつ
-
雑用係の初仕事は清荒神さんへのお参りです
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです たこ梅の仕事始めは、北
-
「組織文化とリーダーシップ」エドガー・シャイン著を読んで気づいたこと!
いくらお店のひとががんばっても、私が努力しても、自分たちの力ではなんともできないことがおこります